1TB SSDの税抜き7,980円をはじめ特価が続出、年末セールでSSD相場は値動きが活発化

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大幅特価続出でSSDの値動きは極めて活発、2.5インチ1TBが税抜き7,980円など特価品が多数

　SSDは特価販売が急増。通常価格も大幅な値下がりが多く、値動きは極めて活発だ。

　まず2.5インチの500GBクラスは、KLEVV製480GBの税込4,980円(1GB単価10.4円)が前回と変わらず最安。ADATA SU655など3製品が税込5,200円台で、6,000円前後ならCrucial「MX500」が362円安の税込5,918円、WesternDigital「WD Blue」500GBが630円安の税込6,080円など。12月19日(土)には、「MX500」が税込5,478円で特価販売されていた。

　1TBクラスは、グリーンハウスとTeam「GX1」の税込9,480円が最安で、1万円を切るのはこれら960GBの2製品のみ。ただし、19日(土)にはCFD販売「CG3VZ」1TBが税込8,778円(税抜き7,980円/1GB単価8.6円)で限定特価販売され、これが2020年の2.5インチ1TBクラス最安値となった。ちなみに過去最安は、2019年12月7日(土)にCFD販売「CG3VX」が記録した税込7,698円(8.0円)だ。

Team「GX1」の960GBが税込9,480円

19日(土)にCFD販売「CG3VZ」の1TBが税抜き7,980円(税込8,778円)を付けた

19日(土)にはWD BlueやMX500の1TBが1万円割れ(POPの価格は税抜き)

　なお、19日(土)は年末特価販売が頂点に達した日で、ほかにも「WD Blue」税込9,799円、「MX500」が税込9,878円を付け、前者は複数のショップで1万円を切る限定価格が見られた。通常の週末特価より2,000円程も安く、大手の主力製品だけに驚きを覚える。

　2TBクラスは、SanDisk「SSD Plus」が3,080円安の税込19,800円(1GB単価9.9円)で最安。僅差の次点はADATA「SU650」1.92TBで、前回と同じ税込19,980円だ。続いてSamsung「870 QVO」が5,820円安の税込22,980円に急落し、旧製品「860 QVO」と同額になった。SanDisk「Ultra 3D」と「WD Blue」は税込25,000円弱、「MX500」は税込26,000円台だ。

　4TBは「870 QVO」が一気に12,000円安の税込46,800円(1GB単価11.7円)を付け、長く最安だったSUNEASTの税込47,800円を抜いて首位に立った。ただし、在庫ショップ数が急減したため、品薄になっている。続いて「WD Blue」が2,772円安の税込52,008円。NAS向け「WD Red」は13,180円安の税込54,800円と、これまた極端な下落だ。「Ultra 3D」は前回54,890円だったが今回調査では品切れ。8TBは「870 QVO」のみだが、10,090円安の税込87,890円(11.0円)に下がっている。

SanDisk「SSD Plus」の2TBが税込19,800円

Samsung「870 QVO」の4TBがが税抜き42,546円(税込46,800円)に

M.2/NVMeではCFD販売「EG1VNE」の500GBが税抜き4,980円(税込5,478円)

PCIe 4.0(Gen4)ではCFD販売「PG3VND」の500GBが税込10,479円に急落

　M.2/NVMeは、500GB～1TBの特価販売が多い。

　500GBクラスは、CFD販売「EG1VNE」の500GBが902円安の税込5,478円(1GB単価11.0円)、Crucial「P1」が1,760円安の税込5,698円で、5,000円台はこの2製品。ADATA「SX8200 Pro」など多くの製品が7,000円前後に集まるほか、WesternDigital「WD Blue SN550」が税込7,678円、旧製品のSamsung「970 EVO」も税込7,980円で特価販売されている。

　PCIe 4.0(Gen4)では、CFD販売「PG3VND」が3,001円安の税込10,479円に急落し、「PG3VNF」と同額に。リード7,000MB/sのWesternDigital「WD Black SN850」は690円安の税込15,290円、Samsung「980 PRO」は税込15,979円だ。

Crucial「P1」の1TBが税込9,878円

WesternDigital「SN550」の2TBが税込26,380円

　1TBクラスの最安は「P1」で、1,102円安の税込9,878円(9.9円)。19日(土)にも「SN550」が同じ税込9,878円だった。10月31日(土)に「EG1VNE」が税込8,778円(1GB単価8.8円)を付けたのも記憶に新しく、NVMeも特価なら2.5インチに負けないところまで来ている。

　このほか、WesternDigital「WD Black SN750」のヒートシンク非搭載版が税込16,110円、Plextor「M9PGN Plus」とSanDisk「Extreme Pro M.2 NVMe」が税込16,800円。Gen4は「PG3VNF」が1,501円安の税込16,478円で最も安いほか、「PG3VND」が4,600円安の税込17,979円に急落した。

　2TBクラスは、前回と同じく「SN550」が税込26,380円で最安。「970 EVO Plus」が4,180円安の税込40,800円に下がったのが目に付く。

PG4VNZの2TB

　新製品では、Gen4の7,000MB/sとしてSamsungとWDに続く3例目、CFD販売「PG4VNZ」(500GB～2TB)が出回り始めた。Phison製コントローラとMicron製3D TLC NANDを採用し、最大データ転送速度はリード6,500～7,000MB/s、ライト2,850～6,850MB/s、耐久性は350～1,400TBW。調査時点で販売されているのは1～2TBで、価格は2TBが税込52,979円、1TBが税込23,980円だ。

　PCIe 3.0対応も、Seagate「FireCuda 510」(500GB～2TB)が発売された。3D TLC NAND採用で、最大データ転送速度はリード3,450MB/s、ライト2,500～3,200MB/s、耐久性650～2,600TBW。価格(最安値)は2TBが税込31,878円、1TBが税込19,000円、500GBが税込8,778円となっている。