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Haswell向けの廉価チップセット「H81」登場、Mini-ITXで8千円台
(2013/8/22 20:32)
Haswell向けの廉価チップセット「Intel H81 Express」を搭載したマザーが初登場、ASRock製品3モデルが発売された。
実売価格はmicroATXの「H81M-HDS」が6,580円、「H81M」が7,480円、Mini-ITXの「H81M-ITX」が8,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
6Gbps SATAが2ポートのみの廉価版
Intel H81 Expressは、Intel 8シリーズチップセットの新たな下位モデル。22日(水)時点ではIntelのWebサイトで製品情報が公開されていないが、代理店のマスタードシードは「ローエンド向けチップセット」と位置付けている。
上位のIntel H87 Expressとの主な違いはSATAポートの構成。H87が6Gbps SATA×6なのに対し、H81は6Gbps SATA×2、3Gbps SATA×2となっている。
今回登場した3製品の中で注目なのが、Mini-ITXマザーとしては実売8千円台と安価なH81M-ITX。同じくローエンド向けチップセットのIntel B85 Expressを搭載した同社の「B85M-ITX」よりも安く、コスト重視派にとっては有力な選択肢と言える。
拡張スロット数は、H81MがPCIe2.0 x16×2(Quad CrossFireXサポート、1基はx4モードで動作)、PCI×2、H81M-HDSがPCIe2.0 x16×1、PCIe2.0 x1×1、H81M-ITXがPCIe 2.0 x16×1。DIMMスロットはいずれも2基(DDR3 1600/1333/1066、最大16GB)。
なお、H81MとH81M-ITXは「ホームクラウド」向けがうたわれており、高音質7.1チャンネルサウンドの「Premium Blu-ray Audio」や、Qualcomm Atheros AR8171チップによるGigabit Ethernetなどが搭載されている(H81M-HDSは5.1チャンネルサウンド、Realtek RTL8111GチップによるGigabit Ethernetが搭載)。
[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店とパソコンハウス東映]