発売されたのは動作クロック1.8GHzの「2200+」タイプで、従来のPalomino版Athlon XPの最高モデル「2100+」（1.73GHz）の上位となるもの。

　CPUとしての基本仕様はPalomino版Athlon XPとほぼ同じで、キャッシュ構成（1次キャッシュ128KB＋2次キャッシュ256KB）もまったく同一。主な違いは動作電圧やTDP、外観などで、動作電圧はPalominoの1.75Vから0.1V下がった1.65Vに、最大TDPはAthlon XP 2100+の72.0Wから4.1W下がった67.9Wになっている。外観上の違いは、これまでCPU裏面に搭載されていたキャパシタ類がCPU表面に移動していることや、CPUコア上のマーキングが削除され、代わりに基板上に貼られた黒いラベルにマーキングが記載されるようになった点など。

　現在販売されているのはバルク品のみで、ショップによっては「マザーボードとのセット販売のみ」という条件をつけている例もある。

[撮影協力:フェイスとDOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館]

　既に発売されている933A MHz版と同じ赤とグレーの派手な外箱で、側面には代表各国の国旗やサッカーボールなどが書かれている。

　「期間限定販売」だそうだが、具体的な販売期間は不明。

□関連記事
【6月15日】ワールドカップ期間限定仕様のC3リテールパッケージが発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020615/etc_c3wc.html

[撮影協力:フェイス]

　32bit RIMMは、従来の16bit RIMMが「1枚1チャネル」として備えていたメモリバス(RDRAMチャネル)を1枚に2チャネル搭載したもの。論理的には「従来の16bit RIMM2枚を1枚にまとめた構造」ともいえるもので、「(i850のような)デュアルチャネルタイプのシステムでも1枚単位で増設できる」(RAMBUS)という特徴がある。32bit RIMMとして規格化されているモジュールは、「PC800の16bit RIMM2枚分」とも言えるRIMM3200と、「PC1066の16bit RIMM2枚分」とも言えるRIMM4200の2種類。
　物理的なサイズは従来の16bit RIMMとほぼ同じだが、ピン配置やノッチ位置が異なるため対応スロットの互換性はなく、32bit RIMM用には新しい232ピンタイプのコネクタが規格化されている。

　今回発売されたのは、RIMM3200タイプの容量256MB品で、モジュール上のマーキングには「PC800-40」と書かれたもの。入荷数はいずれのショップでもごく少量という。

　32bit RIMMに対応したマザーボードは22日(土)現在発売されておらず、一部ショップが「6月末～7月上旬にASUS製のP4T533が入荷する予定」（BLESS 秋葉原本店やコムサテライト3号店など）としているのみ。

□P4T533(ASUSTek Computer)
http://www.asus.co.jp/mb/socket478/p4t533/overview.htm

[撮影協力:DOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館と高速電脳]

　この「DDR400対応」はチップセットの仕様を超えるもので、あくまでもAlbatronが「OverClock」（外箱の表記）で保証しているというもの。さらに、国内代理店のアスクでは「現在流通しているDDR400メモリは“正規のDDR400対応品”ではないオーバークロック品のため、それらとの組み合わせでは動作保証できない」とも説明しており、実際に動作保証できるのは今後発売されるという「正規のDDR400対応品」のみという。既存のDDR400メモリについては「保証はしないもののSamsungまたはWinbondチップ搭載のA-Data製モジュールに関しては動作を確認している」(アスク)としている。

　なお、マニュアルには「DDR400対応」に関する解説はまったくなく、対応メモリとして書かれているのも「333/266/200 DDR」のみ。さらにBIOSの設定項目やジャンパの説明を見ても、特に「DDR400向け」の設定項目は見当たらない。

　「DDR400対応」以外の特徴としては、BIOS書き換え失敗時などでも予備BIOSで起動ができる「BIOS Mirror」機能や、起動状況を音声で告知する「Voice Genie」機能などを搭載している点などがある。搭載しているオンボードデバイスは6ch対応のサウンド機能など。

[撮影協力:コムサテライト1号店とBLESS 秋葉原本店と高速電脳]

　オンボードデバイスはサウンド機能やLANインターフェイスなどで、マニア向け機能としては最大332MHz/1MHz単位のFSB設定機能などを搭載している。メモリスロットはDDR DIMM×2で、PC2700(DDR333)対応DIMMも利用可能。

　Athlon用マザーボードでありながら「(Pentium 4対応電源が備える)ATX12Vコネクタの接続が必須」だという制限がある。

　「PC2700対応」をうたうmicroATX版マザーボードは同社MX4GR(Socket 478/i845G)に続いて2製品目。

□関連記事
【6月1日】MX4GR(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020601/ni_i_m7.html#mx4gr

[撮影協力:コムサテライト3号店とコムサテライト2号店]

　最新フィーチャーを積極的に取り込んでいるのが特徴で、Ultra ATA/133対応IDE-RAID機能(PDC20276)やUSB 2.0インターフェイス(D720100)、サウンド機能などをオンボード搭載している。Ultra ATA/133対応IDE-RAIDやUSB 2.0をオンボード搭載する製品はこのクラスではこれが初めて。

　このほか、マザーボード上の各コネクタを積極的に色分けしているのもユニークな特徴。色分けされているパーツはIDEコネクタ（青/白/赤/黄）とCPUソケット(白/青)、DIMMスロット(紫)など。

　対応メモリはRegisterdタイプのDDR DIMMのみ。

[撮影協力:高速電脳]

　SiS645の姉妹チップセットには、FSB 533MHz正式対応の「SiS645DX」もラインナップされており、同社でもSiS645DX搭載のGA-8STML(microATX)を発売している。この製品がSiS645DXではなくSiS645を採用した理由や、その上で「FSB 533MHz対応」をうたっている理由は不明。なお、この「FSB 533MHz対応」に関しては「もちろん正式にサポートする」（GIGABYTE）そうで、ショップおよび代理店による保証もあるそうだ。

　搭載サウスブリッジチップはUltra ATA/133対応のBリビジョン版SiS961。6チャネル対応サウンド機能もオンボード搭載している。

　同社ではFSB 533MHz非対応のi845チップセットを使って「FSB 533MHz対応」を独自にうたうGA-8IR533も発売している。

□SiS645(SiS)
http://www.sis.com/products/chipsets/oa/pentium4/645.htm
□SiS645DX(SiS)
http://www.sis.com/products/chipsets/oa/pentium4/645dx.htm

□関連記事
【6月8日】GA-8IR533(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020608/ni_i_m7.html#ga8ir533

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

　サウスブリッジチップはUltra ATA/133対応のBリビジョン版SiS961。サウンド機能やLANインターフェイスをオンボード搭載している。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　同時発売されたFlexATXフォームファクタのGA-8ILFTとほぼ同機能の製品で、VGA、サウンド、LANインターフェイスをオンボード搭載している点や拡張スロットがPCI×3＋DDR DIMM×2なのも共通。

　主な違いは追加USBコネクタ用ヘッダピンが1個(2ポート分)から2個(4ポート分)に増えている点や、COM2ポート増設用ヘッダピンが用意されている点など。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとWonderCity秋葉原店とカクタ ソフマップ]

　FlexATX対応のSocket 478対応マザーボードは種類が少なく、ASUS P4B-FX(i845,SDR)、P4S333-FX(SiS645,DDR)、P4S333-VF(SiS650,DDR)などが一部で発売されているのみ。

□関連記事
【2001年10月13日】P4B-FX(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011013/ni_i_m7.html#p4bfx
【2001年12月15日】P4S333-FX(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011215/ni_i_m7.html#p4s333fx
【1月12日】P4S333-VF(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020112/ni_i_m7.html#p4s333vf

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　搭載しているオンボードデバイスは、VGA、6ch対応サウンド機能(アナログ6ch出力/同軸デジタル出力付き)、LANインターフェイスなどで、マニア向け設定機能としては最大250MHzのFSB設定機能やコア電圧設定機能を搭載している。

　内蔵ビデオ機能を使ってDVI出力やTV出力が可能なAGPスロット用専用カード「ADDカード」がオプションとして用意されており、コムサテライト3号店やコムサテライト2号店では入荷予定もあるという。コムサテライト3号店での入荷予定日は「近日中」だそうだ。

[撮影協力:コムサテライト2号店とコムサテライト3号店]

[撮影協力:コムサテライト2号店]

　VGA、サウンド機能とLANインターフェイスをオンボード搭載している。

　MSIでは、型番が酷似している別基板のi845GLチップセット搭載モデル MS-6526GL（ハイフンの有無が違う）もラインナップしているので要注意。22日(土)現在、秋葉原ではMS-6526GLのバリエーションモデルであるMS-6526GL-L(LAN付き)の販売が確認されている。

□MS-6526GL(MSI)
http://www.msi.com.tw/products/mainboard/mainboard.php?model=MS-6526GL

□関連記事
【5月11日】MS-6526GL-L(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020511/ni_i_m7.html#ms6526gll

[撮影協力:コムサテライト2号店]

　Bluetoothアダプタセットの内容は既存の845E Max2-BLRに添付されているものと同じで、マザーボードのヘッダピンに直結して利用するカードタイプのBluetoothアダプタ(外付けアンテナ付き)と、他のPCに接続して利用するスティックタイプのUSB接続Bluetoothアダプタがセットになっている。

　マザーボード自体の機能は845G Max-Lと同じで、VGAや6ch対応サウンド機能、LANインターフェイスをオンボード搭載している点は変わりない。

□関連記事
【5月4日】845E Max2-BLR(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020504/ni_i_m7.html#msi845e
【5月18日】845G Max-L(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020518/ni_i_m7.html#845gmaxl

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　既に発売されているSiS650チップセット搭載製品MX46の姉妹モデルにあたる製品で、サウスブリッジチップがUltra ATA/100対応のAリビジョン版SiS961からUltra ATA/133対応のBリビジョン版SiS961に変更されているのが主な違い。

　SiS650GX搭載マザーボードとしては、GIGABYTE GA-8SIML(Rev.2.X)やAlbatron PM650GXが既に発売されている。

□関連記事
【3月16日】MX46(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020316/ni_i_m7.html#mx46
【6月15日】GA-8SIML(Rev.2.X)(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020615/ni_i_m7.html#8siml2
【6月15日】PM650GX(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020615/ni_i_m7.html#pm650gx

[撮影協力:コムサテライト3号店とT-ZONE. PC DIY SHOP]

　既に発売されているP4VXAD V2.0(Apollo P4X266A)の後継モデルにあたる製品で、「FSB 533MHz対応」が主な違い。基板デザインも若干ことなる。

　この「FSB 533MHz対応」に関するショップおよび代理店の保証状況は未確認。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　本来は工業用の製品で、独自形状のマザーボード上にVGAと2チャネルのLANインターフェイス、USB、PS/2キーボード・マウス、CFスロット(裏面)、SO-DIMMスロット(裏面)などを搭載している。マザーボードのサイズは実測値で約104mm×146mm。

　電源はHDDなどと同じ4ピン電源コネクタが利用可能で、HDDに関してはIDEチャネルを1チャネルのみ利用可能。マザーボード上のIDEコネクタは小型の特殊タイプだが、2.5インチHDD1台と3.5インチHDD1台を接続できる専用ケーブルが付属している。最大メモリ容量は128MB。

　OSに関してはWindows 98とWindows NT Embeddedが動作することが確認済みだそうだ。

　独自形状のため通常のATXケースなどには格納できず、PS/PLAZA WAKAMATSUでも「対応ケースは今のところ販売していない」としている。

□Geode GX1(National Semmiconductor)
http://www.national.com/appinfo/solutions/0,2062,239,00.html

[撮影協力:PS/PLAZA WAKAMATSU]

　ビデオチップとメモリチップ以外の基本仕様は3製品共通で、ビデオメモリ容量が128MBである点やDVI出力機能を備えている点、ビデオ編集ソフトのMGI VideoWave 5.0が付属している点、ビデオチップクーラーが基板表裏を覆う巨大なタイプである点も変わりない。ただし、ビデオチップクーラーはGeForce4 Ti4200搭載モデルのみファン1個の「簡易タイプ」になっており、他の2モデルが搭載するファン2個のモデルとは異なっている。

[撮影協力:高速電脳とTSUKUMO eX.とコムサテライト2号店とツクモパソコン本店IIとコムサテライト3号店]

　これまで発売されたGeForce4 Ti4200ビデオカードの搭載メモリチップは64MBモデルが3.8nsタイプ、128MBで4nsタイプが一般的。3.3nsタイプを搭載した128MB版製品はこれが初となる。

　出力コネクタはDVI-I×1とS端子×1で、メモリチップにヒートシンクが付いているという特徴もある。

　同じ3.3nsメモリチップを搭載した64MBメモリモデルPlatinum GeForce4 Ti 4200SE 64MBは既に発売されている。

[撮影協力:OVERTOPと高速電脳とコムサテライト2号店]

　外箱は最近の同社製品に多い四角柱タイプではなく、オーソドックスな平箱状のもの。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　出力コネクタは2製品とも共通で、VGA、DVI-I、TV出力(S端子)の各コネクタを搭載している。

　外箱は四角柱状の独自タイプで、基板を直接確認できる。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とクレバリー1号店とコムサテライト3号店]

　外箱は四角柱状の独自タイプで、基板を直接確認できる。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とクレバリー1号店]

　64MBのビデオメモリを搭載した製品は先週既に発売されている。

□関連記事
【6月15日】Albatron GeForce4 Ti4200搭載ビデオカード(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020615/ni_i_vc.html

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　外箱には「DVI」や「VIVO」との記載があるが、実際にはこれらのコネクタは搭載されておらず、VGAコネクタのみを搭載している。

　VGAコネクタのみを搭載したGeForce4 Tiシリーズ搭載ビデオカードは非常に稀で、ASKセレクト ASGW-Ti4200-A64D(GeForce4 Ti4200,64MB)などが発売されているのみ。

□関連記事
【5月18日】ASGW-Ti4200-A64D(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020518/ni_i_vc.html#asks4264

[撮影協力:コムサテライト3号店とツクモパソコン本店II]

□関連記事
【6月8日】GeForce4 MX420でありながらDDRメモリを搭載するビデオカード発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020608/etc_mxddr.html

[撮影協力:コムサテライト3号店とコムサテライト2号店]

　付属ソフトはコアクロック/メモリクロック調整が可能な独自ツールV-tunerやDVD-Video再生ソフトのPowerDVD XP、各種ゲームなど。

[撮影協力:コムサテライト2号店と高速電脳とコムサテライト3号店]

　ビデオメモリは両モデルとも128MBのDDRメモリで、出力コネクタもVGA×1＋DVI-I×1＋S端子で共通。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　ビデオメモリは64MBのDDRメモリ。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　既存モデルのUA-5をベースに、ギター/マイク向けのエフェクト機能などを搭載した製品で、パネル上には多数のエフェクト切り替え用スイッチが用意されている。

[撮影協力:クレバリー2号店]

　ビデオ編集ソフトのUlead VideoStudio 5.0が付属している。

　外箱のラインナップ解説には「USB 2.0とIEEE-1394、Ultra ATA/133、“マルチI/Oまたは5.1chサウンド機能”」を1枚に搭載するという「4 in 1 PCI COMBO card」に関する記載がある。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　バスパワー動作対応の製品で、「5V/1A以上の電力を必要とするHDDを接続する場合」に併用するUSBコネクタ用電源ケーブルが付属している。このケーブル併用時には2本のUSBケーブルをPCに接続するかたちになる。

　同社では似たような仕様のデザイン違い品2500SIも発売している。

□関連記事
【5月18日】2500SI(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020518/ni_i_hd.html#keihdd2

[撮影協力:コムサテライト2号店]

　本来はアルミニウム製のSMART DRIVEを個数限定で銅製にしたもので、同シリーズの出荷数が3万個を超えたことを記念するモデルという。

　本体が銅製であるだけでなく、前面ベゼルや付属のネジまで銅で出来ている。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　電源はリチウムイオン充電池またはACアダプタで、連続動作時間は最大18時間。重量はPCカード型HDD込みで235g。

　標準で5GBのPCカード型HDDが付属している。

[撮影協力:ツクモDOS/Vパソコン館]

　「携帯電話のキーを使ってメールを作成するよりも効率が良い」のがウリで、PCからのキー入力を逐一携帯電話に転送してメール作成する「直接入力モード」と、予めPCで作成したメールをまとめて送信する「間接入力モード」の2種類の入力/送信モードを備えている。なお、あくまでも「PCと携帯電話を接続するUSBケーブル」なので、キーボードと携帯電話を直結するといった使い方はできない。

　PCで作成したメールをPCから送信せず、わざわざ携帯電話のメール機能を使って送信するメリットがどれほどあるかは不明だが、やりとりの中心が携帯電話のメール機能になっている場合や、携帯電話のフィルタリング設定次第では便利に利用できると思われる。

　対応している携帯電話はiモード対応携帯電話の一部のみ。

　モデム機能としては最大28.8kbpsでのパケット通信などに対応しており、USBのバスパワーで携帯電話を充電できる充電機能も搭載している。充電機能は付属ソフトでON/OFF制御を行う仕組み。

□リュウド
http://www.reudo.co.jp/jhome.html

[撮影協力:高速電脳]

　V.92は従来のV.90を改良した上位規格。上り方向の転送速度が従来の33.6kbpsから48kbpsに高速化されたほか、データ通信を「保留」状態にしておくことで、データ通信中でもキャッチホンなどで音声通話ができる「Modem-on-Hold機能」や、接続時のハンドシェイク時間を短縮する「QuickConnect機能」が追加されている。下り方向の通信速度は従来同様の56kbps。

　なお、これらの新機能を使用するためにはプロバイダなどの対応が必要なので要注意。

　V.92対応をうたうモデム製品はあまり発売されていない。

　JATE認定済み。

[撮影協力:FRESH FIELD ADACHI]

　フリーで配布されているオープンソースのオフィスソフトOpenOffice.orgをベースにした製品で、フォントやスペルチェック機能、サポートサービスなどが付加されている。

□OpenOffice.org
http://www.openoffice.org/
□関連記事
【6月17日】フリーのオフィス統合環境「OpenOffice.org」v1.0(窓の杜)
http://www.forest.impress.co.jp/article/2002/06/17/openoffice.html

[撮影協力:ぷらっとホーム]

　CPUとの接触部分に銅を採用した大型の製品で、搭載ファンの速度が異なる播磨(3,000rpm/25dB)と最上(4,200rpm/30dB)の2製品が発売されている。対応CPUは両製品とも同じで、Athlon MP 2000+やAthlon XP 2100+などが挙げられている。

　旧日本軍兵器の名前が付いた「冷戦シリーズ」の製品で、パッケージには旭日旗風マークが入っている。

□関連記事
【4月27日】冷戦シリーズ(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020427/ni_i_fn.html#cfmu

[撮影協力:高速電脳とCUSTOM]

　旧日本軍兵器の名前が付いた「冷戦シリーズ」の製品で、パッケージには旭日旗風マークが入っている。

□関連記事
【4月27日】冷戦シリーズ(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020427/ni_i_fn.html#cfmu

[撮影協力:CUSTOMとクレバリー1号店]

　7cmファン2個を備えた製品で、動作音は39dBという。

　旧日本軍兵器の名前が付いた「冷戦シリーズ」の製品で、パッケージには旭日旗風マークが入っている。

□関連記事
【4月27日】冷戦シリーズ(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020427/ni_i_fn.html#cfmu

[撮影協力:クレバリー1号店]

　Socket 478に対応したMSI製のスリムデスクトップ型モデルで、「豊富なオンボードデバイスを搭載している」「通常サイズのPCIカード2枚を増設可能」「銅製CPUクーラーが付属する」といった特徴もある。搭載チップセットはSiS650で、FSB 400MHzに対応している。

　DVIコネクタは通常のVGAコネクタに加えて用意されているもので、コネクタタイプはデジタル/アナログ両対応のDVI-I。S端子やコンポジットビデオ端子も用意されているため、合計で4種類ものディスプレイ接続コネクタを搭載しているかたちとなる。デュアルディスプレイの可否に関しては不明だが、チップセットのSiS650はコンパニオンチップのSiS301Bと組み合わせることでデュアルディスプレイが可能とされているもの。実際にマザーボード上に搭載されているコンパニオンチップはSiS301MVでSiS301Bとは異なるが、両者の違いについては明らかにされておらず、詳細は不明。

　VGA以外のオンボードデバイスは6ch対応サウンド機能（同軸デジタル端子付き）、LAN、IEEE-1394、PCカードスロット,メモリースティックスロットなど。IEEE-1394とUSB、サウンド入出力コネクタの各一部と、PCカードスロット/メモリーカードスロットは前面パネルに用意されている。薄型FDDも標準搭載済み。
　サウスブリッジチップはUltra ATA/100対応のA2リビジョン版SiS961。

　搭載電源は200Wタイプ。

　MSIではi845GLチップセットを搭載したバリエーションモデルHermes 845GL/845GL-Pもラインナップしている。

[撮影協力:コムサテライト3号店とコムサテライト2号店]

　基本機能は同等で、VGA、サウンド、LAN、IEEE-1394といったオンボードデバイスを搭載している点や、薄型CD-ROMドライブベイ、3.5インチIDE-HDDベイを搭載している点なども変わりない。拡張スロットが事実上利用できないのも同様。

　CD-ROMドライブなしのGT-168TS-NCDと、薄型24倍速CD-ROMドライブ付きのGT-168TSの2モデルが発売されている。

□関連記事
【2月16日】GT-168BS(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020216/ni_i_bb.html#gt168bs
【6月15日】P6F215(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020615/ni_i_m3.html#p6f215b

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　前面コネクタはUSB×2(USB 2.0対応)で、電源は別売。

[撮影協力:コムサテライト3号店とコムサテライト2号店と高速電脳]

　アクリル柱はフロントパネル左右に設置されており、上下などに配置された青色LEDで全体が青く光る構造。上位モデルのKIC-T202では、これに加えて内部照明用の青色ネオン管が付属しており、内部確認用のアクリル製の窓も左側のサイドパネルに用意されている。ネオン管は両面テープで好きな場所に設置可能。

　搭載電源は400WのPentium 4対応タイプで、前面コネクタは背面引き回しタイプ。

　現在、販売されているのは黒色モデルのみだが、TSUKUMO eX.ではアイボリーカラーの窓付きモデルを22日(土)から販売する予定するとしているほか、コムサテライト3号店でもアイボリーカラーの窓なしモデルが近日中に入荷するという。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とOVERTOPとコムサテライト3号店]

　内部照明用ネオン管は青色タイプで、両面テープで好きな場所に設置できる。

　搭載電源は400WのPentium 4対応タイプで、前面コネクタは背面引き回しタイプ。

　カラーはブラックとシルバーの2タイプ。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とOVERTOP]

　これまでのJAZZシリーズと違って傾斜が3段階に変化しているのが最大の特徴で、最上部のドライブベイ部分、中間の電源スイッチ/LED部分、最下段の前面コネクタ部分と下るにしたがって垂直に近づくように構成されている。3部分とも透明なアクリル板が貼りつけられているという特徴もある。

　搭載している前面コネクタはUSB（ヘッダピン接続）、サウンド（ヘッダピン接続）、IEEE-1394(背面引き回し)の3種類。

　搭載電源は定格350W/Pentium 4対応のVarius350。

　店頭販売されている製品のカラーはホワイトパールマイカとブラック、シルバーの3種類。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とツクモ ケース王国]

　Mini-ITXは、FlexATX規格を元にした「17cm角マザーボード」の特徴に加えて電力に関する仕様が追加されており、VIAが提唱する小型のITX電源(47W)と併用することで静音かつ小型のPCを実現できるというもの。

　このケースではACアダプタタイプの60W電源が付属しており、ケース内のファンは背面ファン×1のみに抑えられている。

　拡張性はほとんどなく、ドライブベイは薄型CD-ROM×1と3.5インチHDD×1のみ、拡張スロットは専用LANカード用×1のみを搭載している。このブラケット部分は、専用LANカードの形状に特化したもので、他のカードは利用できないので注意が必要。
　ACアダプタ以外の付属品は薄型CD-ROMドライブ接続用のコネクタ変換アダプタなど。

　ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館とカクタ ソフマップでは白色モデルと黒色モデルの2製品が入荷したが、黒色モデルは予約で完売。白色モデルのみ在庫販売していたが、20日(木)までにこちらも完売となっている(ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館では23日(日)に黒色モデルが少量再入荷予定)。

　対応マザーボードはMini-ITX準拠のEPIA-E533/C800のみで、このほかのマザーボードでの動作保証はないので注意が必要。なお、このケースにEPIA-E533などを組み合わせたかたちのPC自作キット EPIA533/Bareboneは既に一部ショップで販売されている。

□関連記事
【5月18日】準ファンレスの自作PCキットが登場、Edenマザー採用で電源はACアダプタ
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020518/fanless.html

[撮影協力:ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館]

　同社のDual Xeonマザーボード SE7500CW2向けに発売されている製品で460WのNMB製電源を搭載している。

[撮影協力:DOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館]

　前面右側に並んでいる円形の凹凸がデザイン上のアクセントで、電源スイッチや電源LED、前面コネクタ部分にある扉開閉用のプッシュボタンなどもこの円形の凹凸デザインを利用したもの。

　搭載電源はPentium 4対応の400Wタイプで、USB、サウンド入出力、ゲームポート、IEEE-1394などの背面引き回し式前面コネクタを搭載している。

[撮影協力:フェイス]

　搭載電源はPentium 4対応の350Wタイプで、前面コネクタはUSBとサウンド入出力の2種類が用意されている。このほかにIEEE-1394コネクタ設置用の穴も用意されているが、実際のコネクタは搭載されていない。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　カラーは黒色(BK)と白色(W)の2タイプ。

[撮影協力:高速電脳]

　基本となる金具は拡張スロット4本分のブラケットを利用して固定する長さ24cmのパーツ。「ケース付属の背面ファンなどと干渉しないように」（システムテクノロジーコーポレーション）、独自の形状になっているのが特徴という。

　基本金具に「増設金具」を組み合わせて利用する仕組みになっており、増設金具の組み方次第でさまざまな利用法が可能という。具体的な利用法としては「3.5インチ/2.5インチ/5インチHDDの増設」「ケースファンの増設」「HDD静音化キット込みのHDD増設」「CD-ROMドライブの内部増設（イタズラ防止用）」「USBハブ内蔵」「2枚目のマザーボード設置」などがあげられている。

　基本セットのDS-01は基本金具1つと増設金具2枚、ワッシャ状ゴムプッシュ4個、手回しネジ2個がセットになったもので、2枚以上の増設金具を使う場合は追加セットのDS-02（増設金具2枚＋手回しネジ2個セット）を利用する。

　金具は全て1.5mm厚のステンレス製。

[撮影協力:高速電脳とパソコンハウス東映とコムサテライト3号店とテクノハウス東映]

　発光モデルのベースとなったTruePowerシリーズの製品で、電源内の温度に応じてファン回転数を制御する「Antec Low Noise Technology」を搭載している点や、外部のケースファンを電圧制御するための「ケースファン接続用4ピン電源コネクタ」がついている点は発光モデルと変わりない。

　なお、Antecでは「Antec Low Noise Technology」の特徴として、「温度と回転数が直線的に変化する一般的な温度センサー連動ファンと違って、高温時のみ高速回転するように曲線的に回転数を変化させている」点を挙げており、具体的な解説資料も公開している。

　今回発売された製品は330W/380W/430W/480W/550Wの5モデルで、全モデルとも外箱のカラーリングが異なっている。

□TruePowerシリーズの特徴(Antec)
http://www.antec-inc.com/pdf/truepower_inclusion.pdf

□関連記事
【6月1日】“光モノ”ブームはどこまで続くのか？今度は青く光る電源が発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020601/etc_true480.html

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　MSIのi845Eチップセット搭載マザーボード 845E Max2-BLRに付属していたものと同じもので、主に845E Max2-BLRユーザー向けの製品という。

　845E Max2-BLRには、このアダプタに加えて、ブラケット部に内蔵可能な専用Bluetoothアダプタも付属していたが、こちらに関しては同梱されておらず、「現時点では単品での入荷予定はない」（複数ショップ）という。

□関連記事
【5月4日】845E Max2-BLR(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020504/ni_i_m7.html#msi845e

[撮影協力:コムサテライト2号店]

　容量1GBのCFメディアは、Optosys TechnologiesのType IIモデルが受発注扱いで販売されたことがあったが、Type Iサイズの製品が店頭販売されるのはこれが初。
　上記ショップではいずれも店頭在庫をもって販売中。

□関連記事
【3月16日】CompactFlash 1GB(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020316/ni_i_zz.html#1gbcf

[撮影協力:あきばお～参號店]

　対応ソフトと併用することでHMDに表示される画像を頭の向きに連動させることができ、いわゆる「仮想空間」を演出できるのが特徴。

　現在、USER'S SIDE本店ではMicrosoft Flight Simulator 2002を使った店頭デモを行っており、推奨HMD(ミキモトBeans DH-4400VP)とのセット品を受発注扱いで販売している。セット価格は248,000円で、納期は約2週間。

　国内発売元はエーアイキューブで、同社のホームページではゲーム以外の製品を含む動作確認済みソフトの一覧を掲載中。

　なお、同社が配布中のパンフレットには、「PlayStation2対応」とも書かれているが、実際に対応しているソフトは今のところないそうだ。

□エーアイキューブ
http://www.aicube.com/
□DH-4400VP(ミキモトBeans)
http://www.mikimoto-japan.com/vr/cyvisor_1.html

[撮影協力:USER'S SIDE本店]