デザインの基本は変わりないが、サイズは一回り以上コンパクト。これまで同様に独特なアーチ型フレームを採用、最上部に冷却ファンを備えるほか、マザーボードやドライブ機器などを装着するトレイが引き出せる。サイズは幅210×高さ190×奥行き230mm。

　また、この種類のPCケースとしては珍しい外付けのACアダプタ（90W）を電源に採用しているのも特徴。ただし、Skeletonとは異なり一般的な電源ベイは装備していない。

　ドライブベイ数は5インチ×1、2.5インチシャドウ×2で、このほか最大2基の2.5インチHDD/SSDが装着可能な「2.5インチドライブマウントプレート」を本体側面に装備している。拡張カード用スロットは1基（LowProfileサイズ）。

　ケースファンは本体上部に150mmサイズ（青色LED内蔵）を、下部の側面に70mmサイズを1基ずつ装備。なお、代理店のリンクスによれば、一部の初期ロット製品では上部ファンのLEDが青色ではなく「マルチカラー」になっているとのこと。

　側面にファンコン機能つきの8cmファンを1基搭載しており、ファン速度は3段階(弱/中/強)に調節可能。また、追加で8cmファンを1基搭載することもできる。

　搭載ベイ数は薄型光学ドライブベイ×1、2.5インチシャドウベイ×2。本体サイズは幅222×奥行き328×高さ96mm。LowProfileタイプの拡張スロットを1つ利用可能。

　「小型、かつATX電源対応のMini-ITXケース」はこれまでにもいくつか発売されているが、今回の製品はその中でも最小クラス。サイズは幅 194mm×高さ258mm、奥行き190mmで、下から順に電源、ドライブベイ、マザーボードと積み重ねるように配置された独特のレイアウトも特徴。

　搭載するドライブベイは、5インチ×1、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×2の計4つ。2個の3.5インチシャドウベイは電源搭載部の隙間を埋めるようにレイアウトされている。なお、CPUクーラーは高さ65mmのものまで使用可能。

　マザーボードの拡張スロットはLowProfileのみ対応するが、別売キットを利用することでマザーボード下の3.5インチベイの空間を流用、通常タイプのPCIカードを利用することもできるとのこと。キットの予価は2,980円で、複数のショップが「6月初旬入荷予定」と説明している。

　CPUスペース、拡張カードスペース、電源スペースの3つの内部スペースに分割することで、各スペースごとに熱源を分割し、効率の良いエアフローを確保しているという。拡張カードスペースと電源スペース部には、取り外し可能な金属性カバーが装着されている。

　フロントパネルは、傷がつきにくいという「ショットブラスト加工」を施した厚さ3mmのセンターパネルと、ヘアライン加工を施したメインパネルの2つをあわせたものを採用している。

　搭載ベイ数は5インチベイ×4(うち1つは3.5インチオープンベイと共用)、3.5インチシャドウベイ×8(うち1つは2.5インチシャドウベイと共用)。3.5インチシャドウベイは、本体右側面からの取り外す仕組みとなっている。

　電源は別売り。

　重厚な作りとサイドパネルに貼られた防振シートによる高い静音性をウリとしている。また、フロントは全面メッシュ仕様となっており、通気性も確保している。

　搭載ベイ数は5インチベイ×7、3.5インチシャドウベイ×5。ケース背面に12cmファンを1基搭載し、オプションとしてケース上面に12cmファンを1基追加搭載できる。

　電源は別売り。

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　両側面パネルと上面パネルに吸音シートが貼られているほか、3.5インチシャドウベイにも制振パッドが貼られている。搭載するベイ数は5インチベイ×3、3.5インチシャドウベイ×5、2.5インチシャドウベイ×2。

　電源は別売り。

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　電源は別売。側面窓付き。

　冷却ファンは、前面に青色LED付き12cmファンを1基、背面に12cmを1基ずつ備えており、追加で上面に12cm/14cmファンを2基、底面に1基、側面に1基ずつ搭載できる。

　電源は別売り。