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1円でも高くスマホを売りたい!イオシスの買取センターで売り方のコツを聞いてみた

マジでこんなにお得なの!? スマホ買取の「今」 第2回 text by 日沼諭史

秋葉原にあるイオシスの「買取センター」に突撃。
やはり1円でも高く売りたい!スマホを高く売るコツも聞いてみた。

 第1回では、キャリアの下取りサービスより、ショップによる買取の方が、金額的にも、乗り換え先が限定されないという点でも、メリットが大きいことを紹介した。

 ただ、初めてスマートフォンの買取サービスを利用する場合、具体的にどんな手順が必要なのかわからないことも多いだろう。「せっかくならショップに高く買い取ってもらいたい! けれど、実際に何をどうすればいいのかわからないし、いきなりショップに行っても戸惑いそう……。それに結局安く買い叩かれるのでは……」と思う人も多いのでは。

 そんな風に不安に思う気持ちもわからなくはない。ということで、今回はイオシスの、東京・秋葉原にある買取センターを例に、買取を行うショップがどんな雰囲気かをチェックしつつ、iPhoneを買い取ってもらう前に必要な準備と、高額買取を目指すにあたっての秘訣を店舗スタッフに教えてもらった。

 ちなみに、前回の買取価格表を見てもらうとわかるが、イオシスは秋葉原にある店舗の中でも買取価格が高めのショップだ。

マジでこんなにお得なの!? スマホ買取の「今」 連載一覧

初めてでも気軽に行ける「買取センター」、事情に詳しくなくても大丈夫

中央通りに面したイオシスの「買取センター」にやってきた!

 中古品の販売に力を入れているショップであれば、買取センターや買取専用の窓口を常設しているところが多い。秋葉原地区などは激戦区となっているため、ショップ間の競争も激しい。

 特にイオシスは買取に力を入れているショップで、中央通り沿いに買取のみを行う「買取センター」を設けている。今回例として紹介するのはこの店舗だ。

店内の様子、カウンターの数も多い。
専門知識のあるスタッフが対応してくれるので、丁寧かつスピーディー。
待合スペースも広めに設けられている。
実施中のキャンペーンや買取情報の速報なども店頭で見ることができる。

 店内の待合スペースにもゆとりがあり、入り口が開放的なこともあり入りやすい。休日だけで無く平日も来店客は多いが、対応カウンターが複数用意されているので待ち時間が少ないのも特徴だ。

 多くのスタッフが常駐しており、相談などもしやすい環境となっているので、初めてスマホを売りたいといったユーザーにもおすすめしやすい。

スマホを売るなら最初にWebで価格をチェック!付属品も揃えておこう

 思い立ったが吉日とばかりにスマートフォンを持って買取センターに駆けつける前に、まずは下調べをしておくことをおすすめしたい。

 今自分が使っている(もしくは使わずに眠っている)スマートフォンを買い取ってもらえるのか、買取価格がどの程度になるのか、来店前にスマートフォンやPCで調べることが可能だ。

イオシスの買取専用サイト
買取価格は事前に調べられる。

 イオシスのWebサイトでは、スマートフォンの実際の買取額の目安を、かんたんな操作で見積もることが可能になっている。たとえばiPhoneであれば機種、カラー、ストレージ容量、外装の状態などを順に選んでいくだけで、買取額がわかるようになっている。新品同様の最高額から「難あり」の最低額まで、状態によってどれくらいの金額になるかも明示されているので安心だ。

機種、カラー、ストレージ容量、外装の状態を選ぶだけで、目安となる買取額がすぐにわかる。

 売れそうなことがわかったら、次は付属品をそろえよう。付属品とは、iPhoneを購入したときに付いてきた外箱、充電用のACアダプターとケーブル、イヤフォンなどだ。これらがなくても買い取ってもらうことはできるが、査定額はわずかとはいえ下がってしまう。1円でも高く売りたいなら一式そろえるべきだろう。

 端末の準備が整ったら、玄関を出る前に本人確認書類をしっかり携帯していることを確認するべし。イオシスの場合は運転免許証、健康保険証、パスポート、住基カード、在留カード、障害者手帳のいずれか1つあればOK。なお、マイナンバーカードは内閣府が「むやみに他人に見せることはできない」とガイドラインを出していることもあり、個人情報保護の観点からイオシスでは受け付けていない。

付属品はできるだけそろえたい
イオシスでは、本人確認書類として運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード(写真付き)、健康保険証などが使用できる。マイナンバーカードやマイナンバーが記載された書類に関しては本人確認書類として利用できない。

 さて、付属品のそろったiPhoneと、本人確認書類を確実に持っていることを確認できたら、満を持してイオシス 買取センターにレッツゴーである。

高く売りたいなら「SIMロック解除」は絶対すべき端末の割賦完済は必須

iPhoneを高く売るならSIMロック解除を行うのがおすすめ。
イオシスではiPhoneの買取強化キャンペーンを行っており、こうしたキャンペーンを有効活用することも高額買取に繋がる。

 スマートフォンをいくら大事に使っていても、年月がたてばそれなりの劣化はどうしても避けられない。うっかり小傷をつけてしまうこともあるだろうし、バッテリーだってへたっているかもしれない。ガッツリ使用感のあるiPhoneでも高く買い取ってもらえるようにする方法はあるのだろうか。

 高額買取でまずポイントとなるのは、第1回でも軽く説明したとおり、SIMロックを解除しているかどうか。

 売ろうとしているのが元々SIMフリー端末であれば気にする必要はないが、キャリアで購入したiPhoneは解除の手続きをしない限りSIMロックがかかっている。キャリアのWebサイト(ドコモ/au/ソフトバンク)でも、店舗でもSIMロック解除を受け付けているので、何はともあれSIMロック解除をしておきたい。そうすれば、数千円単位で買取金額がアップすることもある。

 また、それとは別に買取金額がアップするキャンペーンが行われていることもあり、こうしたタイミングに合わせて売ることも高額買取に繋がる。狙うのは難しい面もあるが、できれば有効活用したい。

割賦による購入は初期負担が少なく済むのがメリットだが、端末を売るときにはネックになる。売る前に端末代金の支払いは済ませておこう。
「ネットワーク利用制限」に該当し制限がかかっているスマートフォンはそもそも買取ってもらえないので注意。

 スマートフォンを売る際に意外と見落としがちなのが、購入当時に端末代金を割賦契約しているかどうか。一括支払いで購入しているなら何も問題はないが、端末本体の代金を毎月分割で今も支払い続けている場合、買取金額が下がることがある。

 これはなぜかというと、買い取るショップや、それを再販売したときに購入した他のユーザーにとって、大きなリスクになるからだ。割賦が残っているということは、買取してもらった後もその端末代金は自分が毎月支払い続けるということ。もしそこで支払いが滞ってしまったら、キャリア側でその端末の通信をストップすることがあり、そうすれば元々あなたのものだった端末を購入した別のユーザーが端末を使えなくなるのだ。

 これが、いわゆる「ネットワーク利用制限」と呼ばれているもの。各キャリアのWebサイトでは、特定の端末のネットワーク利用制限の状態をチェックできるようになっているので、もし判断がつかないなら、自分のiPhoneの「製造番号」あるいは「IMEI」を元に検索してみよう。イオシスの買取金額の見積もりページでも、各キャリアのネットワーク利用制限検索サイトへのリンクがあるので、スムーズにチェックできる。

旧型iPhoneの買取価格が高いのは新モデル発売直後までバッテリーの劣化は実は買取価格に影響しない

売る前に清掃して綺麗にしたり、付属品を揃えておくことも高額買取に繋がるとのことだ。

 付属品の有無や、SIMロック解除と割賦の状態が、高く買い取ってもらうために一番わかりやすく、重要なところだが、他に大事なところはあるだろうか。

 イオシス 買取センターのスタッフによると、当たり前といえば当たり前だけれど、「端末が発売されてから売るのが早ければ早いほど買取額は高くなる」とのこと。

買取の際にディスプレイの傷は厳しく見られるとのことで、こうした擦り傷などがあると大きく減額される。
外装に関しては若干の傷であれば減額対象にならないこともあるという。

 iPhoneの場合、毎年秋に新モデルが登場しているが、もし新モデルに乗り換えることを考えているなら、旧モデルは“新モデルが発売した直後、できるだけ早く”買取センターに持ち込むのがおすすめ。

 新機種発売後は旧モデルを手放す人が急激に増えるため、新モデル発売から数日もすれば旧モデルの買取額が一気に下がることもありうるからだ。

 また、新品同様のきれいな状態じゃなければ高く買い取ってもらえない、と思い込みがちだが、イオシスの場合は「外装(フレーム、背面など)に小さい傷が2、3個程度なら満額」になるという。ただし、ディスプレイガラスの傷は小さくても減額されやすく、割れていると「難あり」と判定され最低額での買取になってしまう。

 付属品についても、クリーニングすれば取り除けるような汚れなら問題ないが、ケーブルの被覆が破れていると欠品扱いになり、減額となる。箱は日焼けや水濡れなどが目で見て明らかにわかる状態だと減額になることもある。

バッテリー性能は買取額に影響しないというより、大幅に劣化しているような古い端末はそもそも買取額が安いという面もあるかもしれない。
買取に出す際は充電を済ませておいたり、端末を初期化しておくと買取にかかる時間を短縮できる。

 意外と査定がプラスにもマイナスにもならないのが、バッテリーもち。長期間使い続けている端末は、充電の繰り返しなどによって内蔵バッテリーが劣化し、稼働時間が短くなってしまうもの。でも、そうした劣化の程度についてはイオシスでは判定しておらず、買取額にも影響しない。

 また、ディスプレイプロテクターやストラップのような、元々の付属品ではないアクセサリーも査定では考慮されない。むしろ査定の作業の妨げになる可能性もあるので、できるだけ純正以外のアクセサリーは外した状態にしておいた方がいいだろう。

 あとは、端末全体をある程度きれいにしておくこと、しっかり動作するように充電しておくこと、初期化しておくこと、SIM(Androidの場合はSIMとSDカード)を抜いておくこと、といった点も、買取額には直接影響しないが、査定にかかる時間が長引いてしまう可能性があるので気をつけておきたいところだ。サクッと査定してもらって、サクッと買い取ってもらおう。

外装に「難あり」なiPhoneを売る前にApple Careを最大活用内部が壊れていなければ買取ってもらえるものの、大幅減額に

ディスプレイや外装が破損していても買取自体は行ってもらえる、ただし買取額は大幅に下がる。

 先ほど説明したとおり、ディスプレイガラスにヒビが入っていたり、割れてしまっていたりすると、それ以外はきれいに使っていたとしても「難あり」と判定され、最低額での買取にしかならないことがある。「それでもお金になるなら……」と手放す人もいるかもしれないが、やっぱり可能な限り高く売りたいもの。何か方法はないだろうか。

Apple Careに加入している場合、買取に出す前に活用することも有効だ。なお、修理は必ずApple Storeや「アップル正規サービスプロバイダ」でやってもらおう。

 店舗スタッフによると、ベストな方法は、Apple Careを利用することだとか。もし端末の購入時にApple Careに加入していたのであれば、その期限が切れていない限り、近くのApple Storeや「アップル正規サービスプロバイダ」で安価に修理してもらえる。きれいに修理された端末をイオシスに持ち込めば、修理にかかった費用以上に買取額がアップする可能性もある。

 ここで注意したいのは、必ず「アップル正規サービスプロバイダ」で修理してもらうこと。それ以外の修理サービスを利用したり、自分で修理したりした場合、改造品やジャンク品としての扱いになるため、イオシスでは最低額以下での買取になってしまうことがある。

次回、ショップ買取にチャレンジ、iPhone 8をできるだけ高く売りたい!

 ショップで買取してもらう前準備と、できるだけ高く売るテクニックがわかったところで、次回はいよいよ端末の買取をお願いしてみようと思う。買取に持ち込むのはiPhone 8の64GBモデル。

 端末を買い取ってもらうのは筆者も初めての体験。イオシス 買取センターではどういう手順で進んでいくのか、第3回「スマホはわずか10分で買取ってもらえる!? 店舗買取を利用してみた」をお楽しみに。

[制作協力:イオシス]