マウスコンピューター最大の店舗「秋葉原ダイレクトショップ」、ゲーミングもクリエイター用も最多のデモ機を用意

マウスコンピューター 秋葉原ダイレクトショップ

　大手BTO PCメーカーとして知られるマウスコンピューター。ビジネス用モデルやゲーミングモデル、クリエイター向けモデルなど多数のPCを販売しており、直販サイトからだけでなく、全国にあるダイレクトショップで直接PCを購入することもできる。

　そんなマウスコンピューターの実店舗にフォーカスを当てて、これから複数回に渡り全国のショップを紹介する。各店の特色や店舗ならではのメリット、特価情報も合わせて紹介するので、ショップの情報を知りたい人はもちろん、お得にPCを購入したい人にもチェックしてもらいたい。第一回目の今回紹介するのは、関東の旗艦店となっている「マウスコンピューター 秋葉原ダイレクトショップ」だ。

マウスコンピューターダイレクトショップでは最大規模デモ機の数も多くて触って試せる「秋葉原ダイレクトショップ」

　「秋葉原ダイレクトショップ」は、マウスコンピューターダイレクトショップでは最大規模となる店舗で、用意されているデモ機もマウスコンピューターのショップの中では最多。規模の大きさが最大の特徴となっている。

　店舗は1Fと2Fの2フロア構成。1Fはコストパフォーマンスに優れるモデルを中心に展開、相談用のカウンターも広めにスペースがとられており、気軽に相談しやすい。2Fは上位のゲーミングモデルやクリエイター向けなど高性能モデルを中心に展示機を用意、流行のゲームや最新ゲームを使って実際にPCの性能を試すことが可能だ。

1Fの様子。コストパフォーマンスに優れるモデルを中心にデモ機が用意されている。

2Fの様子。こちらはゲーミングモデルやクリエイター向けモデルなど高性能モデルが多く展示されていた。

1Fにはカウンターのスペースが広めにとられており、相談もしやすい。

今回話をうかがった「秋葉原ダイレクトショップ」の野中氏。

　マウスコンピューターのモデルはブランドごとにデザインが異なり、実際の質感などは実物を見ないとわかりにくい。「秋葉原ダイレクトショップ」では、一般向けPCのmouse、ビジネス向けPCのMousePro、ゲーミングPCのG-Tune、クリエイター向けPCのDAIV、そして、最近人気になっているコスパ重視でEC限定ゲーミングPCのNEXTGEARと、5ブランドの実機を比べることができる。こうした部分も展示機が多い店舗ならではのメリット。

一般向けPCのmouse、ビジネス向けPCのMousePro、ゲーミングPCのG-Tune、クリエイター向けPCのDAIV、コスパ重視でEC限定ゲーミングPCのNEXTGEARと、デザインを実際に見比べられるようにデモ機が用意されている。全ブランドのデモ機があるのも「秋葉原ダイレクトショップ」の特長とのこと。

こちらはG-Tuneブランドのゲーミングノート。実際の質感を店舗であれば確かめられる。

mouseブランドのモバイルノート。ゲーミングとはデザインの方向性が異なり、実機を比べることができる。

EC限定/高コスパゲーミングのNEXTGEARブランドのデモ機も展示。

水冷に空冷、RGB LED搭載と仕様の違うモデルの見た目を比べることもできる。

　ゲーミングPCの展示は機種が多いのはもちろん、実際にゲームが遊べる状態になっており、人気タイトルや流行のゲームがなるべく試せるように用意しているとのこと。また、ゲーミングデバイスもなるべくデモ機を多く用意しているとのことで、こちらも購入前に使用感を試してから選んでもらいたいとのことだ。

龍が如く8 推奨ゲーミングPC。

ELDEN RINGの本編(DLCは未適応)が試せるデモ機も取材時にはあった。

ゲーミングデバイスもなるべく多く触れられるかたちで展示しており、購入前に是非試して欲しいとのこと。

GPUごとの性能の目安も紹介されていた。

　店舗ならではのメリットもあり、在庫のある即納モデルは持ち帰ることが可能なほか、店舗から注文することで有料の翌営業日出荷サービス(対象となる一部機種かつ平日13時までの注文に限定)が無料で利用できる。直販で売り切れとなっているモデルが店頭では在庫がある場合もある。このほか、店頭独自のセールが行なわれていることもあり、取材時には展示品液晶ディスプレイのセールが行なわれていた。

　また、修理などでPCをメーカーへ送る必要がある場合、ユーザーが梱包材を用意する必要があるが、箱無しの状態でも店頭であれば受付可能とのこと。購入後に製品の箱を処分してしまう人が多いと思われるが、このサービスはいざという時にありがたいサポートだ。

店頭注文の方が有利になる場合もあるそうで、翌営業日出荷サービス(対象となる一部機種かつ平日13時までの注文に限定)が店頭では無料で利用可能。

取材時には直販サイトでは売り切れているが、店頭では少量在庫があるモデルもあった。タイミング次第にはなるが、欲しいモデルが直販サイトで売り切れている時は、リアル店舗へ問い合わせると手に入る場合もある。

取材時には「秋葉原ダイレクトショップ」限定で展示品液晶ディスプレイのセールが行なわれていた。

製品保証は標準3年で、延長で5年保証まで伸ばせる。修理の際、店舗に持ち込めば箱無しでも修理センターへの配送を手配してもらえる。

　「秋葉原ダイレクトショップ」に来店するユーザー層はかなり幅広いそう。秋葉原という土地柄PCに詳しい人が集まるイメージがあるが、4月頃は学生のユーザー、ボーナスシーズンは家族連れのユーザーが多いなどの傾向はあるものの、全体で見ると年齢層や用途も含め偏りがあまりないのが特徴だとか。PC初心者から上級者まで幅広い層に対応可能なので、PCで悩んだり困ったことがあれば是非来店してもらいたいとのことだ。

　今後はAI向けのPCにも力を入れていく予定で、今年後半にはAI対応モデルの取り扱いも強化。これから本格的に普及するタイプの製品のためノウハウをためているところではあるものの、AI対応PCの選び方などで悩んだ際に対応できる環境を整えているという。

生成AIなどにも使えるクリエイター向けのDAIVシリーズのPC。このモデルはAIコンテンツを制作するPCだが、今後はAIサービスを利用するためのPCも増えていく見込みだ。

BTOの解説ポップも、こうしたガイドがあるとわかりやすい。

マウスコンピューターのモデルは国内生産されているのも特徴だ。

GIGAスクール向けの新しく登場したモデルもデモ機が用意されていた。、こうしたモデルが実際に試せるのもリアル店舗のメリット。

夏のボーナスセールも期間限定で実施、ゲーミングPCやモバイルノートが割安に

　マウスコンピューターの各店では6月28日(金)～7月25日(木)の期間で「夏のボーナスSALE」を実施。ゲーミングPCやモバイルノート、クリエイター向けPCなどがセール価格で購入できる。

　今回一押しのモデルとされているのは、Core i7-13650HXにGeForce RTX 4060 Laptop GPU搭載の15.3型ゲーミングノート「G-Tune E5-I7G60BK-A/EX」の249,800円、Core i7-12650HにGeForce MX550搭載の15.6型ノートPC「mouse K5-I7GM5BK-A」の139,800円。

特価品のG-Tune E5-I7G60BK-A/EX

秋葉原ダイレクトショップではデモ機も用意されていた

特価品のmouse K5-I7GM5BK-A

こちらもデモ機を実際に触って試すことができた

　ノートPCはこれらのほかにもクリエイター向けモデルや高コスパモデルなど複数モデルが特価品に。デスクトップ型のゲーミングPCはCore i7搭載モデルでGeForce RTX 4060/4060 Ti/4070 SUPER/4070 Ti SUPERとGPUが異なるグレードのモデルが特価となっている。