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ゲーミングPCの基礎知識【今、本当に欲しい自作PC①】編集部からの無理難題に自作のプロたちはどう回答!?
DOS/V POWER REPORT 2023年秋号の記事を丸ごと掲載!
2024年4月1日 00:00
POINT1 最重要パーツは“ビデオカード”
PCでゲームを遊ぶにあたって、もっとも重要なのがビデオカードだ。一般的なPCではバランスよくパーツにコストを掛けるのが定石だが、年々進化を続けるPCゲームの映像をメーカーの意図するとおりに美しく、かつ滑らかに表示できるかどうかは、ビデオカード(GPU)の性能でほとんど決まる。
上のグラフは、本特集で紹介しているゲーミングPC 1台分のパーツ価格の内訳だが、ビデオカードが4割を占める。構成によってはCPUやマザーボード、CPUクーラーをもっと安く上げて、ビデオカードに予算の半分を注ぎ込むこともめずらしくない。予算が許す限りビデオカードのグレードを上げることがプレイ時の満足感につながるわけだが、誰もが一番上(今で言えば4K解像度)を目指せるわけではない。WQHDやフルHDをターゲットにすることで予算は抑えられる。
最新世代を中心に、現在入手可能な主要なGPUを価格帯ごとにまとめたのが上の図だ。ゲームタイトルによっては性能の逆転もあるものの、基本的には高価なものほど高い性能を発揮する。高解像度・高画質設定ではビデオメモリ量の大小も性能に影響する可能性があることも覚えておこう。また、メーカーによってレイトレーシング機能やフレーム補間機能の実装に差があり、対応ゲームでは決定的なパフォーマンス差が生じることも。
POINT2 そのほかのパーツのチェックポイント
数年前までは、ゲームには4スレッドもあれば十分とされてきたCPUだが、ゲーム自体の進化に伴って今では8コアでも不足することもあり、できるだけミドルクラス以上のものを選びたい。
また、最近のCPU/GPUは温度が低く保たれていればクロックをブーストし続けるため、大型の水冷クーラーや大型クーラー搭載ビデオカードが人気に。これらの大型パーツを装着できて、内部に空気を取り込みやすいメッシュ構造を備えたPCケースもゲーミングPCの定番と言える。
POINT3 これらを踏まえてプロにムチャブリオーダー
[TEXT:編集部 遠山健太郎]
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今回は、DOS/V POWER REPORT「2023年秋号」の記事をまるごと掲載しています。
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