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本当にお買い得なゲーミングPCはどれ?特価品を選ぶポイントをマウスコンピューター ヨドバシAkiba店で聞いてみた
あなたの街のマウスコンピューターを全店紹介、セール情報もチェック text by 久保勇
- 提供:
- マウスコンピューター
2024年11月30日 00:00
大手BTO PCメーカーとして知られるマウスコンピューター。ゲーミングPCをはじめ、クリエイター向けモデルやビジネス用モデルなど多数のPCを販売しており、直販サイトからはもちろん、全国にあるダイレクトショップではPCを店頭購入することもできる。
このコーナーでは仙台から福岡まで全国にあるダイレクトショップの紹介をメインにお届けしているが、今回は趣向を変えて定期的に行われている期間限定セールにスポットをあててみたい。セール対象となっている製品は本当に割安なのか、購入前に確認すべき部分はどのようなところなのか、「マウスコンピューター ヨドバシAkiba店」を訪れて、本当にお買い得なPCを選ぶポイントを聞いてみた。
・期間限定店舗セール情報
・ヨドバシAkiba店レポート(本記事)
・仙台ダイレクトショップレポート
・秋葉原ダイレクトショップレポート
・新宿ダイレクトショップレポート
・名古屋ダイレクトショップレポート
・大阪ダイレクトショップレポート
・G-Tune : Garage 大阪店レポート
・福岡ダイレクトショップレポート
・春日部ダイレクトショップ プラスレポート(リニューアルオープン後公開予定)
マウスコンピューター ヨドバシAkiba店の店長にお買い得なPCの選び方を聞くヨドバシAkiba店がどんなショップなのかも確認
今回お買い得なPCの選び方を解説してもらったのは、「マウスコンピューター ヨドバシAkiba店」店長の谷萩氏。超大型家電量販店の中にあるショップということもあり、一般的なPCショップよりも幅広い層のユーザーが訪れる。PC初級ユーザの来店も多く、わかりやすくPCを紹介することにかけては熟練のプロと言える人物だ。
PCの選び方の前に、「マウスコンピューター ヨドバシAkiba店」の特徴も聞いてみたので紹介しておこう。
マウスコンピューターのダイレクトショップでは唯一大型量販店内に店舗を構えるショップだが、普段接点の少ないユーザーへアプローチすることを狙ったものだという。秋葉原には旗艦店の「マウスコンピューター 秋葉原ダイレクトショップ」があるが、客層は大きく異なるという。普段PC専門店に来店することがあまりないユーザーと接点を持つことはなかなか難しく、そうしたユーザーにマウスコンピューターを知ってもらったり、実際にPC触れて良さを知ってもらったりする機会を作る点では効果が大きいとのこと。
また、そうした家電量販店に訪れるユーザーのニーズを直接知ることができたり、他メーカーの動向や市場のトレンドなどを知ったりできるのも大型家電販売店に出店することで得られるメリットだという。メーカーの認知度を上げる取り組みとしては、マウスコンピューターは積極的にテレビCMを活用しているが、たまに以前のCMで使用していた歌を口ずさみながらPCを見ているユーザーもいるとのことで、取り組みの効果を直接知ることができる場にもなっているそうだ。接客を通じて、国産のPCの代表的なメーカーとして認知されて来ている手応えも感じられるという。
PC専門店などと比べて初級ユーザーの来店が多いので、接客時はなるべく専門的でわかりにくい用語は使わないことを意識しているという。本当にPCに初めて触れるユーザーの場合、液晶ディスプレイの横にあるデスクトップPCを指してこの箱は何かと質問されることもあるという。そうしたユーザーにもわかりやすく製品を解説し、ユーザーの利用シーンを想定して寄り添うかたちで製品の提案を行うことを心掛けているとのことだ。保証期間が標準で3年間であったり、24時間365日の電話サポートが受けられたりする点も、マウスコンピューターのPCが初級者を意識した取り組みと言えるだろう。
また、PCにある程度詳しくてもトレンドまでは追っていないユーザーも多いので、最近の軽量ノートPCであれば光学ドライブが無かったり、有線LANポートが省かれたモデルがあったりと、以前の機種には当たり前にあったものが無くなっていたりするケースもあるので、利用シーンや用途を確認しながら案内をすることを意識しているそうだ。
なお、人気となっているモデルは他のダイレクトショップと同じくNEXTGEARブランドのモデルとのことだ。ホワイトカラーのモデルにも力を入れており、デバイスも白でそろえた場合の見た目や環境なども確認できるように売り場を作っているとのことなので、購入前にはぜひ店頭へも足を運んでみてもらいたい。
マウスコンピューター ヨドバシAkiba店の地図
本当にお買い得なPCはどれ?実際のセール品を例に見るべきポイントを聞いてみた
それではセール品のPCを選ぶ際にどのようなところをチェックすべきなのか、実際に特価になっているPCを見ながら確認してみよう。
まずは全般的な話を谷萩氏に聞いてみた。セール品はマウスコンピューター売れ筋のモデルを中心に、他社製品も含め市場全体のニーズやコスト感なども考慮して対象製品を決めているとのこと。基本的には安心して購入してもらえるモデルのみが選ばれているそうだ。
ただし、用途によってはセール品以外のモデルの方がコストパフォーマンスに優れることもあるので、セール品を購入予定のユーザーにも利用シーンや利用目的を確認し、本当に最適なのか、用途に合っているのかを検討してから販売しているとのこと。セール品を購入するモデルの第一候補としていても、ショップのスタッフに用途を伝えたうえで相談することが、失敗しないセール品の買い方のポイントになるだろう。
あまり知られていないが、ダイレクトショップで販売されているセール品に関しては、カスタマイズして購入することが可能だという。この場合はカスタマイズ料金と受注生産になるためその分の納期が発生するが、セール品のメモリがもう少し多ければ……といったような場合などには嬉しいサービス。自分好みの構成から妥協して購入する必要がなくなるので、マウスコンピューターではセール品もカスタムできると覚えておいてほしい。
それでは今回セール対象になっているモデルはどのあたりがお得なのか、具体的に見ていこう。価格自体が割安でも、自身の用途にスペックがあっていなければ、それは無駄な買い物になり損をすることになる。どんなユーザーに向いているモデルなのか、どの部分が優れているのかを聞いてみたので、参考にしてもらいたい。
なお、現在マウスコンピューターのダイレクトショップでは12月31日(火)まで「冬のボーナSALE 2024 WINTER」が実施されており、ゲーミングPCを中心に特価販売が行われている。今回取り上げるのはこのセールで販売されているモデルだ。
NEXTGEAR JG-A7G6T/EX
NEXTGEAR JG-A7G6T/EXは、Ryzen 7 5700XにGeForce RTX 4060 Tiを搭載したモデルで、メモリは32GB、SSDは1TB。人気の構成で20万円切りとなっているのは魅力。価格はブラックモデルだが、+7,700円でホワイトケースにRGB LEDファンx6個の構成に変更もできる。
PCゲームをこれから始めたい人に一押しのモデルで、コストパフォーマンスの高さは今回のセール品の中でも特に優れているとのこと。マウスコンピューターのNEXTGEARブランドの代表モデルといっても過言ではない一台で、初級ユーザーにぜひ使ってみてもらいたいとのことだ。
エントリークラスのゲーミングPCはメモリ容量なども少なめになりがちだが、余裕を持たせた32GB構成にしている点や、使い勝手を考慮してベースモデルに無線LANを追加するなどカスタムが施されている点もポイント。これから年末年始にかけて販売されるゲームにも対応できるスペックになっているので、今回は特にこのモデルをオススメしたいとのことだ。
NEXTGEAR JG-A7G6A/EX
NEXTGEAR JG-A7G6A/EXは、Ryzen 7 9700XにGeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載したモデル。メモリは32GBで、SSDは1TB。価格はブラックモデルだが、+7,700円でホワイトケースにRGB LEDファンx6個の構成に変更もできる。
AMD製CPUを搭載するNEXTGEARブランドの上位構成モデルで、FPSゲームで高フレームレートを狙いたかったり、より高精細高画質な描画を求めたりするゲーマー向けのモデル。遊ぶゲームや目的がわかっているユーザーにオススメの構成とのことだ。
上位ビデオカードを搭載するゲーミングPCとしてはコンパクトな方なのも特徴。性能を活かし、高リフレッシュレートのゲーミングモニターと組み合わせて使用したり、高解像度のゲーミングモニターと組み合わせて画質重視でゲームを楽しんだりしてもらいたいとのことだ。
G-Tune DG-I7G60/EX・G-Tune DG-I7G7S/EX
G-Tune DG-I7G60/EXとG-Tune DG-I7G7S/EXは_CPUにCore i7-14700Fを搭載したモデル。メモリは32GBでSSDは1TB。G-Tune DG-I7G60はGeForce RTX 4060を搭載し、G-Tune DG-I7G7S/EXはGeForce RTX 4070 SUPERを搭載している。価格はブラックモデルだが、+4,400円でホワイトケースにLEDファン搭載の構成に変更もできる。
ゲームはもちろん、写真や動画の編集なども趣味としている人にオススメのモデルで、Core i7-14700Fは20コア/28スレッドCPUということもあり、クリエイティブな用途にも適したスペックを持っているという。ゲームをしながら動画配信なども行いたいユーザーにオススメとのことだ。
遊ぶゲームタイトルや要求する性能にもよるが、コストを抑えたいのであればGeForce RTX 4060搭載のG-Tune DG-I7G60/EX、より高いゲーム性能を求めるならGeForce RTX 4070 SUPER搭載のG-Tune DG-I7G7S/EXを選んでもらいたいとのことだ。特にGeForce RTX 4070 SUPERは12GBのVRAMを備え、ミドルクラスのGPUでは一つ抜けた性能を持っているので、高性能寄りのゲーミングPCの中では30万円切りとお買い得感のあるモデルになっているそうだ。
G-Tune E5-I7G50BK-B
G-Tune E5-I7G50BK-Bは、15.3インチ/180Hzの液晶画面を備え Core i7-13620HにGeForce RTX 4050 Laptop GPUを搭載したモデル。メモリは16GBで、SSDは512GB。
ゲーミングノートでなるべく手軽に導入できることがコンセプトのモデルで、カジュアルにゲームを楽しみたいライトユーザーや、子供へのプレゼントなどにも向いているモデルとのこと。この価格帯のモデルとしては珍しく液晶画面は180Hz対応、解像度はWQXGA(2560×1600ドット)となっており、気軽にゲームを楽しみたいユーザーに対して高コストパフォーマンスなモデルになっているという。
G-Tune P5-I7G60WT-B
G-Tune P5-I7G60WT-Bは、15.6インチ/144Hzの液晶画面を備え、 Core i7-13620HにGeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載したモデル。 メモリは32GBで、SSDは1TB。
白いゲーミングノートを今買うならこれ!とのことで、キートップまで真っ白な美しいモデル。CPU・GPUともにミドルクラスの構成で144Hz対応の液晶を搭載、なおかつ価格は214,800円と、性能とバランスに優れたモデル。ホワイトのゲーミングノートを求めているユーザーはもちろん、バランスの良いゲーミングノートを求めているユーザーにもオススメとのことだ。
G-Tune E5-I7G60BK-A
G-Tune E5-I7G60BK-Aは、15.3インチ/240Hzの液晶画面を備え、Core i7-13650HにGeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載したモデル。メモリは32GBで、SSDは1TB。
ゲーミングノートでも表示性能にこだわりたいユーザー向けのモデル。2560×1600ドットのWQXGA解像度で、リフレッシュレートは240Hz対応と、ワンランク上の表示性能が感じられる仕様とのこと。FPSなど競技向けのゲームを楽しんだり、動きが速いゲームでなるべく有利に遊びたいコアゲーマーに選んでもらいたいモデルだそうだ。
DAIV Z6-I7G60SR-A
DAIV Z6-I7G60SR-Aは、16インチ/WQXGAの液晶画面を備え、Core i7-13700HにGeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載したモデル。メモリは32GBで、SSDは1TB。
本体重量約1.6kgと、16インチサイズのクリエイターノートでは軽量な点が特徴で、快適な環境をそのまま持ち出せることをコンセプトにしたモデル。液晶画面の色再現性はsRGB比100%で解像度は2,560×1,600ドットのWQXGAと、作業スペースの広さもしっかり確保されている。写真や動画といった用途はもちろん、設計やCADなど、外でも本格的に業務が行えるPCを求めるユーザーにオススメしたいモデルとのことだ。
DAIV R4-I7G50WT-B
DAIV R4-I7G50WT-Bは、14インチ/フルHDの液晶画面を備え、Core i7-13620HにGeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載したモデル。メモリは32GBで、SSDは1TB。
最大の特徴はホワイト筐体。マウスコンピューターのクリエイター向けノートPCはシルバーのモデルが多いが、このモデルはホワイトなので、白いPCが好きなユーザーにはポイントになるだろう。液晶画面の色再現性はsRGB比100%でクリエイター用途を想定したものになっており、外でもGPUパワーが必要な作業を行いたいユーザーにオススメのモデルになっているとのことだ。
mouse A4-A5U01SR-B/EX
mouse A4-A5U01SR-B/EXは、14インチ/フルHDの液晶画面を備え、Ryzen 5 7430Uに、16GBのメモリと512GBのSSDを組み合わせたモデル。
重量約1.34kgで、アメリカ国防総省制定のMIL規格(MIL-STD-810H)に準拠したモデルになっており、持ち運びやすく強度的にも優れた割安なモデルが欲しいユーザーに適した1台。液晶画面は180°開閉可能なタイプで、狭いスペースでも有効活用できるビジネス向けを意識した仕様になっているとのこと。事務処理を主な用途に想定しているため、ベースモデルは256GB SSDが標準構成だが、写真や音楽などプライベートなデータも持ち運べるように、セール品はSSDを512GBにカスタムしたものとのことだ。
mouse A5-A5A01SR-A
mouse A5-A5A01SR-Aは、15.6インチ/フルHD液晶画面を備え、Ryzen 5 7430Uに16GBのメモリと500GBのSSDを組み合わせたモデル。
A4サイズモデルmouse A4-A5U01SR-B/EXに近い構成のモデルだが、文字の視認性が高いモデルが欲しい、テンキーが欲しいといったユーザーに適したモデル。持ち運ぶのであればA4サイズのモデルが好適だが、デスクノートとしておいて使うことがメインのユーザーであれば、こちらのモデルがオススメとのことだ。
mouse K5-I7G50BK-B
mouse K5-I7G50BK-Bは、15.6インチ/フルHD/144Hzの液晶画面を備え、Core i7-12700HにGeForce RTX 2050 LaptopGPUを搭載したモデル。メモリは32GBで、SSDは1TB。
sRGB比100%の色再現性に優れた液晶パネルを備えているのが特徴で、イラスト作成や写真の編集など、クリエイティブ用途での利用を考えているユーザーにオススメとのことだ。また、10コアのCPUのCore i7-12700Hにメモリ32GBと簡単な動画編集を行うのであれば快適な性能をそなえているので、普段使いはもちろん、クリエイティブなこともしたいユーザーには割安なモデルになっているそうだ。
大型量販店内で初級者にも優しいマウスコンピューターのダイレクトショップPC選びに迷ったらマウスコンピューター ヨドバシAkiba店へ
今回はセール品の選び方にフォーカスしてお届けしたが、PC購入の際は谷萩氏からのアドバイスを活用してもらえれば幸いだ。セール品を見る際に少し意識すれば、より自分に合ったお得なPCを見つけられる機会が増えるだろう。
また、「マウスコンピューター ヨドバシAkiba店」は特に初級ユーザーに優しい対応を目指したショップなので、PCに関して聞きたいことなどがあれば来店してみて欲しい。ヨドバシカメラの行う豊富なサービスと一緒に利用できるのも同店のメリットとのことで、インターネット回線の乗り換えとセットでの割引サービスや、駐車券サービスなども利用できる。気軽に寄りやすいショップなので、PC選びに迷った時などはぜひ寄ってもらいたい。