Intel 5520/ICH10Rチップセットを搭載したデュアルLGA1366マザーボードで、この種のマザーとしては珍しくオーバークロック機能などを多数装備しているのが特徴。ボタン操作のみでオーバークロックが行なえる「Dummy OC」や、オーバークロック時の耐性を向上させるという「Vdroop Control」などを備えるほか、基板上にはCMOSクリア、電源ON/OFF、リセットが行なえる各ボタンも用意されている。

　また、同社製の外付けコントローラ「EVBot」や、同社製ソフト「E-LEET Tuning Utility」にも対応しており、これらを用いることでもオーバークロックが行なえる。

　さらに、搭載している7基の拡張カードスロットが全てPCI Express x16形状である点も特徴。スロットの動作モードはx16×4基、またはx8×6基＋x16×1基に設定でき、4-way SLIにも対応している。

　ただし、HPTXと呼ばれる特殊フォームファクタ（基板サイズ345.4×381mm）を採用している点には注意が必要。拡張スロットを9基以上備えた PCケース（一般的なPCケースは7基）のみに対応しており、また4-way SLIを構築するには10基の拡張スロットが必要とされている。

　なお、現時点では、HPTX対応をうたうPCケースは店頭では確認されていない。

　対応CPUはXeon 5600/5500シリーズ。スロット数はPCI Express x16×7、DIMM×12（DDR3 800/1066/1333、最大48GB）。主な搭載機能は1000Base-T LAN（2ポート）、6Gbps Serial ATA（2ポート）、USB 3.0（2ポート）、eSATA（2ポート）、8chサウンド。

□関連記事
【6月19日】OC向けのDual Xeonマザー発売、特大サイズ
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100619/etc_evga.html

　前モデルとの主な違いは、iPhone/iPad/iPod Touchのクイック充電、PC電源オフ時の充電にも対応するという「ON/OFF Charge」機能をサポートした点など。搭載デバイスや拡張スロットに変更はない。

□関連記事
【1月30日】GIGABYTE GA-H57M-USB3(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100130/ni_ch57.html

　動作クロックはコア756MHz/メモリ3,800MHzで、オーバークロック仕様のGeForce GTX 480ビデオカードでは最速品となる。

搭載クーラーは3スロット占有でファンを2基備える大型なもの。

□関連記事
【5月15日】EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked（015-P3-1482-AR）(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100515/ni_cevga480.html

　隣接スロット占有仕様。

□関連記事
【2009年11月21日】Leadtek WinFast GT 240 GDDR5(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20091121/ni_cwin240.html

　GV-MVP/XシリーズはPCI Express x1接続の地上/BS/110度CSデジタル対応キャプチャカードで、番組をH.264形式で録画できるのが最大の特徴。

　大半の地デジキャプチャ製品でMPEG-2 TS形式で録画され、H.264形式にするにはトランスコード処理が必要になるが、この製品ではハードウェアトランスコーダを搭載することで、H.264 形式での直接録画が可能。低ビットレート（1.6Mbps）でも高画質で録画できるという「フルハイビジョン最大15倍録画」もウリとしている。

　搭載トランスコーダは富士通セミコンダクタ製「MB86H58」。H.264形式/HD画質での録画モードは「HR15」（ビットレート 1.6Mbps）から「HR2」（同12Mbps）まで7種類で、このほかSD画質での「SR4」〜「SR24」（4種類）や、MPEG-2 TS形式での「DR」などが用意されている。ただし、H.264形式で録画した場合は、再トランスコードは不可能。

　高画質化機能としては、動きの多いシーンでも高画質を実現する「新VBRアルゴリズム」や、ブロックノイズを低減する「ブロックノイズフィルタ」、輪郭を補正して高画質化する「エッジ補正フィルタ」などを搭載。

　また、ダビング10や、録画番組のネットワーク配信（DTCP-IP対応）に対応するほか、製品を複数台組み合わせることによる最大8チャンネルの同時録画にも対応する。

□関連記事
【2010年6月2日】アイ・オー、AVC/15倍の長時間録画に対応したPC用チューナ（AV Watch）
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100602_371507.html
【2010年5月1日】1080pキャプチャできるUSBアダプタが発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100501/etc_sknet.html
【2008年11月22日】Cellを元にしたビデオ編集カード発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20081122/etc_leadtek.html

　この製品は、「PT2的なUSB地デジチューナー、と考えている」（ショップ）という地上/BS/110度CSデジタル放送対応のチューナーユニット。

　見た目は「ごく普通のUSBチューナー」という印象だが、暗号解除に必要なB-CASカード類は同梱されておらず、つまるところ、「通常の放送がまったく視聴できないUSBチューナー」ということになる。

　これに関してショップでは、「あくまでもPT2的な商品で、購入した方が工夫することが前提になる」（ショップ）と説明している。

　ちなみに、本体前面にはICカード用スロットやリモコン受光部などを装備。背面には地上/衛星放送用の各アンテナ端子やUSB端子（ミニB）、「mini B-CAS」と書かれたスロットも備えているる。

　また、ドライバや視聴ソフトに関しては「Webサイトからダウンロードするかたちになる」（ショップ）とのこと。「PT2的」という点から考えると、開発資料などが公開される可能性も考えられるが、今のところそうした情報はないという。

　付属品はリモコンとUSBケーブル。

□関連記事
【2010年4月24日】PT2風の地デジチューナー「PT2X2」が展示中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100424/etc_pt2x2.html
【2009年10月3日】PT1後継の地デジチューナー「PT2」発売、深夜販売に600人
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20091003/etc_earth0.html

　ヤマハ製チップを搭載したMAMR-SCYMFとCreative製チップを搭載したMAMR-SCCRの2モデルが発売されている。

　片耳あたり4個、合計8個のスピーカーを搭載する製品で、サウンド入力は光デジタル入力（Dolby Digital/ProLogic対応）。

　マイクに関してはUSB接続できるのが特徴で、PCやPlayStation 3ではUSBマイクとして利用可能。このほか、外部スピーカーを接続できるアナログ出力×3も備えている。

　SandForce製コントローラ搭載SSDの容量は50/100/200GBのタイプが多く、容量60/120GBのモデルは珍しい。

　公称転送速度はリードが285MB/s、ライトが275MB/sで、インターフェイスは3Gbps Serial ATA。

　公称転送速度はリードが280MB/s、ライトが270MB/s。

　MLCチップ採用/容量64MBキャッシュを搭載した製品で、容量別に30GB、60GB、120GB、240GBの4モデルが発売されている。

　転送速度は、30GBと60GBモデルがリード最大120MB/s、ライト最大65MB/s、120GBと240GBモデルがリード最大120MB/s、ライト最大90MB/s。

　接続インターフェイスに1000Base-T LANを備え、DTCP-IPやDLNAに対応している。

　最大4台まで重ねて設置可能。

　34nmプロセス製造のMLC NANDフラッシュメモリを採用した同社製SSDとしては、2.5インチタイプの「X25-M Mainstream SATA SSD」が既に発売されているが、1.8インチタイプの販売を確認したのはこれが初めて。

　34nm版のX18-Mも、34nm版X25-Mと同様にIOPS（Input Output Per Second）の改善や、Trimコマンドへの対応がうたわれている点が主な特徴。SSDの管理や診断などができる同社製ソフト「SSD Toolbox」にも対応している。搭載インターフェイスは50nm版のX18-Mと同じMicro SATA。

　主なスペックは、最大データ転送速度がリード時250MB/s、ライト時100MB/s（80GBモデルは70MB/s）、レイテンシがリード時65μs、ライト時85μs、消費電力がアクティブ時150mW、アイドル時75mW。

□関連記事
【2009年7月22日】34nm版のIntel製SSDが発売、性能も向上
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090725/etc_intel.html

□関連記事
【2009年6月27日】SAMSUNG HM500JI(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090627/ni_chm500ji.html

　ディスク回転数は10,025rpmで、キャッシュ容量は16MB。厚さは15mmと一般的な2.5インチHDDよりも厚め。

　接続インターフェイスはIEEE 1394b、IEEE 1394a、USB 2.0。RAID 0にも対応している、

　開けたフロントカバーをケース奥まで挿入すると、HDDが取り出せる構造になっている。

　JBOD対応。

　前面にeSATAポートを一つ備えている。

　この製品は、タッチセンサー内蔵の7インチ液晶パネル（800×600ドット表示）を搭載したモバイル端末。電子書籍リーダーのアプリケーションが標準でインストールされており、EPUB形式の電子書籍に対応するほかTXT、PDF、HTM、CHM、RTFなどの形式のファイルを表示することも可能。

　本体はサイズが206×136×16mm、重量約380gと、iPadより一回りコンパクトかつ軽量。液晶パネルはノングレアタイプを採用していることもあり、視認性は比較的良好。

　このほかにインストールされているアプリは、Webブラウザ（Midori）、メディアプレイヤー（VLC Media Player）、表計算、ワードプロセッサなど。なお、ユーザーがアプリを追加することも可能だが、ショップいわく「Ubuntuのバージョンが古いようで、 FirefoxやOperaはうまくインストールできなかった」という。

　なお、日本向けの製品ではない点には注意が必要。パッケージやマニュアルは中国語、システムの対応言語は英語と中国語のみで、さらに「本体内蔵の無線 LAN機能は動作保証対象外」（同店）という。このほか、付属の充電用ACアダプタも海外仕様であるため、同店は「付属のUSBケーブルでの充電を勧める」としている。

　また、USBホスト機能も備えているが、同店によれば「ファームウェアバージョン3.0以降で対応する」という。

　主なスペックは、CPUがARM11 600MHz、OSがUbuntu Linux、メインメモリがDDR2 256MB。ストレージ領域は2GB（ユーザースペース512MB）で、SD/SDHCメモリーカード（最大32GB）を追加して拡張することもできる。付属品は、充電用のACアダプタ（同店は動作保証せず）、USBケーブル、マニュアルなど。

□関連記事
【2010年6月12日】「iPad風タブレット」がさらに近日入荷、今度は「iRobot」
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100612/etc_robot.html
【2010 年6月5日】iPad風のタブレットPCが登場、約3万円
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100605/etc_iopad.html
【2010 年5月29日】1万円強のAndroidタブレットが発売に、iPad対抗？
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100529/etc_eken.html

　タッチセンサー内蔵の7インチ液晶パネルを搭載したコンパクトなタブレットPCで、CPUにVIA-VT8505(400MHz)を採用し、128MBのメインメモリと1GBのNANDフラッシュメモリ(データ記録用)を搭載している。また、無線LAN機能を備えているが「本体内蔵の無線LAN機能は動作保証対象外」(ショップ)という。

　製品のパッケージは、iPadのパッケージに非常によく似たものとなっている。

□関連記事
【6月5日】iPad風のタブレットPCが登場、約3万円
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100605/etc_iopad.html
【5月29日】1万円強のAndroidタブレットが発売に、iPad対抗？
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100612/etc_robot.html

　この製品は、7インチの液晶パネル（800×480ドット表示）や300MHzのARM9プロセッサ、Windows Embedded CE 6.0などを搭載したPDA。PDAといっても、QWERTY配列キーボードやタッチパッドを備えており、二つ折り構造の本体とあわせ、ネットブックそのものの印象。また重量は600gと軽量。

　これに似た製品としては、過去にJOINTECHから「JL7100」が登場しているが、今回の製品はJL7100とは違って日本語環境をサポートしているのが大きな特徴。キーボードはかな文字が刻印されていない英語版であるものの、日本語入力は可能で、もちろんOSのスタートメニューなども日本語で表示される。

　主なスペックや搭載機能は、ARM9 300MHz、メモリ256MB、ストレージ領域2GB（フラッシュメモリ）、Ethernet、無線LAN（IEEE 802.11g/b）、USB 2.0（3ポート）、サウンド（ヘッドホン/マイク端子、スレテオスピーカー装備）、SDメモリーカードリーダー（最大8GB）。

　電源は内蔵のリチウムポリマーバッテリ（容量1,800mAh）で、連続動作時間は3時間。付属品はACアダプタ、マニュアルなど。

　なお、販売されているのはブラックモデルのみ。パッケージにはグリーン/ホワイト/ピンクモデルの写真も載っているが、これらの入荷予定などは未確認。

□関連記事
【2009年2月28日】ネットブック風のノート型PDA発売、画面もWindows XPソックリ
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090228/etc_jointech.html

　500万ピクセルのセンサーを搭載し、解像度1,280×960ドット(30fps)の動画撮影が可能。

　内蔵メモリは非搭載で、最大16GBのmicroSDHCカードを装着できる。

　防水は水深3mまでの対応で、撮影解像度は1,280×960ピクセル。内蔵メモリは搭載されておらず、16GBまでのmicroSDカードが使用できる。連続稼働時間は70分(LEDライト未使用時)。

□関連記事
【2009年10月10日】サンコー USB水中ビデオカメラVGA(VOUWBVGA)(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20091010/ni_cvouwb.html

　同時に2つの機器を充電できる。

　iPad対応もうたわれている。

　「SIMカードをmicroSIMカードサイズにカットする際に目安となる」(ショップ)というシートが付属している。

□関連記事
【6月5日】microSIM→SIM変換アダプタが登場、iPad関連？
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100605/etc_iosys.html

　撮影解像度を1,280×720、848×480、640×480ドットの3段階、フレームレートを30fps、20fps、10fpsの3段階から選択可能。録画コーデックはH.264に対応している。

　また、搭載する2.5インチ液晶モニターは折り畳み可能で、モニターを畳んだ状態でも撮影が行える。

　内蔵メモリは非搭載で、最大32GBまでのSDHCカードに対応する。

　Mini HDMI出力端子を備えている。

　対応規格はIEEE 802.11n/b/g。

　シマンテック社の「ノートンインターネットセキュリティ2010 特別体験版(90日)」が添付されている。

　2.4GHz帯のワイヤレスシステムを採用したコンパクトな英語キーボード。外見はテレビなどのリモコン風だが、中央のボタン（ネズミイラスト入り）を押しながら本体を振ることでマウスカーソルが移動、脇のボタンで左右ボタンも入力できる。

　多数備えるボタンもQWERTY配列になっており、英数字やファンクションキー、カーソルキーなどをキーボードとして入力可能。キー配列は英語だが、先述の「ネズミボタン」で左右に分断されており、「スペースキーも左右2つある」「カーソルキーが左側」などやや特殊な配列。

　本体には電源ボタンや、電池の消費状態を知らせるLEDインジケーターなども装備されている。電源は単4形電池3本。対応OSはWindows Vista/XP/2000など。主な付属品はUSB接続レシーバー、マニュアルなど。

　XERO(JM-0100)は光学式センサーを採用し、解像度を500/1,000dpiに切り替え可能。XANA(JM-0200)はレーザーセンサーを採用し、解像度を800/1,600dpiに切り替え可能。GENTIX(JM-0300)は光学式センサーを採用し、解像度は1,000dpi固定、本体側面が青色に光る仕様になっている。

　接続インターフェイスは3モデルともにUSB。

　対応ソケットはLGA 1366/1156/775/Socket AM3/AM2。

　同社によると、「Core i5-750が2.67〜4.54GHzで動作時した時のCPU温度は、リテールクーラーよりも約10℃低い」(パッケージ)という。

　対応ソケットはLGA1366/1156で、10cmファンを搭載している。

　ホワイトLEDを搭載しクリアグリーンのフィンブレードを採用したモデルと、青色LEDを搭載しクリアブルーのフィンブレードを採用したモデルの2種類がラインナップされている。

　フィンブレードは着脱可能。

□関連記事
【5月29日】ASUS RAMPAGE III EXTREME(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100529/ni_crampage3p.html
【5月1日】KOOLANCE MB-ASM3E(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100501/ni_casm3e.html

　GeForce GTX 480対応モデルと、GeForce GTX 470/465対応モデルの2製品が発売されている。GeForce GTX 480対応モデルはバックプレート付き。

　カラーはブラックとレッドの2色で、14.1ワイド型対応モデルと、10.2ワイド型対応モデルが発売されている。本体台座部分は小物入れになっており、USBメモリやケーブルを収納することができる。

　VESA規格に対応したマウンタが付属しており、液晶ディスプレイの背面に設置することが可能。このほか、縦置きスタンドも付属している。

　チップセットはAMD 780MNで、主な搭載デバイスはVGA+HDMI出力、8chサウンド、1000Base-T LAN、eSATA、IEEE 802.11b/g/n無線LANなど。搭載スロットはDDR2 SO-DIMM×1。電源はACアダプタ。

□関連記事
【2009年8月11日号】AMD、TDP 18Wの組込向けデュアルコア Turion/Athlon Neo X2
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090811_308445.html
【5月8日】ZOTAC ZBOX HD-ID11(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100508/ni_i_bb.html#zbox
【4月24日】ZOTAC ZBOXHD-ND02-U(2250-FA113-A20ZT)(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100424/ni_i_bb.html#zbox

　搭載チップセットはNM10で、主なオンボードデバイスはVGA出力、6ch サウンド、1000Base-T LANなど。拡張ベイは薄型光学ドライブ×1、2.5インチシャドウ×1で、搭載電源の容量は80W。VESAマウントに対応している。

　パーツなどをむき出しの状態で装着するいわゆる露出タイプのPCケース。俗に“まな板”とも呼ばれるこのジャンルの製品だが、この製品は本体カラーをブラックで統一、前面に透明アクリルパネル（オプション）を備えるなどして高級感を演出、立てて使う形状も相まって、どことなくオーディオラックのような外観となっている。

　本体は一般的なタワーケースの側面パネルを外したような構造で、マザーボードはタワーケースと同様に垂直にして設置する。また、ドライブ機器は、標準状態では5インチドライブ2基とHDD 3基が装着可能で、オプションの「3.5HDD×2ホルダー」「汎用SSDホルダー」などを用いることでドライブベイを増設できる。本体サイズは高さ 520×幅445×奥行き270mm。

　このほか、前述の前面アクリルパネルのほか、上面アクリルパネル、前面メッシュパネル、上面メッシュパネル、USBポートなどを増設できる「5.25USBホルダー」などのオプションが多数用意されており、これらを用いて様々なカスタマイズが行なえるのも特徴と言える。なお、今回発売されたのはケース本体のみで各種オプションの販売は未確認。ソフマップ 秋葉原 リユース総合館では、「オプションの入荷時期は未定」「フロントアクリルパネルを供えた上位モデル“JM2-AP520a”の入荷時期は未定」としている。

　発売されたのはATXケースの「AS Enclosure 50D」(限定60台)とキューブ型Mini-ITXの「acubic C10」(限定80台)。ATXケースの「smart 430T」(限定100台)/「AS Enclosure 900」(限定40台)は先週に発売されている

　この3色は、アビーによると「日本代表チームを彷彿とさせる爽やかさと上品さ」が青、「世界に挑む日の丸の熱い闘志をイメージ」したのが赤、「勝利の美酒に酔いしれるムーディな雰囲気」がシャンパンゴールドだそう。直接「サッカー」とは表現していないものの、ワールドカップを意識したカラーリングと思われる。

□関連記事
【6月12日】アビー smart 430Tほか(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100612/ni_cst430.html

　USB 3.0ポートを利用する際は、付属のケーブルをマザーボードなどのUSB 3.0ポート(メス)に接続する必要がある。

　搭載ベイ数は5インチ×3、3.5インチシャドウ×6で、搭載ファンは前面に12cm×2基、背面に12cm×1基を備える。

　なお、レッドカラーのサイドパネルのみ、蜘蛛の形をしたアクリル窓が用意されている。

　電源は別売り。

　国内発売元はサイズで、サイズ製500W電源を搭載している。

　電源コネクタはSerial ATA-HDD用×2個、ペリフェラル4ピン×1個、FDD用×1個などを備えている。

　表示エフェクトは5種類、表示速度は5段階、明るさは4段階に調節可能。

　USB - ACアダプタ、または内蔵バッテリーでの動作が可能。

　「GeForce 480/470を水冷化して1スロット占有になった際に、隣接スロットを利用可能にするためのもの」(ショップ)という。

　この製品は、電源ケーブルを接続せずにワイヤレスゲームパッドなどを充電できるという一風変わったアイテム。パネル状の充電スタンド「Charger Stand」とUSB接続の「Charger Cap Accessories」（以下Charger Cap）などで構成されており、ゲームパッドなどのUSB端子にCharger Capを付けて充電スタンドの上に置いておけば、充電が行なわれるという仕組み。

　ただし、ワイヤレスといっても非接触で充電できるわけではなく、充電スタンドの表面には複数の細長い金属パネルが並んでおり、これにCharger Capの端子を接触させることで充電するという構造。ちなみに、通電中に充電スタンドの表面に手で触れても感電はしない。

　似たような構造の製品としては、iPhoneやiPod touchなどに対応したPure Energy Solutionsの「WildCharge Pad」があり、この製品でも複数の細長い金属パネルが並んだ充電スタンドが採用されている。

　なお、今回の製品はPlayStation 3用ゲームパッド向けとされており、Charger Capもゲームパッドに合わせたデザインになっているが、他の機器でもUSB端子（ミニB）を持ちCharger Capが装着できる形状であれば使用できる。

　充電スタンドはサイズが210×160×14mm、重量175g。電源仕様は、入力電圧/電流が5V/1.5A、出力電圧/電流が6.5V/800mA。

　付属品はCharger Cap（2個）と充電スタンド用電源ケーブル。電源ケーブルは一端が二股のUSBケーブルになっており、2基のUSBポートから電源を供給する。

　強く握ったり捻ったりすることでストレスを解消できる、いわゆるストレスボールは、バラエティグッズショップなどでよく見かけるが、このUSB Stress Ballは、その名の通りストレスボールのUSB版。

　ひょうたんのような形をした本体からはUSBケーブルが伸びており、これをPCと接続して付属ソフトをインストールすれば準備完了。普通のストレスボールと同様に、本体を引っ張ったり捻ったりすると、それに合わせてデスクトップ画面が伸びたり縮んだり歪んだりと、非常にユニークな反応が見られる。

　このほか、付属ソフトで画像ファイルを指定することで、その画像を前述のように変化させることも可能で、顔写真などをぐにゃぐにゃに変化させてみるのも面白そうだ。また、ソフトをゲームモードに変更すれば、本体側面のスイッチを操作した回数がカウントされる画面が表示される。

　付属品はインストレーションCDとマニュアル。対応OSはWindows Vista/XP/2000。