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今時のゲーミング液晶の選び方、勝つための機能や基本を再確認にしてベストな1台を探そう
GIGABYTE製ディスプレイ独自のゲーム向け機能もチェック text by 白倉甲一
2019年9月25日 06:01
FPSで勝ちに行くなら240Hz表示対応のAORUS KD25F
GIGABYTE「AORUS KD25F」は、フラットタイプのTNパネルを採用したフルHD解像度(1,920×1,080)の24.5インチゲーミングディスプレイだ。240Hzの高リフレッシュレートと、応答速度0.5ms(MPRT)に対応した、FPSなどの動きの激しいゲームを想定したモデルで実売価格は税込で7万円前後。
TNパネルながらもsRGBカバー率100%の色域に対応しているため、一般的なゲーミングディスプレイと比較して精彩な画面表示が可能となっている。視野角についても他のTNパネル採用ディスプレイに比べ、ある程度の角度からでも十分な視認性があるようなので、ゲーム用途での使用であれば不都合はないレベルといえるだろう。
スタンド部分には、トーナメントシーンなどを想定していると思われる持ち手が付いており、ケーブルバンド用の空洞や金属製の脚など細部のデザインにまでこだわりが見受けられる。また、同社対応製品のライティングをまとめて制御可能な「RGB Fusion2.0」に対応しており、ディスプレイ背面とスタンド上部にイルミネーションLEDを搭載している。
色味でこそIPSパネル採用モデルには劣るもののWeb標準のsRGBに対応している上、3辺フレームレスで場所をとらず、スタンド調節の自由度も高いので「メイン用途のPCゲームはなるべく良い環境で楽しみたいけど、ブラウジングなどでも満足出来るようなディスプレイが欲しい」と言う場合には特におすすめ出来るディスプレイだ。
【記事目次】
ゲーミングディスプレイ選びのポイント
・勝ちに行くならリフレッシュレートにこだわろう
・パネルはTN/VA/IPSの3種類、好みで選ぼう
・画面サイズは自分とディスプレイの距離に合わせて選ぼう
・画面解像度はFPSならフルHD、RPGならWQHD/4Kがお勧め
・正確性重視ならフラットタイプ、没入感重視ならカープタイプ
・シューティング/リズムゲームをするならピボット対応モデルを
・ディスプレイ同期技術と端子構成もチェック
今おすすめのGIGABYTE製ディスプレイ
・ゲームの世界に没入したいならカーブ液晶のAORUS CV27Q / CV27F
・FPSで勝ちに行くなら240Hz表示対応のAORUS KD25F
・鮮やかな色合いかつ高解像度でゲームがしたいならAORUS AD27QD
GIGABYTE製ゲーミングディスプレイならではの機能
・環境音を大きくカットするアクティブノイズキャンセリング
・ディスプレイの設定を簡単に変えられるOSD Sidekick
・目の負担を軽減する機能や、PIP機能なども装備