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今時のゲーミング液晶の選び方、勝つための機能や基本を再確認にしてベストな1台を探そう
GIGABYTE製ディスプレイ独自のゲーム向け機能もチェック text by 白倉甲一
2019年9月25日 06:01
鮮やかな色合いかつ高解像度でゲームがしたいならAORUS AD27QD
GIGABYTE「AORUS AD27QD」は、フラットタイプのIPSパネルを採用したWQHD解像度(2,560×1,440)の27インチゲーミングディスプレイだ。144Hzの高リフレッシュレートと、応答速度1ms(MPRT)に対応したモデルで実売価格は税込で7万円前後。
スタンド部分などはKD25Fと共通だが、サイズと解像度が上がり、IPSパネルを採用したことにでより高精細な映像表現が可能なのが特徴。
リフレッシュレートと応答速度はKD25Fよりはやや低いものの、ゲーミングディスプレイとしては申し分の無いスペックを持ち合わせたモデルになっている。またAD27QDはDisplayHDR規格にも対応しているのでHDRコンテンツを楽しむことも可能だ。
画質の向上と解像度の高さで、FPSはもちろんのことRPGやゲーム以外の利用用途でも活躍出来るモデルとなっているAD27QDだが、更に10ビットカラー表示(約10億6433万色表示)や動画の色域の規格であるDCI-P3のカバー率も95%と、色再現性にも優れる製品となっている。YoutubeやTwitchなどでの配信や動画投稿を行うゲームプレイヤー、ストリーマーにも嬉しい仕様ではないだろうか。
IPS採用によってマルチな活躍が出来るゲーミングディスプレイとなっているため、フラットタイプから選ぶのであれば、「FPSも遊ぶけどRPGや動画なども楽しみたい」といった場合にはAORUS AD27QD、「純粋にFPSで勝つために」という場合にはAORUS KD25Fと住み分けが出来そうだ。
【記事目次】
ゲーミングディスプレイ選びのポイント
・勝ちに行くならリフレッシュレートにこだわろう
・パネルはTN/VA/IPSの3種類、好みで選ぼう
・画面サイズは自分とディスプレイの距離に合わせて選ぼう
・画面解像度はFPSならフルHD、RPGならWQHD/4Kがお勧め
・正確性重視ならフラットタイプ、没入感重視ならカープタイプ
・シューティング/リズムゲームをするならピボット対応モデルを
・ディスプレイ同期技術と端子構成もチェック
今おすすめのGIGABYTE製ディスプレイ
・ゲームの世界に没入したいならカーブ液晶のAORUS CV27Q / CV27F
・FPSで勝ちに行くなら240Hz表示対応のAORUS KD25F
・鮮やかな色合いかつ高解像度でゲームがしたいならAORUS AD27QD
GIGABYTE製ゲーミングディスプレイならではの機能
・環境音を大きくカットするアクティブノイズキャンセリング
・ディスプレイの設定を簡単に変えられるOSD Sidekick
・目の負担を軽減する機能や、PIP機能なども装備