Steam特価情報

「DOOM」や戦略シミュレーションが40~66%OFF!複数タイトルが大特価!【今週のSteam特価情報】

Steamの特価ゲームをガンガン買い隊【第11回】 text by 佐藤 カフジ

Steam Weekend Deal: 今週の大特価ゲーム!

 Steamの特価ゲームを毎週購入、コストパフォーマンス極振りのオトクなゲームライフを紹介していく「Steamの特価ゲームをガンガン買い隊」。今回はスチーマーなら基本の週末セールに再び注目してオススメのラインナップをご紹介しよう。

 今週は「DOOM」(2016年版)が半額&ウィークエンド無料プレイとなっているほか、ニューラルネットワーク型AI搭載が話題のオンラインRTS「Blitzkrieg 3」も大幅値引き&ウィークエンド無料プレイを展開。また、日本では馴染みが薄いがアメリカでは大人気のウォーゲームフランチャイズ「WARHAMMER 40,000」関連作品が一挙に特価品にラインナップされている。その中から特に日本のゲーマーにも親しみやすい作品をよりすぐってみたい。

 というわけで今回は、アクションとストラテジーの2ジャンルで気になるゲームをいくつも見つけることができた次第だ。

50%OFFの1,650円「DOOM」

 たびたびの特価販売でテコ入れ中の「DOOM」(2016年版)が、今度は半額セール&ウィークエンド無料プレイの大盤振る舞いだ。

 オリジナル「DOOM」のスピードとバイオレンス感を最先端のグラフィックスとインタラクションで再現したシングルプレイキャンペーンのゲーム性は、往年のFPSファンも満足の出来栄え。マルチプレイモードは“なんか違くね?”という面もあって完璧な作品とは言えないのも事実だが、現代に蘇ったサイバーデーモンをはじめ、「DOOM」ワールドならではの地獄の住人たちとの死闘激闘はぜひ一度体験しておくべし。

推奨環境
プロセッサー: Intel Core i7-3770/AMD FX-8350 or better
メモリー: 8GB RAM
グラフィック: NVIDIA GTX 970 4GB/AMD Radeon R9 290 4GB or better
ストレージ: 55GB

40%OFFの1,980円「Blitzkrieg 3 Standard Edition」

Blitzkrieg 3 Standard Edition(Steamへのリンク)

 本作は表題の通り、第2次世界大戦の欧州戦線をテーマとしたオンラインRTSだ。6月2日に発売されたばかりの新作だが、どうもローンチが想定通りではなかったのか、早くもウィークエンド無料プレイと-40%の特価販売を実施している。

 ゲームの方は大胆なアップデートで内容も大幅に改善されてきているようで、ユーザーの評価も高まりつつあるようだ。RTSとして最大の注目点は、ニューラルネットワークベースのAI「BORIS」を搭載していること。AIがプレーヤーの戦略を学び、成長し、予想のつかない手筋で戦いを展開する。このコンセプトが完璧に機能すればゲーム界の革命だが、果たして!?

推奨環境
プロセッサー: Intel Core i7
メモリー: 8GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 780
ストレージ: 10GB

66%OFFの2,237円「Total War: WARHAMMER」

Total War: WARHAMMER(Steamへのリンク)

  今週末はWARHAMMER 40,000フランチャイズ作品群がジャンルを問わず特価となっているが、なかでもおすすめしやすいのが本作。安心と実績の合戦RTS「Total War」シリーズのシステムにWARHAMMERワールドを載せたらこうなりました、という、ゴチャキャラ&血みどろの合戦ゲームだ。

 「ROME」、「Empire」、「SHOGUN」といった史実ベースの「Total War」作品との最大の違いは、やはり各陣営の戦略兵器となる巨大クリーチャーやヒーローユニットの存在だろう。一味違う「Total War」をお試しあれ。

推奨環境
プロセッサー: Intel Core i5-4570 3.20GHz
メモリー: 8GB RAM

グラフィック: (DirectX 11) AMD Radeon R9 270X 2048MB

ストレージ: 35GB

50%OFFの1,340円「Blood Bowl 2」

Blood Bowl 2(Steamへのリンク)

 コチラもWARHAMMER 40,000フランチャイズ作品だが、アメフト&ターンベースストラテジー&エクストリームバイオレンスという他にない組み合わせのゲームだ。

 アメフトは戦略性の高いスポーツで、ターンベースで遊ぶという発想は昔からあったが、そこにWARHAMMERワールドを融合させることで多彩な好戦的種族がその真価を発揮。敵のパスやランやタッチダウンは殺してでも止めろ!

推奨環境
プロセッサー: AMD/INTEL DUAL-CORE 2.5 GHZ
メモリー: 3,072MB RAM
グラフィック: 768 MB 100% DIRECTX 10 AND SHADERS 4.0 COMPATIBLE ATI RADEON HD 5670/NVIDIA GEFORCE GTX 260 OR HIGHER
ストレージ: 8GB

15%OFFの1,003円「Strike Vector EX」

Strike Vector EX(Steamへのリンク)

 スピード感と爽快感と格好良さに全振りしたアーケードシューター。上下左右前後自由に飛び回れるベクタースラスト型戦闘マシーンで、テクニカルなドッグファイトを無心に楽しめ、最近のゲーム界に明らかに不足している愉快痛快成分をたっぷり補給できる1本だ。

 7月19日に発売されたばかりの新作だが、2014年に発売されたオリジナル作の大幅強化版という側面も。充実のシングルプレイキャンペーンを味わったら対BOT戦でテク磨き。腕試しをしたくなったらオンライン対戦に挑戦しよう!

推奨環境
プロセッサー: X64 Quad Core CPU, 3+ GHz
メモリー: 8GB RAM
グラフィック: Discrete Non Mobile GPU with 2 GB RAM
ストレージ: 7GB

40%OFFの3,588円「MAGIX Audio Cleaning Lab 2017 Steam Edition」

MAGIX Audio Cleaning Lab 2017 Steam Edition(Steamへのリンク)

 今回、ノンゲーム枠として気になったのがこのアプリケーション。ビデオや音声の編集ツールを多数Steamで展開しているMAGIXによる、オーディオクリーニングユーティリティだ。

 通常のオーディオ編集ソフトの機能一式に加えて、データの最適化とノイズリダクション機能を豊富に搭載。特にノイズリダクション機能は290種類以上のプリセットが用意されているというから、様々なタイプのオーディオデータのブラッシュアップに使えそうである。活用範囲は古い録音データやノイジーなソース(音声記録等)のクリーンナップ、各種のレガシーメディアのデジタイズ、様々な音源の素材化などなど、多岐にわたる。

推奨環境
プロセッサー: 1GHz
メモリー: 2GB RAM
グラフィック: Onboard, min. resolution 1024 x 768
ストレージ: 1GB

●Steamの特価情報一覧
http://store.steampowered.com/search/?specials=1

今週は5タイトル、約54GBをインストール、ゲームの総容量は約1.13TB

 以上、6本のゲーム&アプリをご紹介したうち、すでに本連載で購入済みの「DOOM」を除く全タイトルを検証用HDDにインストールした。

 総インストールサイズは54GB、そのうち大半を「Total War: WARHAMMER」占めた感じである。たまにこういう巨大サイズのゲームが大幅値引きになるとストレージ容量が気になることもあると思うが、当方、4TBの高速HDDを使用しているおかげで完全に感覚が麻痺している。100GB以下は誤差だ。

Blitzkrieg 3 Standard Edition(容量約10,252MB)
Total War: WARHAMMER(容量約33,687MB)
Blood Bowl 2(容量約4,553MB)
Strike Vector EX(容量約4,896MB)
MAGIX Audio Cleaning Lab 2017 Steam Edition(容量約597MB)

 というわけで検証用HDDの使用容量は1.13TBとなった次第だが、空き領域はまだ2.49TBもあって、これを全部ゲームで埋めるにはどれだけかかるのだと気が遠くなってきたレベルである。現時点でこのHDDには71本のゲームとアプリがインストールされているので、1本あたりの平均容量は16.5GB程度という計算。実効容量3.63TB(4,000,650,883,072バイト)を使い切るまでにおよそ225本のゲームとアプリが入る計算だ。

 ということは、さらに150本ほどゲーム&アプリを入れればようやく人並みに“ストレージの残容量が気になる”状況になるという感じである。もはや実用上、ゲームライブラリ用としては無限の容量があると言っても過言ではないのではないだろうか。このHDDが満タンになったとき、入っているゲームを一生かけても遊びきれない自信がある。

現在のHDD使用量は約1.13TB
前回までの容量
使用しているHDDはSeagate BarraCudaの4TBモデル「ST4000DM005」

 なお、ゲームのインストールに使用しているストレージには、同容量帯で現在最高クラスのコストパフォーマンスとなるSeagateBarraCudaの4TBモデル(ST4000DM005)。同モデルがゲーム向けストレージとしてどれだけ適しているかについてはレビューでお届けしているので、そちらもぜひ参照して頂きたい。

 また、10TB HDDをPCゲームに使用するとどれくらい快適なのかもレビューを行っているので、そちらも合わせて確認してもらえれば幸いだ。

・PCゲームは意外とHDDでも速かった?「ゲームとHDD」最新事情をまとめてみた
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1050266.html
・はまればSSD並?10TB HDDをPCゲームで使うと思いのほか快適だった、大作ゲームでHDD vs SSD
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1068067.html