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新型水冷クーラーやミリタリー調のPCケース、魅せるATX電源をCORSAIRの新製品が多数COMPUTEXで発表

コンセプトルームで様々な製品をアピール!(COMPUTEX AKIBA出張所 / CORSAIR編)

 PC/IT関連の見本市「COMPUTEX TAIPEI 2026」が、6月2日~6月5日の日程で、台湾・台北市にて開催された。

 本稿では、CORSAIR製品の中でも特にイチオシと紹介された製品をピックアップして紹介しよう。

一体型フレームファン採用の簡易水冷「iCUE LINK TITAN II」シリーズ最上位モデルは5インチモニターや40mm厚のラジエーターを搭載

 展示会場では、第2世代ポンプや一体型フレーム採用の冷却ファンを搭載するCORSAIRの簡易水冷クーラー「iCUE LINK TITAN II」シリーズが注目を集めていた。

 本シリーズは、高効率かつ高負荷時でも静音性に優れる第2世代ポンプ「FlowDrive 2」を採用し、一貫して強力な流量で冷却液を循環させ続けることができる。また、AMD Ryzen向けに最適化されたコールドプレートを搭載。表面形状の改良によってCPUのヒートスプレッダーとの密着性を高めており、熱伝達の効率化と高負荷時の動作温度の低減に貢献しているという。

 また、AMD Ryzen向けに最適化されたコールドプレートを搭載しており、表面形状を改良したことで、CPUのヒートスプレッダーとの接触性を向上させ、CPUからの熱伝達がより効率的になり、高負荷時の動作温度の低減に役立つという。

 上位モデルの「iCUE LINK TITAN II 360 RX LCD」と「iCUE LINK TITAN II ULTRA 360 LX LCD」は、5インチの大画面LCDディスプレイを備えており、iCUEソフトウェアと連携してカスタムウィジェットなどを表示可能だ。さらにDisplayPort入力端子も備えているため、OS上でサブディスプレイとして機能させ、任意の画像や動画を表示することもできる。

 さらに、最上位モデルの「iCUE LINK TITAN II ULTRA 360 LX LCD」では、新たに2層構造のクロスフローラジエーターを採用した。ラジエーターは通常よりも厚い40mmで、冷却液のラジエーター滞留時間を延ばして熱伝達率を向上させることで、高負荷状態でもファン回転数を上げずに冷却できる。また、ラジエーター表面全体で冷却液の分布をより均一に保ち、部分的な高温箇所の発生を抑えている。

高級感あふれるアルミニウム製トッププレートを搭載側面コネクタレイアウトのATX電源「AX1600i SHIFT」

 内部コネクタをサイドに配置した1,600WのATX電源「AX1600i SHIFT」が新たに登場。押し出し成形されたアルミニウム製のトッププレートとクロームプレートにより、高級感あふれる外観に仕上げられている。

 2つのネイティブ12V-2x6コネクタを備えており、それぞれ最大600Wの電力を同時に供給できるため、マルチGPUシステムにも対応可能だ。12V-2x6ケーブルについては、90度(L字)コネクタ付きのケーブルが2本同梱される。また、GPU側には2色仕様のコネクタを採用。これにより、ケーブルが正しく完全に差し込まれているかどうかが一目で確認しやすくなっている。

 さらに、専用ソフト「iCUE」による包括的な制御・監視機能も特徴だ。12Vシングルレールとマルチレールの過電流保護(OCP)の切り替えや、各12Vレールのトリガーポイントの調整、ファン速度の調整などが可能で、これらの動作状況はすべてiCUEを通じてリアルタイムに監視できる。

地味な存在から昇華した魅せるATX電源「HX1000i SHIFT CRYSTAL」iCUE LINKシステムハブ内蔵でケーブルがより整理しやすく

 引き続き電源分野では、サイドパネル3面に透明なポリカーボネート製プレートを採用した1,000WのATX電源ユニット「HX1000i SHIFT CRYSTAL」が発表された。電源コネクタは側面部分に搭載されている。

 本製品は、電源ユニットの内部構造を「魅せる」デザインが特徴のモデルだ。搭載されているコンデンサは同社が特注したもので、安定した電力供給と長期的な信頼性を確保するだけでなく、全体のデザイン性を高める役割も果たしているという。

 冷却には140mmサイズの「iCUE LINK RGBファン」を搭載。このファンは12V-2x6回路の過電流保護状態を視覚的に知らせる機能も備えており、PSUのセンサーがしきい値を超える電流を検知すると、赤く点灯して異常を通知する。

 また、同社の「iCUE」ソフトウェアと完全な互換性を持ち、ファン速度をはじめとする様々な機能を制御できるほか、ワンクリックで電源設定の確認や、シングルレールとマルチレールの過電流保護(OCP)の切り替えが可能。さらに、「iCUE LINKシステムハブ」が内蔵されている。電源ユニットにiCUE LINK対応デバイスを直接接続できるため、通常はシステムハブ用に必要となる個別のPCIe電源ケーブルが不要になり、ケーブルマネジメント性も向上するとアピールしていた。

エアフローを重視&ミリタリーデザインのミドルタワー「WARTHOG」暗所でのケーブル接続に便利な背面I/O照明を搭載

 2012年に同社から発売され人気を博した「Vengeance C70」を覚えているだろうか?今回新たにミリタリーテイストのデザインと堅牢な設計を特徴とし、拡張性と利便性に優れたミドルタワーケース「WARTHOG」が公開された。

 Vengeance C70の機能をいくつか継承しつつ、現代のPCビルド環境に合わせて再設計したというモデルで、カラーはブラックとオリーブの2色が用意されている。

 機能面では、さまざまなサイズのファンを柔軟に配置できる「InfiniRailファンマウントシステム」や、自由度の高いケーブル配線を可能にするマザーボードトレイを採用。さらに、天面のスチール製キャリングハンドルや、暗所でのケーブル接続に便利な背面I/O照明も備える。また、シャーシ前面のスイッチ部には、誤作動を防ぐための金属製ボラード(防護柵)が設けられているのも特徴だ。

 対応マザーボードはE-ATX/ATX/microATX/Mini-ITX。拡張性も高く、最大430mmのビデオカードや全高190mmまでのCPUクーラーを搭載できる。このほか、最大360mmのラジエーターを同時に3つまで取り付けることも可能だ。本体サイズは534×284×546mm。

スタイリッシュでコンパクトなのにハイエンドパーツも組み込めるmicroATXケース「2800X RS-R」

 日本では比較的コンパクトなPCが好まれる傾向にあるが、昨今のビデオカードは大型クーラーを搭載し、CPUの発熱対策として水冷クーラー導入が必要となることが増えた。そうした中、CORSAIRは今回、360mmラジエーターや最長410mmまでのビデオカードに対応したmicroATXケース「2800X RS-R」を発表した。

 フロントとサイドに強化ガラスパネルを備えたピラーレスデザインのPCケースで、各パネルはツールレスでの取り外しが可能。計10基の120mmファンを搭載でき、ケースサイドには、ARGB対応の120mm吸気ファン「RS120-R ARGB」を3基標準で搭載している。

 対応マザーボードはmicroATX/Mini-ITXで、ASUS/GIGABYTE/MSIの背面コネクタマザーボードもサポートする。本体サイズは436.4×232×447mm。

CORSAIRはPCパーツだけじゃない!ゲーミングデバイスやElgato製品も多数アピール会場にはストリーマーのksonさんと、グラビアアイドルの要あいさんが来場

 これらのほかにも、Elgatoの配信向け製品、メモリやPCケース用のオプションパーツ類、レースゲーム向け製品、ゲーミングコンセプトルームなど数多くの展示が行われていた。

iCUE LINK TITAN II ULTRA 360 LX LCDのラジエーターは40mm厚で、ほかのCORSAIR製水冷クーラーの倍近い厚さがある
Virtual Stream Deck立ち上げボタンを備えたゲーミングマウス「NIGHTSWORD v2 WIRELESS SD」。
オリジナルホールエフェクトスイッチ搭載の60%ゲーミングキーボード「CLIPPER PRO MINI 60」。
多プラットフォーム対応の軽量ゲーミングヘッドセット「HS35 v3」。
FRAMEシリーズ向けフロントパネル各種
FRAMEシリーズ向けマザーボードトレイやI/Oポート。
2PC配信もできる「WAVE XLR PRO」、「Stream Deck」を使ったコントロールも可能。
物理スイッチを備え、MagSafe対応モバイルバッテリーを固定できるようになった新型Elgato Key Light。
CORSAIRシムレーシングコックピット。
「XENEON EDGE 14.5 LCD Touchscreen」や「Stream Deck +」が活用されていた。
利用シーンに合わせたコンセプトルームも複数用意されていた、こちらはがっつりとゲームを楽しめるスタイル。
ゲストとして招かれたストリーマーのksonさん(左)と、グラビアアイドルの要あいさん(右)。