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低価格CPUとのタッグに最適、玄人好みのB760マザー!GIGABYTE「B760 DS3H DDR4(rev. 1.0)」【不要な出費を抑えたい人のためのお宝マザーボード8選】④
DOS/V POWER REPORT 2023年春号の記事を丸ごと掲載!
2023年10月12日 07:05
低価格CPUとのタッグに最適 玄人好みのB760マザー
Core i3などのエントリー向けCPUを使用して、低予算で最新世代PCを作成したいという人には「B760 DS3H DDR4」が最適だろう。何よりもまず2万3,000円前後という低価格が魅力だ。
昨今の豪華仕様のマザーボードを見慣れた目で見ると、VRMのフェーズ数が8+2+1フェーズでヒートシンクも必要最低限であるなど、非常に簡素な印象を受ける。しかし、Core i3などのローエンド寄りのCPUを動作させるにはこれで十分である。Core i3を使用するのに発熱や消費電力の大きいCore i9やCore i7の動作を想定した豪華仕様のマザーボードを選択する必要はない。
低価格モデルだけに機能はシンプルだが、PCI Express 4.0 x4対応のM.2スロットを2基搭載し、USB 20Gbpsなど今後の拡張を左右する機能は一通りサポートする。無線LANはサポートしないが、有線LANがあれば問題ないという方も多いはず。
M.2スロットには2基ともヒートシンクが装備されていないが、ヒートシンク付きM.2SSDを使用する場合には無駄になるので、割り切って省かれたのだと考えられる。
過度の装備を省くという点ではこのマザーボードは徹底されている。しかし、拡張性は十分に確保されている。だからこそ低予算自作の強い味方なのだ。
ライバルと比較
2万円台で購入できる激安LGA1700マザーボードを比較した。VRMは8+2+1フェーズと、この価格帯では大きめの規模のものを採用するが、ヒートシンクなどは最小限。一方でUSB 20Gbps(Type-C)などトレンド機能は押さえられている。2.5GLANに対応していないが、これは需要がまだそれほど多くないことを見越してのことだ
microATXモデルと比較
[TEXT:滝 伸次]
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