2006年08月30日

Intelも認めた「Core 2 Duoは円周率演算が得意です」
投稿者:fumi-i 22:08 カテゴリー:取材裏話

Core 2 Duoは円周率演算が得意

Core 2 Duoの発売を機に始まった「AMD対Intel 仁義なき戦い」。CPUメーカー同士が互いの製品を持ち込み、店頭で性能比較デモを繰り広げるというのもすごいが、その中でライバルへの挑発的な言葉が毎回ぽんぽん出てくるというのもすごい。

そもそもの発端は12日(土)のイベントでAMDが言った「ひたすら円周率の計算をしたい人ならCore 2 Duoを買ってください」の一言。これは円周率計算ベンチマークソフトSuperπで突出した性能ぶりをみせるCore 2 Duoを皮肉ったコメントだったが、Intelもこの言葉はそうとう印象に残ったらしく、確認した範囲では27日(日)のイベントで2回ほど、Intelはこれについて関連する言葉を発している。

Core 2 Duoは円周率演算が得意Core 2 Duoは円周率演算が得意

最初は、Athlon 64 X2 4200+とCore 2 Duo E6300のデモ機概要を説明して機材総額を示したときで、前者が147,310円、後者が149,082円とCore 2 Duo側PCが約2,000円高いことに触れ、「2,000円の差は円周率の計算が速いということを加味して頂ければ、そのくらい許して頂けるかな」と発言。このとき、AMDの発言を知っていた周囲の観客から思わず笑いが起こった。そしてIntel天野氏が2回目のデモで登場した際には「みなさんSuperπの計算やってますか?」と挨拶し、観客もこれにはニヤリ。

ユーモアで切り返すところは余裕の表れともとれるが、AMDの直接的な攻撃にひるんだ、と解釈する人もいるかも知れない。

この日、AMDは自分の企画した比較デモをそのまま真似てIntelが反撃したことに「とうとうIntelさん、イベントまでAMD互換になってしまいました」と再度攻撃した。さてIntelはこれに何かこたえるのか…。それとも華麗にスルーか?

【2006年8月26日】Intel対AMD、前代未聞の比較デモ直接対決で火花散る
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060826/etc_intelvsamd.html
【2006年8月12日】AMDが対抗デモ実施「円周率計算したい人はCore 2 Duo」
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060812/etc_amdevent.html

2006年08月13日

サクラエディタはベンチマークの夢を見るか?
投稿者:fumi-i 04:53 カテゴリー:取材裏話

12日(土)に行われたAMDによるAthlon 64 X2対Core 2 Duoのベンチマーク対決は、いくつかの点で意表を突かれた。競争の軸が最上位モデル同士のピーク性能ではなく、ボリュームゾーンの価格帯で選出された製品同士の性能比較だったという点は、周囲の業界関係者も思わず「えっ」といった反応。CPUメーカーから大々的に予告された対決デモの内容が、まさか中・下位モデルのAthlon 64 X2 4200+とCore 2 Duo E6300との対決だったとは誰も予想しなかったろう(笑)。

上位モデルでの比較では不利だからなのか?と勘ぐることもできるが、相手に興奮状態で殴りかかったように見せておいて、実は相手に有利な土俵にはあえて乗らずに勝負したのだとすれば、それはそれで驚くべき冷静さだ。CPU自体はすでにどちらも普通に使う分には十分すぎる性能を持ち、省電力設計という点である意味ようやく肩を並べたところなのに、ただひたすらブン回して一部のマニアやクリエイターにしかウケないピーク性能で競争をしてもしょうがないだろ?という冷静な読みがあったのかも知れない。だとしたら、これはこれで見事な卓見だとしか言いようがない(でも、こんなデモに関心を寄せるのはそもそも自作PCのマニアだろ?という話はさておき)。

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そして、もう一つ意表を突かれたのは、ベンチマーク競争で使われたソフトとして国産テキストエディタの「サクラエディタ」が登場したこと。Superπ、HDBENCH、CINEBENCH、3DMark06など有名なベンチマークソフトに混じって、テキストエディタが出てくるとは、これも誰が予想しえたのか(笑)。

このソフトでやったことは、「intelはいってる」という70万のセンテンスを含んだテキストファイルを「AMDはいってる」に全部書き換えることで、単純に言えば「intel」から「AMD」への全置換命令を実行し、その時間を計測するというもの。結果はAthlon 64 X2 4200+が56秒、Core 2 Duo E6300が65秒で、Athlon 64 X2の方が10秒早いという結果になった。ちなみに、これは64bit環境で行われた性能比較。

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テキストエディタの置換スピードにどれだけ意味があるのか?という気もするが、そもそも、64bit環境でのベンチマークソフトとして、いつから「サクラエディタ」は認知されたのであろうか?64bit対応のソフトがまだ少ないとはいえ、テキストエディタの置換スピード競争が有名ベンチマークソフトと肩を並べて登場するとはちょっと驚き。「サクラエディタ」はもともとプログラマーなどに人気があり、64bitにも対応しているということで注目度が高いようだが、ベンチマークソフトとしても使われるとは、もう驚くほかない。新しい64bit環境というOSの黎明期に勢いを得たテキストエディタだとすれば、ひょっとしてWindows 3.1登場時の「秀丸エディタ」に近いのだろうか、と昔を思い起こしてみたり…。近くにいた業界関係者の話によると、ある雑誌が64bit環境のベンチマークテストで使っていたのがそもそもの発端じゃないか、とのこと。

時代が変わればいろんなものが変わっていく。「サクラエディタ」はベンチマークの夢を見るか?

□サクラエディタ
http://sakura-editor.sourceforge.net/
□AMDが対抗デモ実施「円周率計算したい人はCore 2 Duo」
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060812/etc_amdevent.html

2006年08月08日

Core 2 Duo人気爆発でとんでもない注文数、代理店は嬉しい悲鳴?
投稿者:fumi-i 20:29 カテゴリー:取材裏話

深夜販売の興奮冷めやらぬ中、またCore 2 Duoの人気ぶりを示す衝撃的なニュースが飛び込んできた。Intel代理店が明らかにしたデータによると、受注残を含むCore 2 Duoの注文数がとんでもないことになっているという。

Core 2 Duoの出荷数

Intel代理店のシネックスは7日(月)、Core 2 Duoに関する記者向けプレゼンテーションを行い、売り上げデータの一部を公開。発売時点の出荷数としてはPentium 4以降で過去最高を記録したほか、すでに受注残を含めると発表後1ヶ月の出荷数で過去最高だったPentium D 8xxシリーズの5倍近くにも達しているという。

発売の出荷数で過去最高を記録し、受注残まで含めると、すでに発表後1ヶ月の出荷数最高記録の5倍にも達すると言うのだから、これは驚異的な人気と言える。具体的な数量は明らかにされなかったが、プレゼンで示された棒グラフでは、確かに圧倒的な出荷数に達しているようだ。すでに大量に受注残を抱えている同社としては、「あとはIntelさんがどれだけがんばって物を入れてくれるのか」という状況だという。

Core 2 Duo出荷数Core 2 Duo出荷数

また、今までの新型CPUの発売時状況と違う点として「これまで新型CPUは秋葉原からまず火がついてじわじわと地方にという感じだったが、今回は最初から地方やカメラ量販店から指名買いがきた。」と具体的なエピソードを交えて解説した。「これは過去にない現象だ。」とも。

また、Core 2 Duoの全4モデルの注文数分布も明らかにされ、現時点で2次キャッシュ4MBのモデルに人気が集中、特にE6600は1モデルで全体の半数近くにも達する注文数になっているという。高価な上位モデルに人気が集中するというのは、同社も予想外のことだったという。

Core 2 Duoの人気ぶりは深夜販売の盛り上がりでも証明されたが、代理店の出荷数でもはっきり証明された格好だ。自作PCではしばらく冷めていたオーバークロック熱もCore 2 Duoの登場で再燃しているようで、いったいどこまでいくのか注目されるところ。

ちなみに、このプレゼンは、MSIの「新製品納涼記者会見」なる、プレス向けイベントで行われたもの。本来はMSIの新製品について書くべきところではありますが、すでに内容はPC Watchで既報であり、時間のほとんどは真っ昼間から業界関係者による単なる飲み会だったという実状も考慮して、ここではばっさりと割愛させて頂きます(笑)。

□シネックス
http://www.synnex.co.jp/
□MSI、Core 2プロセッサ対応G965/Q965マザーなどを発表(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0807/msi.htm

2006年08月06日

MSIのCore 2 EX@3.4GHz OCデモでマザーが名誉の戦死?
投稿者:fumi-i 18:53 カテゴリー:取材裏話

Core 2 Duo E6600を3.6GHzにオーバークロックする実演が秋葉原の「BIGLAN socket3.5 前夜祭」で行われたことは紹介済みだが、実は同じ5日(土)に名古屋・大須でも同様のデモが行われていた。しかもかなり過酷な条件で…。

ガススプレーで冷却

デモを行ったのはMSI日本法人のエムエスアイコンピュータージャパン。「お客様大感謝祭」を5日(土)に名古屋・大須のボイズバリスタカフェ大須店で開催し、この中でCore 2 Extreme X6800を311×11=3.42GHzで動作させることに成功していたそうだ。Super PIの100万桁演算速度は秋葉原のCore 2 Duo E6600の3.6GHzと同じ14秒台だったとのこと。

MSI暴走デモMSI暴走デモ

このデモはかなり過酷な条件でおこなわれ、カフェ店内とはいえ、外部周囲の温度は局地的に40度をこえており、なんとガススプレーを直接マザーボード上にかけて強制冷却するという、とてもメーカーのデモとは思えない無謀な(笑)行為も行われたそうだ(写真参照)。無事3.6GHzのオーバークロックデモは実現したものの、マザーボードはその後チップが焦げてあえなく故障という運命に…。6日(日)に大須に続いて秋葉原で行われた「お客様大感謝祭」では“名誉の戦死”を遂げたマザーボードとして展示が行われた。

さすが、走り出したら止まらない改造暴走列車・I岡氏のいるMSIだけに、やることが挑戦的…。さて今度はいったに何をやらかすのか?大いに期待したい(笑)。

□お客様大感謝祭(エムエスアイコンピュータージャパン)
http://www.msi-computer.co.jp/cat/2DAYevent2006.html
□【2006年8月5日】Core 2 Duoの3.6GHz OCデモ、BIGLAN socket3.5前夜祭で
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060805/etc_socket35.html

アキバの神降臨!インテラマーノ ノブーヒコの正体は…
投稿者:fumi-i 00:42 カテゴリー:取材裏話

Core 2 Duoの深夜販売で一番面白かったのは、なんといっても、T-ZONE. PC DIY SHOP前で行われた神様・インテラマーノ ノブーヒコによる“神のお告げ”パフォーマンスだろう(個人的には、インテルありませんを宣言して便乗深夜販売を行ったあきばお~禄號店もMVP候補の一つ。Intel社長がやってきたときも店員は誰?って感じで無視していた(笑))。

今回のCore 2 Duo深夜販売をレポートしているメディアは数あるが、ここをまったく取材していないところや書いていても詳しくレポートしていないところがほとんど。多くのメディアはカウントダウン前後にイベント本丸のTSUKUMO eX.に集中して出向いていたのかも知れない(そちらはクラッカーが鳴ったくらいでハプニングなし)。面白いことはメインの場所とは違うところで往々にして起こるわけで、後になって地団駄踏んでいるメディア担当者も多いかも知れない。

神降臨!神降臨!
神降臨!神降臨!

それにしても、いったい世界中の誰が、CPUの深夜販売にIntelの社員が神様のコスプレ姿で登場してパフォーマンスをするなんて予想しただろうか。神様・インテラマーノ ノブーヒコは、実は秋葉原のイベントでもたびたび登場する純然たるIntelの社員・天野伸彦氏。

正確には、インテル(株)チャネル事業部 シニア・フィールド・アプリケーション・エンジニアという肩書きの持ち主。彼は、自作PCの世界とそのユーザー達の趣味趣向を完全に理解しているリアルなエンジニア。巨大半導体会社の中でコンシューマー指向の人はいても、なかなか外向きにプロモーションまでできる人は少ない。プレゼンではマニアにしかわからないようなコアなジョークをとばし、プレゼン資料には2ch用語やガンダムの有名シーンをパロディ化したイラストがでてくるなど、ある意味ではもっともIntelらしくない人とも言える。

自分で神様の格好だなんて不遜だ!と怒る人もいるかも知れないが、すでに彼は「アキバの神」という称号を持つ人物。わかる人には、あぁほんとに神になっちゃったよ、といったところか(笑)。

Core 2 Duoの特徴を伝える“社員”としての大きな役割があるため、さほど神のお告げパフォーマンスでは際どい発言はなかったが、カウントダウン終了直後に「新しい時代の幕明けじゃあ!」と手を挙げて見せたり、古いCPUの開発コード名を挙げて「そんなの誰もしらねぇよ!っていわれちゃうかもしれませんが」といってみたり、「裏で一番受けたのはコヴィントンというL2キャッシュのないCeleronで…」とCeleron 300Aブームの話を始めてショップ側から「マニアックすぎです」とつっこまれたり、なかなかお茶目な“神様”ぶりを発揮した(このあたりは本家で公開中の動画ではカットしているので、要望があればブログに載せるかも)。

「アキバの神」として、天野氏を詳しく紹介している記事がリクナビのTech総研に出ているので、興味ある人はこれを読んでみるといいだろう。

□【2006年8月5日】Core 2 Duo深夜販売に500人以上、Intel社長も応援に
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060805/etc_core2midnight.html
□インテルのカリスマプレゼンター「アキバの神」登場!(Tcech総研)
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000868&f=impress

2006年08月03日

PC電源は1,000W、でも………
投稿者:Kotaro 13:10 カテゴリー:取材裏話

 1,000W電源といえば、今週発売されたENERMAX製品以外にも、以前からPC Power & Cooling製品があるわけだけど、これを販売しているUSER'S SIDE本店では、販売時に必ず確認することがあるそうです。

 ズバリ、「家の契約アンペアは大丈夫ですか?」と。

 言われてみれば確かにそうで、1,000Wを単純計算すると、100V/10Aということになる。

 もちろん常時消費する電力はこれよりずっと低いハズだけど、ピーク時には1,000W以上出力できる仕様だし、PC脇には当然ディスプレイもあるわけだし……なんて考えていくと、確かにこれは「部屋」を選びそう。

 ちなみに私の家は契約アンペア30Aで、しかも時々停電する(*1)ぐらいなので、導入するには結構覚悟がいりそうです。

 そういえば、「ビルの電力が足りなくて、デモ機をこれ以上増やせない」なんてショップもあったなぁ……。

*1 マンションの制約で増量できず。あまりに停電するのでUPS入れてました……

2006年07月30日

世界記録失敗の影に流血の惨事あり……
投稿者:Kotaro 02:25 カテゴリー:取材裏話

 このブログではなんだかおなじみになりつつあるTWOTOP秋葉原本店Athlon 64 FX-62オーバークロックデモ機

 今週はCore 2 Extremeの世界記録挑戦デモ機とツーショットになるはずで、ちょっとわくわくしながら取材に出向いたところ、なんと電源オフ&「調整のため月曜日頃までお休み」状態。

 話を聞くと、お客さんがファンに指を突っ込んであたりを血まみれにしちゃったそうで。

 デモ機の方はファンのブレードが折れた(!)だけでなんとも無かったそうですが、びっくりしたのかお客さんはそのまま何も言わずに帰っちゃったとか。ファンの回転数は3,000rpmだそうですが、ブレードが折れたほどなので、たぶんかなり痛かったはず……。

 ショップスタッフもかなり心配してて、「できればお店までご一報ください」(同店)とのこと。

 高速回転部の多い最新PCは不用意に触るとやっぱり危険なわけで、デモ機には手を触れない、というのを徹底したいところです……。

2006年07月09日

あまりに見事?新手の駅前ゲリラパフォーマンス
投稿者:fumi-i 01:21 カテゴリー:取材裏話

8日(土)のFirefoxのイベントを取材している最中のこと。芋の洗い場のような混雑となっていたJR秋葉原駅前で、周囲の関心を鷲掴みにする、あるグループのゲリラ的なパフォーマンスが行われるというハプニングに遭遇した。

駅前に突然見慣れないピンク色のワンボックスカーが止まったかと思うと、サンルーフ越しに派手な衣装を着た女性2人とサングラス姿の男性1人が現れ、屋根に取り付けられた簡易ステージに上がって突然ダンスとPOPS調のオリジナル曲を堂々と披露しはじめ、周りのみんなは「なんだ?なんだ?」と視点が彼らに集中。

LooveeLoovee
LooveeLoovee

この時間、周囲はFirefoxのイベントスタッフはもとより、買い物客や観光客、メーカーなどから派遣されたナースやチャイナドレス姿でチラシを配るキャンペーンガールらで大混雑状態だったが、その瞬間はまるで時間が止まったかのようにみんなの関心が彼らに集中。

場慣れした雰囲気の彼らは、ハイクオリティの曲とボーカルとダンスパフォーマンスを披露し、周囲の目はまさに釘付け。その間、スタッフは周囲に「よろしくおねがいしまーす」とチラシも配布。そして数分間パフォーマンスを披露したかと思うと、これまた素早くサンルーフ越しにワンボックスカーの中に入り込み、あっという間に車は発進…。

全てに無駄のない動き。彗星のように現れ、彗星のようにように消えていく、秋葉原では新手のパフォーマンス。パフォーマンスのクオリティが高いことに加え、選挙カーよろしく車上ステージということも注目を集める要素としては効果的だったようだ。秋葉原でもバンド路上パフォーマンスは今では珍しくないが、ステージのない路上ではすぐに人垣で姿がみえなくなってしまう。

チラシによると、彼らは「Loovee」という音楽パフォーマンス集団。現在はライブハウスを中心に活動中で、インディーズ・レーベルではアルバムも発売中。TVやラジオへの出演経験もあるという。

素早い動きのゲリラパフォーマンスは“大人のルール”との絡みもあるようだが、一瞬で周囲の関心を鷲掴みにしたパフォーマンスはお見事。近くにいた音楽系パフォーマーらしき女の子が「あたしもこんなのやりたいよ」とつぶやいていたのが印象的でありました。

□Loovee
http://www.geocities.jp/loovee/
□メイドがFirefoxのプロモーションで活躍、CD配布中 http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060708/etc_firefox.html

2006年06月23日

光りモノ最新事情
投稿者:Kotaro 20:00 カテゴリー:取材裏話

 この製品の取材中に高速電脳で聞いた話ですが、最近、光りモノパーツの「人気カラー」に異変が起きているんだとか。

 曰く、「昔は人気がなかった緑の人気が急上昇して、トップの青に迫る勢いになっている」そうで、最近は、青>緑>黄色>赤=白の順で売れていくとか。

 ちなみに、昔は「どこのショップにもある」といえるほど人気があった(?)光モノも、いまや同店を含む少数のショップが力を入れている程度で、それもスポット品(*1)扱いが多かったりします。

 当然、「人気カラー」は早々に品切れになってしまうので、欲しい光モノがある方はお早めに。

*1 最初から、「売りきれたらおしまい」というつもりで入荷する商品のこと

2006年05月19日

挑戦者+玄人志向=DIGITAL COWBOY?
投稿者:fumi-i 18:10 カテゴリー:取材裏話

最近元気なハンファ・ジャパンのDIGITAL COWBOYブランドは、ある意味で挑戦者と玄人志向ブランドの融合体なのだと言ったら驚くだろうか?実はこれ、本当の話。

挑戦者と玄人志向といえば同じPCパーツのマニアックなブランドとして有名で、一時期はライバル心むき出しの対決イベントまでやった仲だが、両ブランドの発起人はその後に転職し、最終的にハンファ・ジャパンのDIGITAL COWBOYブランド事業で一緒になっているのだ。

挑戦者の発起人である九鬼氏が「DIGITAL COWBOY」ブランドの立ち上げに参加、そして最近になって玄人志向の二松氏が参加するという経緯になっている。4月に行われたPCI Expresse x1-PCI変換カードの展示を見て、なんとなく玄人志向っぽいなぁと思った人も多いはずだが、実はそんな背景があったのだ。

写真は秋葉原で両氏が握手をしている図。二人のコアな人物が一緒になってデュアルコア…。さて、このふたり、業界にまた旋風を起こすのか?

【2002年7月27日】「玄人志向 vs 挑戦者」のガチンコ対決は39対100で挑戦者が圧勝
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20020727/etc_war4.html
【2002年5月11日】玄人志向がイベント「玄人を語る会」開催、ライバルの挑戦者も乱入
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20020511/etc_kurouto.html
【2002年4月6日】「玄人志向 vs 挑戦者」戦争勃発?玄人志向が挑発的な緊急イベント実施
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20020406/etc_war.html

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