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●1位は「巨大宇宙船風PCケース」

【巨大宇宙船風PCケース】	【開閉時】

　「巨大宇宙船風PCケース」とは、Thermaltakeが同社の創立10周年を記念して製作したという大型ATXケース「Level 10」のこと。大きさや形状の異なる黒いボックスをいくつも配置するというPCケースらしからぬデザインは、まるでSF映画に出てくるようなモジュール連結式の宇宙船を思わせる、サイバーな雰囲気を醸している。

　同社によれば、自動車メーカーのBMWにデザインを依頼し、またデザインにあたっては「さまざまな建築物も参考にした」とのこと。実際、そのデザイン性の高さは大いに注目され、発売当初は9万円弱と高価ながら販売したショップ全てで完売するという人気振りだった。

　もちろん、こうしたデザインは見た目だけではなく機能的にも意味があり、各ボックスに電源、光学ドライブ、HDDなどを収め、分離して配置することで、各パーツ間の熱の干渉を防ぐ効果をもたらしている。斬新なデザインながら、それにはちゃんと理由があるという“機能美”的な部分も人気に繋がったのかもしれない。

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●2位は「軍事用キーボード」

【軍事用キーボード】	【キースイッチ解説】

　ヘッドマウントディスプレイに代表されるPC用のウェアラブルデバイスは、ゲームをプレイしたり立体映像を楽しんだりと、どちらかと言えば趣味や娯楽向きの印象が強い。このiKey製キーボード「AK-39」も腕に装着して使うウェアラブルデバイスだが、軍事用をうたった言わば“実務向け”のアイテムだ。

　AK-39は米軍規格（Military Standards）である「MIL-461」に準拠。暗視カメラなどに対応した緑色LEDによるバックライトを内蔵するほか、砂漠や寒冷地、雨天などの悪条件下でも使用可能とうたわれている。

　店頭での実物やサンプルの展示は行なわれなかったものの、前述のような軍事用途を前提とした本格的なスペックが多くの人の興味を引いたに違いない。なお、受注販売という形で三月兎1号店/2号店/3号店（ブロックE1-[a6]）が注文を受け付けていたが、受注人数が予定の10人に満たなかったために販売はされなかった(受注価格は約12万円強)。

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●3位は「ネコミミ付きイヤフォン」

【ネコミミ付きイヤフォン】	【白と黒の2色】

　コスプレで代表的なパーツの一つである「猫耳カチューシャ」。それにカナル型イヤホンを合体させたというのが、サンコーが発売した「猫耳イヤフォン」だ。同社いわく「サンコー初の萌えグッズ」。

　猫耳カチューシャはあくまでコスプレ用アイテムであり、日常生活でも着けている人はいない（と思う）が、それにイヤホンを内蔵して機能を持たせたことで同社は「ネコ耳を着ける理由ができました」と利用シーンが広がったことをアピール。さらに「普段の通勤、通学にも是非！」という、大半の人が突っ込みを入れるであろう用途も提案している。

　ちなみに、同社の製品情報ページでは、秋葉原の万世橋などで撮影された猫耳メイド姿の装着イメージも掲載中だ。

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【7月25日号】サンコー 猫耳イヤフォン ホワイト/ブラック(CATBUDWH/CATBUDBK)(今週見つけた新製品)
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□「アキバで見つけた変なモノ大賞」 2009年版ノミネート一覧(全製品の写真つき)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20091212/etc_09hen.html