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ゲーミングPCのデモ機も多数な「G-Tune : Garage 大阪店」、性能を試してから買うならマウスコンピューターの専門店へ!

あなたの街のマウスコンピューターを全店紹介、セール情報もチェック text by 久保勇

 大手BTO PCメーカーとして知られるマウスコンピューター。ビジネス用モデルやゲーミングモデル、クリエイター向けモデルなど多数のPCを販売しており、直販サイトからだけでなく、全国にあるダイレクトショップで直接PCを購入することもできる。

 そんなマウスコンピューターのゲーミングPC専門店が、大阪の電気街「日本橋」にある。同社のゲーム向け人気ブランド「NEXTGEAR」や「G-Tune」のPCはもちろん、ゲーミングデバイスも多数取り扱っているのが「G-Tune : Garage 大阪店」だ。同店の特色と合わせ、特価情報も紹介するので、これからPCを購入予定の人にはぜひチェックしてもらいたい。

大阪の電気街に店舗を構えるゲーミングPC専門店カスタム済みのゲーミングPCも持ち帰れるマウスコンピューター直営店

 「G-Tune : Garage 大阪店」のある大阪の電気街「日本橋」は、大阪の代表的な繁華街「ミナミ」から徒歩圏の近さで、電車で数駅のところには焼肉の聖地「鶴橋」があるなど、買い物や観光はもちろん、グルメも楽しめる地域だ。

 店舗があるのはPCやスマートフォン、アニメやゲームなどのショップが集まる通称「オタロード」のすぐ近くで、なんさん通り沿いなので初めての往訪でもわかりやすい。

大阪の繁華街「ミナミ」を代表するエリア「心斎橋」。
道頓堀沿いには数多くの飲食店が並び、夜も賑やか。
大阪の電気街「日本橋」。
カルチャー系のショップが集まる「オタロード」。このすぐ近くに「G-Tune : Garage 大阪店」がある。
周囲のエリアにはたこ焼き店も多く、手軽に大阪名物が楽しめる。
近隣には焼肉の聖地「鶴橋」があるほか、「ミナミ」にも多数の焼肉店があり、グルメ目当てで訪れても楽しい。

 「G-Tune : Garage 大阪店」へは、なんば駅、日本橋駅、恵美須町駅の3駅からアクセス可能。今回はなんば駅から店舗へ向かってみた。

 まずはなんば駅の目の前にある「なんば広場」へ向かい、そこから広場に隣接する大阪タカシマヤの横にある「なんさん通り」へ。そのまま通り沿いを進み、楽天モバイル 難波なんさん通り店やタイトーステーション 難波店のある交差点まで来たら左折。少し進むとnamco大阪日本橋店の看板が見えてくるので、同店手前の交差点まで直進。その交差点の一角に「G-Tune : Garage 大阪店」がある。

なんば駅の目の前にある「なんば広場」。右手側の建物は南海電鉄のなんば駅で、大阪タカシマヤも入居している。
大阪タカシマヤの横にある「なんさん通り」に入り直進。
タイトーや楽天のある交差点まで進んだら左折。
この交差点の右側にはなんばCITYがあり、目印にしやすいポイントになっている。
交差点を左折後、通りを直進。
少し進むと電気街らしい街並みに。
namco大阪日本橋店が見えてきたら目的地は目の前。
namco大阪日本橋店の手前にある交差点に隣接して「G-Tune : Garage 大阪店」がある。

 「G-Tune : Garage 大阪店」の特色を同店の真鍋氏に聞いたところ、ゲームに合った雰囲気作りに注力し続けているショップだという。

 ゲーミングと聞くと、暗い中でRGB LEDが光るといった様子を想像してしまいがちだが、これをそのまま店舗の雰囲気にすると、暗くて入りにくいショップになってしまうという。また、高級店のように丁寧でフォーマルな接客も、ゲームを楽しみたいユーザーからはお店に入りにくいというイメージを持たれてしまうそうだ。ノウハウがたまるまでは何のショップかわかってもらえなかったり、入りにくいイメージをもたれたりと、苦戦が続いていたという。

 ゲームを楽しむ人たちが来店しやすい店舗を目指し、黒を基調としつつも店内の照明を最大限明るくし、外からでも店内の様子が見えるようにしたり、接客はフレンドリー寄りにしつつも、丁寧で相談しやすい雰囲気づくりを心掛けたりと、ユーザーの反応をみつつ長期間改良を繰り返したそうだ。接客に関しては、親しみがあるといっても馴れ馴れしくなってしまうとやり過ぎなので、硬軟のバランスの難しさはあるものの、スタッフ全員が今でも改善を心掛けている部分とのこと。

 こうした努力を続けた結果、ゲーミング専門店として認知されるようになったのはここ1年くらいのことで、地域に根付いた手応えも感じるようになってきたという。また、ゲーミングPC専門店だけあって、多くのスタッフがゲームをやりこんでおり、ゲーム配信などの経験や知識も豊富だという。かなりマイナーなゲームを除けば、幅広いタイトルでどのようなスペックのPCが適しているのか相談を受けられるとのことだ。

黒を基調としつつも明るい店内。
多数のゲーミングPCが触れる状態で展示されている。
ゲーミングノートもデモ機は多数用意されている。
今回話をうかがった「G-Tune : Garage 大阪店」店長の真鍋氏。一押しは「NEXTGEAR」ブランドのゲーミングPCで、ユーザーから要望でうまれた構成のモデルも取り扱っているという。

 店舗に訪れるユーザーは、初めてゲーミングPCを購入する人が多いという。日本では、コンシューマーゲーム機でゲームを楽しんでいる人が多く、ゲーミングPCは選択肢に入っていなかったり、遊びたいタイトルがPCで遊べること自体を知らなかったりする人もまだまだ多いという。自分が遊んでいるゲームタイトルがPCであればより快適に遊べると知って来店したり、ゲーム配信者がゲーミングPCを使用しているのを見たことがきっかけに来店したりする人も多い。

 そのため、コンシューマーゲーム機とゲーミングPCで何が違うのか、具体的なメリットはあるのか、自分の遊びたいタイトルは家庭用ゲーム機とゲーミングPCでどちらを購入する方が良いのか、といったことなどがよく聞かれるという。ここ数年は大作ゲームの登場に合わせ、発売の前後で初級ユーザーからの相談件数が増える流れが続いているという。

ゲーミングPCならではの高リフレッシュレート環境を体験してもらえるように、180Hz対応の23.8型ゲーミングディスプレイ「iiyama G-MASTER GB2470HSU-B6」のデモも行われていた(価格は取材時のもの)。 
ファイナルファンタジーXIV (C)SQUARE ENIX

 初級ユーザーに対しては、不信感を払拭する接客を特に意識しているという。知らないジャンルの話を聞く際に、詳しい人からの難しい説明は怖さを感じたり、警戒したりする人も少なくないので、メリット・デメリットをしっかり話し、誠実な対応を心掛けているとのこと。性能に関しても漠然と高い低いといった話よりは、家庭用ゲーム機よりフレームレートが上げられることや、解像度や画質が選べる点などのメリットはもちろん、予算を削り過ぎた場合はゲーミングPCでもフレームレートはあまり上げられない点や、ゲームに対してオーバースペックだった場合にはその分無駄に費用が掛かることなどのデメリットも説明して、良し悪しを理解してもらってから購入の判断をしてもらっているという。

 実際に違いを体感してから購入してもらうため、店頭にはエントリー構成からハイエンド構成までのPCが用意されている。複数のタイトルを実際に遊んで試せるほか、高リフレッシュレート対応のゲーミングモニターもデモ機として用意。高リフレッシュレート環境の恩恵はぱっと見でわかりやすいこともあり、メリットが伝わりやすいデモ環境を整えることにも注力しているとのこと。

 また、初級ユーザーにも安心してゲーミングPCを使ってもらえるように、サポートに力をいれていることもマウスコンピューターの特徴だ。標準で24時間365日の電話サポートが受けられたり、「破損盗難補償サービス」やトラブルがあった際により手厚いサポートが受けられる「安心パックサービス」などの追加プランを用意したり、アフタサーサービスの面にも力を入れている。

マウスコンピューターの電話サポートは24時間365日対応
物損のほかウィルスなどのソフトウェア面での故障もサポート対象になる「破損盗難補償サービス」。
故障対応時の迅速化や専任スタッフによる対応など、より手厚いサポートが受けられる「安心パックサービス」。
マウスコンピューターのPCは全て国内で製造されている。
CPUの選び方に迷ったユーザーのためのガイド。

 ゲーミングPCのメリットを体験してもらうという点では、ゲーミングデバイスのデモ機が複数用意され、在庫販売が行われているのも「G-Tune : Garage 大阪店」の特徴。マウスコンピューターの直営店の中で、ゲーミングデバイスの取り扱いは同店が一番充実している印象だ。

 ロジクールやRazerの定番モデルはもちろん、自社ブランドの「G-Tune Mechanical Keyboard」のデモ機も用意されていた。ゲーミングPCと合わせ入力デバイス一式を買って帰りたい、ゲーミングPCと色を揃えたいといったニーズも多いそうで、ゲーミングデバイスセットも店頭販売しているとのことだった。

店頭にはゲーミングデバイスのデモ機が多数用意されている(価格は取材時のもの)。
ゲーミングデバイスのセット購入が希望されることも多く、用途や色を揃えた組み合わせも用意されている(価格は取材時のもの)。
実際にゲームでの感触も確かめられるように多数のデモ機が用意されている。
ホワイトで揃えたゲーミングデバイス一式も用意されている(価格は取材時のもの)。
G-Tuneブランドのメカニカルキーボードのデモ機も用意されていた(価格は取材時のもの)。
ショーケースにも在庫品がずらっと並べてられている(価格は取材時のもの)。
ロジクールのゲーミングデバイス(価格は取材時のもの)。
ロジクール製品の在庫は多めな印象だった(価格は取材時のもの)。
Razerのゲーミングデバイス(価格は取材時のもの)。
HyperXブランドのゲーミングデバイスも販売されている(価格は取材時のもの)。
G-Tuneブランドのメカニカルキーボードも販売(価格は取材時のもの)。

 ゲーミングPC購入時の傾向としては、その場で持ち帰れるかどうかがかなり重要視されるそうだ。在庫が無ければ他店に行くという人がほとんどで、注文販売などで待つユーザーはかなり少ないという。このため、なるべく多くの機種を在庫するようにしているとのことで、常時80~100種ほどの在庫が店頭にあるという。

 関西のユーザーの傾向として待つことが嫌われるという面もあるが、ゲーミングPCは趣味のアイテムとしての面が色濃いので、買ったらすぐに使って遊びたいと思う人が大多数だろう。こうしたユーザー心理の面もあり、在庫量の多さは来店するユーザーからの支持を得るのにかなり重要なポイントになるとのことだ。

特に人気の高いモデルなどは店舗1階のショールームスペースにも在庫が置かれていた。
購入後に即持ち帰れるかどうかがゲーミングPCでは大きなポイントになるとのこと。
ゲーミングPC「G-Tune」ブランドのハイエンド寄り構成のモデルも在庫品が用意されている(価格は取材時のもの)。
もちろん割安なモデルも在庫品は多く用意されており、「NEXTGEAR」ブランドのノートPCも購入後に持ち帰れる。

 「G-Tune : Garage 大阪店」で取材時に人気となっていたモデルは「NEXTGEAR」ブランドのデスクトップ型ゲーミングPC。販売数も人気もこのブランドのモデルが一番とのこと。

 「NEXTGEAR」でより高性能なモデルが欲しいとの要望からRyzen 7 7800X3D搭載モデルがラインアップに加わったり、CPUもGPUもAMD製のモデルが欲しいといった声からRadeon RX 7700 XT/Radeon RX 7800 XT搭載モデルができたりと、「G-Tune : Garage 大阪店」に来店したユーザーのフィードバックが反映されたモデルもある。

 店頭で見ている限り、AMD製のCPUを使ったことがない人は多い印象とのことで、Intel製CPUの環境との違いなどはそこそこ聞かれるとのこと。Ryzen 7 5700X搭載PCは割安なこともあり、何か欠点があるのではないかと感じる人もいるそうだ。Intel製CPUと比べるとAMD製CPUは認知度の面で弱い部分があるので、この点が解消されていくとさらに売れる伸びしろがあるのではないかと話していた。

 色に関しては、性別や年齢を問わずブラックとホワイトでちょうど半々くらいのバランスで売れているとのこと。男性は好みの色で選ぶことが多いが、女性は自分の好みよりもPCを置く部屋のトーンに合わせて色を選ぶケースが多いそうだ。

真鍋氏も一押しの「NEXTGEAR」ブランドのゲーミングPC。
NEXTGEAR」はコストパフォーマンスを重視した初めての1台にも最適なモデルとして販売されている。
本体カラーはブラックとホワイトが用意されている。こちらはブラックモデル。
ブラックとホワイトで人気は半々、女性の場合は設置する部屋に合わせてカラーを選ぶケースが多いそうだ。
NEXTGEAR」は割安なAMD製CPU + NVIDIA製GPUの構成のモデルとして登場したが、ユーザーからの要望でRyzen 7 7800X3D搭載の高性能モデルや、AMD製GPU搭載モデルも現在は販売されている(価格は取材時のもの)。
取材時は「NEXTGEAR」の1周年記念モデルも販売されていた(価格は取材時のもの)。

 「G-Tune : Garage 大阪店」はゲーミングPC専門をうたうだけあって、購入される大多数のPCはゲーミングPCとのことだが、一般向けPCやクリエイターPCも一部在庫販売されている。

 ゲーミングPCのサブ機としてノートPCやクリエイターPCが選ばれることがあったり、一家で訪れた人がゲーミングPCの購入と合わせ、家族用に一般向けのノートPCを探していたりするケースなどにも対応できるよう、デモ機と在庫を用意しているとのこと。取材時には、一般向けPCの「mouse」、クリエイター向けPCの「DAIV」のモデルが店頭に並んでいた。

一般向けPCのmouse(価格は取材時のもの)。
クリエイター向けPCのDAIV(価格は取材時のもの)。

 今後に関しては、性能の違うPCを横に並べて、搭載されているPCパーツの性能の違いがどれくらいゲームの性能に影響するのかを比較できるデモが行えないか検討しているという。ゲームがどれだけ快適に動作するかは実際に触れてもらうのが一番わかりやすく、予算を抑えた場合にどれくらい影響があるのか、逆にPCのグレードを上げた場合どれくらい快適になるのか、体験してもらえる環境を用意できればと話していた。

 ゲーミングPCは買って使ってみるまでは実際の性能がわからないこともあるが、事前テストが行える環境が用意されるのであれば、購入後に期待通りではなかったといったこともかなり減らせる。比較デモ環境が実現すれば、ゲーミングPC専門店らしい魅力ある取り組みになるだろう。

 購入時に関しては、最適なコストパフォーマンスになるよう、用途と予算をヒアリングしてからPCの提案を行っているという。やりたい事に対してどのような性能が必要になるのかの解説はもちろん、予算を抑えたい場合にどの部分が削れるのか、予算内で性能を伸ばすにはどの部分に注力すべきなのかなど、ユーザーに寄り添った提案を心掛けているという。また、ゲーム配信やプレイ動画の編集など、ゲームに関連する用途に詳しいスタッフも多いので、ゲームから繋がる新しいジャンルに挑戦してみたいユーザーにもぜひ店頭へ足を運んでもらいたいと話していた。

 ゲーミングPCで地域最高を目指す「G-Tune : Garage 大阪店」。初級ユーザーはもちろん、ゲーミングPCの買い替えを検討しているユーザーも是非同店を訪れてみて欲しい。

マウスコンピューター G-Tune : Garage 大阪店の地図

NEXTGEARの人気ゲーミングPCがお買い得に、GeForce RTX 4070 Ti搭載で199,900円から

 マウスコンピューターの各店では10月25日(金)~11月28日(木)の期間で「ゲーミング祭り」を実施。高コスパゲーミングPCやクリエイター向けノートPCなどがセール価格で購入できる。

 取材時に一押しとされていた「NEXTGEAR」からは、Ryzen 7 5700X + GeForce RTX 4060 Ti構成で20万円割れの「NEXTGEAR JG-A7G6T/EX」が特価に。メモリは32GB、SSDは1TBで、「Minecraft:Java & Bedrock Edition for PC」も付属。ホワイトカラーモデルは+7,700円で選べる。

 また、今回の特価品対象ではないが、Ryzen 7 5700X + GeForce RTX 4070 SUPER構成の「NEXTGEAR JG-A7G7S(1周年記念モデル)」も23万円割れとお買い得になっているという。来年発売予定の大作ゲーム目当てのユーザーにはこちらが狙い目かもしれない。

Ryzen 7 5700X + GeForce RTX 4060 Ti搭載のNEXTGEAR JG-A7G6T/EX」が特価に。ブラックモデルは20万円割れ。
ゲーミング祭りの対象品ではないが、「NEXTGEAR JG-A7G7S(1周年記念モデル)」もおすすめとのこと。来年の新作タイトル目当てにユーザーにはGeForce RTX 4070 SUPER搭載機が注目されているとのことだ(価格は取材時のもの)。

 これらのほかにも、ゲーミングPCを中心に、クリエイター向けノートPCやオフィスワーク向けのノートPCなどがセール価格になっているので、PC購入の際にはぜひチェックしてもらいたい。