パワレポ連動企画

2022年型スタンダードPCを作ってみよう! ~ CPUとメモリを取り付ける ~ STEP 1【1/9】

DOS/V POWER REPORT 2022年春号の記事を丸ごと掲載!

 検証してきたスタンダードPCを実際に組み立てる手順を紹介しよう。簡易水冷型CPUクーラーを取り上げていることもあり、組み立てが難しいのではないかと予想している人もいるかもしれない。しかしマニュアルやこの手順をよく読めば、作業は問題なく進められるはずだ。

PCの組み立てでは、刃先の規格が「+2」か「No.2」と呼ばれているドライバーを利用する。ただしM.2対応SSDの組み込みでは、刃先が「+1」や「No.1」のドライバーか、細身の精密ドライバーを使う

STEP 1マザーボードにCPUとメモリを取り付ける

1.固定用のピンを横にずらす
CPUソケットの金属カバーを固定している、固定用のピンを少し押して横にずらす
2.固定用のピンを引き上げる
そのまま固定用のピンを引き上げると、金属カバーの固定が解除される
3.金属カバーを開く
金属カバーを下に向けて大きく開くと、CPUソケットにアクセスできる
4.CPUソケットを確認
これがCPUを組み込むCPUソケットだ。内部の細いピンを曲げたり折ったりしないよう、ここからの作業は慎重に行なう
Caution!
正しい向きにセットする目印になる、CPUや金属カバーの左下、そして黒いプラスチックのカバーの左下に三角形のマークがあることを確認しよう
5.マークの位置を合わせてCPUを置く
CPUの左下にあるマークと、金属カバーや黒いカバーの左下にあるマークの位置を合わせ、CPUをゆっくりと乗せてからカバーをおろす
6.金属カバーを倒してもとに戻す
この状態で金属カバーをもとに戻すと、プラスチックのカバーも一緒に外れる
7.金属カバーを固定する
最後に固定用のレバーをもとの場所に戻すと、金属カバーでしっかりとCPUが固定される。これでCPUの取り付け作業は終了
8.メモリを挿す場所を確認
マニュアルを見て、使うメモリスロットを確認する。今回は2枚なので、内側から数えて2番目と4番目のスロットを使う
9.メモリスロットのロックを解除する
メモリスロットの両側にあるメモリスロットのロックを外側に開き、メモリを挿せる状態にする
10.切り欠き部分を合わせて挿す
メモリスロットやメモリの切り欠き部分を合わせ、メモリスロットにメモリを挿す
11.親指でギュッと押し込む
メモリの両端に親指を当てて、ギュッと押し込むようにしてメモリをメモリスロットに固定しよう
12.2枚目のメモリも同じように挿す
もう1枚のメモリも、同じようにしてメモリスロットに挿して固定する

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 今回は、DOS/V POWER REPORT「2022年春号」の記事をまるごと掲載しています。

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