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18コア/36スレッドの「Core i9-9980XE」が遂にデビュー、実売25万円以上
Core i9-9960Xなど下位4モデルも発売
2018年12月21日 11:00
18コア/36スレッドの最上位「Core i9-9980XE」を含む第9世代Intel Core Xプロセッサ5モデルが発売された。
店頭価格(以下、税込表記)はCore i9-9980XEが251,980円前後、「Core i9-9960X」が213,980円前後、「Core i9-9940X」が175,980円前後、「Core i9-9920X」が150,480円前後、「Core i7-9800X」が75,980円前後。
販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ドスパラ秋葉原本店、パソコンショップ アーク、オリオスペック、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館。各ショップとも在庫はごく少量。
LGA2066対応のハイエンドデスクトップPC向けCPU、PCIe 3.0インターフェイスは44レーン
Skylake-X Refreshこと第9世代Core Xプロセッサのラインナップは全部で7モデル。14日(金)にCore i9-9900XとCore i9-9820Xの下位2モデルが発売されており、今回残りの5モデルが発売されたことでラインナップの全てが購入可能になった。
最上位のCore i9-9980XEでは18コア/36スレッド、キャッシュ容量24.75MB(SmartCache)といった高いスペックが実現。パッケージも他のモデルとは異なり、上製本のように開く外箱を採用するほか、ポーチを付属するなどして高級感を演出している。クロックはベース3GHz、ターボ時4.4GHz。
最高クロックについては、今回登場した5モデルでは、一部コアをより高クロックで動作させるターボ・ブースト・マックス・テクノロジー3.0で4.5GHzとなる。
対応CPUソケットはLGA2066。ラインナップの7モデル全てが44レーンのPCIe 3.0インターフェイスを備え、また最大128GBのDDR4-2666メモリ(4チャンネル)に対応する。TDPは165W。
Core i9-9960Xの主なスペックは16コア/32スレッド、クロックがベース3.1GHz、ターボ時4.4GHz、SmartCache 22MB。
Core i9-9940Xの主なスペックは14コア/28スレッド、クロックがベース3.3GHz、ターボ時4.4GHz、SmartCache 19.25MB。
Core i9-9920Xの主なスペックは12コア/24スレッド、クロックがベース3.5GHz、ターボ時4.4GHz、SmartCache 19.25MB。
Core i7-9800Xの主なスペックは8コア/16スレッド、クロックがベース3.8GHz、ターボ時4.4GHz、SmartCache 16.5MB。