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目をキラキラさせてPCパーツのジャンク品を探す中高生や、タピオカを求めて来る人たち

~ アキバのショップ店員が語る2019年 その3 ~

 2019年を振り返るこの企画。アキバのショップスタッフに特に印象に残った製品や出来事について聞いてみた。

秋葉原最終処分場。Aさん

 2019年2月にラジオデパートの地下1階にオープンしましたが、おかげさまで2019年の最後の最後までとても繁盛しました。オープン前は事務作業の片手間で営業すれば良いかなぐらいの軽い気持ちで考えていたのですが、有り難いことに毎日がとても忙しく、スタッフの手が足りない状況です。忙しいうえに立ち仕事なので、体重が約10kg落ちていたのには笑っちゃいましたね。現在は週末の営業のみですが、2020年は営業日を増やせるようにしたいですし、店舗イベントなどもやってさらに盛り上げていきたいと考えていますよ。

秋葉原最終処分場。Aさん

 お店をオープンしてみて分かったのですが、ジャンクPCパーツを見に来る方の中に、中高生くらいの若い子が結構いることには驚きましたね。中には修学旅行で秋葉原に来るのでその時に営業しているかといった問い合わせもありました。若い子が目をキラキラさせてジャンク品のPCパーツを探しているのはとても嬉しいですね。Twitterでゲリラ的にやっている学割も好評なので、今後も続けていきたいと思っていますよ。

イケショップAさん

 秋葉原に来る人の層が変わっていると感じましたが、さらに変化を感じましたね。以前から秋葉原に通っていた人達はさらに減り、外国人観光客の方はさらに増え、さらにタピオカを求めて来る人の層が新たに加わりました。だんだんと秋葉原に来る人の層が入れ替わってますよね。まあ、タピオカ店は秋葉原でもかなりの数があるので、パイの奪い合いで大変という話を直接聞いたりもしますが……。タピオカは若い人だけで無く、中高年の方が購入している姿も見かけるようになったので、秋葉原でも一般化している感がありますね。

イケショップBさん

 来店する方を見ていると、「物の買い方」がだんだんと変わってきていると感じさせられることが多かったですね。以前であれば、自分の目的に合致したものを事前に調べてピンポイントに購入する人が多かったのですが、今はニュースサイトのほか、SmartNewsLINE NEWSで見かけて面白そうだからという理由で来店される方がかなり増えました。なんとなく秋葉原に行ってみるという人がメイン層になりつつあるのかもしれませんね。

東映ランドAさん

 駅前が大きく変わって、お洒落な感じになりましたね。昔の秋葉原は食べる場所が少なくて、飲食店といったらそば屋とかでしたから。あとは、メイドとも言えない格好をした人達の客引きですかね。店の前に立たれてとにかく迷惑しているので、近くにいる責任者らしき人にも注意しているんですが……

オリオスペックBさん

 動画の配信を始めたのですが、メーカーの方にも出演してもらったり、他店とコラボレーションしたりと、反響は結構あります。視聴者数はまだまだといったところなのですが、だんだんと増えていっているので手応えはありますね。担当スタッフは出張配信なども精力的に行っているので、結構楽しんでいるようです。

テクノハウス東映Aさん

 台風で店が休業になった事。土曜日だったのでインパクトはありましたね。とはいえ、私は土日休みだから、実はあまり関係無かったんですが。子供のためにお父さんは頑張っているんです!