第3世代Ryzenや対応マザーの売れ筋モデルをツクモに聞いてみた

　売れ行きが好調なAMDのRyzenシリーズですが、ツクモeX.パソコン館に最近の売れ筋モデルを聞いてみました。

　同店によると、CPUの売れ筋はRyzen 5 3600X（26,980円）とRyzen 5 3500（14,680円）で、Intel系を含めて、この2モデルが人気の中心だとか。ちなみに今でも問い合わせが多いのは、6コア/12スレッドで9,980円という価格が話題になった「Ryzen 5 1600(AF)」だそうですが、「次回入荷は恐らく無い」とのこと。

　一方、マザーボードはASRockの「B450 STEEL LEGEND」（12,300円）と「B450M STEEL LEGEND」（10,800円）が根強い人気。売れ筋CPUがミドルクラスということもあり、コストを気にする人が選んでいるようです。

　ちなみにRyzen 9 3900Xなど上位CPU向けには、MSIの「MEG X570 UNIFY」（31,400円）や「MPG X570 GAMING PLUS」（19,980円）、ASUSの「TUF GAMING X570-PLUS」（19,480円）が人気だとか。どれもコストパフォーマンスの高さが人気の理由のようです。

　最後にPCショップ店員あるある話を1つ。同店ではデスクトップPCを購入する人には無線LAN機能の有無を確認するようにしているそうです。これは、ノートPCからの買い替えでPC自作をする場合、自宅に有線LANの環境が無い人が多いからだとか。昔からPC自作をしていると「デスクトップPCは有線LAN」という人が多いと思いますが、今は「デスクトップPCも無線LAN」という人が増えている模様。同店によると若いユーザーや女性ユーザーは特にこの傾向が強いようです。

　「購入したデスクトップPCに無線LANが無かった」という問い合わせは結構あるらしく、「ほかのお店も同じような状況のはず」（同店）だとか。初めてデスクトップPCを購入する人や自作PCにチャレンジする人は、気をつけてください。