COMPUTEX AKIBA出張所

Shuttleの小型PCは「自販機の中」や「プリント端末」にも進出中、小型モデルでも9画面!

ゲーミングキューブも展示アリ (COMPUTEX AKIBA出張所 / Shuttle編)

 毎年恒例のCOMPUTEX TAIPEIが3日(土)まで開催中だ。

 様々なメーカーが出展する同イベント、詳細な取材記事は僚誌PC Watchが報じているが、「実際の展示を見て、メーカーに伝える」というのはなかなか難しい。そこで、例年同様、メーカー協力による意見箱付きのレポートをお届けする。

 項目ごとに、あなたの「欲しさ加減」や意見を入力できる入力欄を用意したので、好きな項目に入力し、最下段の「送信」のボタンを押して送信してほしい。

 いただいた意見はそれぞれのメーカーや国内代理店に送付、製品開発などの参考として活用していただく予定だ。

サイネージや自動販売機などShuttleが入ったデバイスが集合新型のゲーミングモデルも

 我々自作ユーザーには「小型PC」のブランドとして浸透しているShuttleだが、数年ほど前から主力は法人向け事業に軸を移しつつある。

 展示ブースも同様で、長らく同社が手がけきたマルチディスプレイ、サイネージ用途はもちろん、「こんな機器の中にShuttleが入っています」という採用例をデモンストレーションする内容が多い。実際、Shuttleの製品は日本国内でも製造業の現場において導入例が増加しているという。

 そうした中だが、個人向けの新商品ももちろんあり、ゲーム向けの新製品が展示されている。一方、業務用モデルもそのニッチな仕様がマニアックな用途を実現してくれたりもするので見逃せない。

 では、さっそく展示内容を紹介していこう。



3Lサイズの小型PC、でもビデオカードを搭載可能……そして9画面出力をデモ!

小型筐体にPCI Express x16カードが搭載できる「XH110G」

 「XH110G」は、3Lサイズの小型PCながらPCI Express x16カードを搭載できる製品だ。

 デモではVisionTekのRadeon搭載ビデオカードを使い、9画面マルチディスプレイ出力を行っていた。もちろんビデオカードに限らずストレージやキャプチャなどの拡張カードを用いることもできる。搭載できるカードについては厚みが1スロットであることや、カードの消費電力が最大75Wまでといった制限があるが、オフィスの事務用から製作・製造現場など、用途の幅が広がる製品だ。チップセットはIntel H110で、CPUはKaby LakeとSkylakeがサポートされている。

 こうした小型PC運用する際に、排熱処理がネックになる場合があるが、そこにShuttleが小型PC専門として長年培ってきた冷却設計のノウハウが活かされている。その一例として、XH110Gでは2.5インチSerial ATAストレージを発熱パーツの密集する表面ではなく、マザーボード裏面に配置している。着脱の手間も少なく、その点でも効果的だろう。

ストレージはSATA 2.5インチのほかM.2も搭載。メモリはDDR4 SO-DIMM×2
ACアダプタは180W
VisionTekのRadeon搭載ビデオカードを使って9画面出力を行っていた
底面に2.5インチベイ(最大9.5mm厚まで)をレイアウトし、CPUやビデオカード(搭載する場合)の熱から遠ざけている

 また、このバリエーションとなる製品が「XH270」。ケースは「XH110G」と同じだが、こちらは拡張カードではなく、その部分に2.5インチSerial ATAストレージを4台搭載でき、RAIDにも対応する。

XH110Gと同じ筐体を使い、拡張カードの代わりに2.5インチSATAストレージ×4基が搭載できる「XH270」。専用のコネクタで4台のHDDが接続されているのが確認できる。

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「Kaby Lake+Radeon RX460」構成で1L級の小型PCをデモ小型でも4画面出力OK

 さらに小さくスリムな製品でGPUを使いたい、というニーズに応える製品が「DKA1GU」だ。

 こちらの製品は1Lサイズの筐体にKaby Lake世代のCPUとAMD Radeon RX 460を搭載し、4画面出力に対応している。天板部に設けられた2つの円形の通気口を覗くと、左右で異なるファン構造であることが分かるが、CPUとGPUということらしい。

 このサイズの製品は、単体GPUを搭載せず、CPUもAtomを使ったものが目立つが、それとは一線を画した性能を、というコンセプトの製品だ。

1Lサイズの筐体でGPUを搭載し、映像出力数を強化した「DKA1GU」
目を凝らしてみると、右は小型の通常ファン、左はブロアータイプが使われているのが分かる

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その自販機、もしかしたらShuttle入り?写真プリント機や空港の自販機まで………

前面に機器制御用のCOMポートを搭載した「XC60J」

 最初に述べたとおり、Shuttle製品は組み込み用途での採用が増えている。ブースにはShuttleロゴの自動販売機や、写真プリント機などが並んでいるが、すべてが実際に採用されている製品だそうだ。

 中に搭載されているのは3L筐体の小型PC「XC60J」で、機器の制御のためにCOMポートを前面に3基、合計8基(うち1基はRS422/485)搭載している。

Shuttleブース内には自動販売機やプリント端末などが並んでおり、実際に使用することができる.
中を覗くと、そこにはShuttleのPCが搭載されている。また、業界では知られていることだが、台湾の桃園国際空港の自動販売機にShuttleのPCが搭載されている。旅行で台湾を訪れる際は要チェックだ。
ブース内の店舗を模したメニュー表示もShuttleのPCで制御されている。

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コンシューマー向けにZ270搭載製品が展示、謎の小型PCも!

写真右側がSZ270R9。左の小型PCも気になる存在……。その横ではVR体験デモも開催されていた

 コンシューマー向けの製品としては「SZ270R9」が展示されていた。

 同社のベアボーンPCはシンプルなフロントパネルが特徴だったが、このモデルは明らかにゲームを意識したフロントパネルが採用されている。チップセットはIntel Z270で、TDP95WまでのKaby LakeとSkylakeに対応している。

 主な仕様は2スロット厚までに対応するPCI Express x16拡張スロット、PCI Express x4スロット、M.2(2280対応×2、2230対応×1)、3.5インチベイ×4、DDR4メモリスロット×4、500W 80PLUS Silver電源など。

 その隣にはさらに小型のゲーム向けモデルも展示されていたのだが、判ったのは「THE SMALLEST VR READY GAMING PC」であることのみ。詳細は残念ながら不明だった。

見るからにゲーミング向けといったデザインの「SZ270R9」

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[制作協力:Shuttle]