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3万円台最強クラスの高コスパSocket AM5マザー!MSI「MAG B650 TOMAHAWK WIFI」【不要な出費を抑えたい人のためのお宝マザーボード8選】⑦
DOS/V POWER REPORT 2023年春号の記事を丸ごと掲載!
2023年10月14日 08:05
3万円台最強クラスの高コスパSocket AM5マザー
PCI Express 5.0 x16スロットもPCI Express 5.0 x4対応M.2スロットも、今のところ対応製品はごくわずか。そうした先進機能よりも、即戦力な機能が充実して、少しでも低価格なSocket AM5マザーボードが欲しい。「MAG B650 TOMAHAWK WIFI」は、そんな方にお勧めしたい1枚だ。
実売で3万5,000円と比較的低価格ながら、80A対応SPSを採用した14+2+1フェーズ構成のVRMを搭載するなど高品質仕様な点が魅力だ。右ページで解説しているとおり、冷却対策も万全で、16コアのRyzen 9も問題なく運用できる。
価格を抑えたモデルではあるがインターフェースは必要なものが不足なく揃えられている。M.2スロットはPCI Express 5.0には対応しないが、PCI Express 4.0 x4対応のものを3基サポートする。USBポートもUSB 20Gbps(Type-C)に加え、USB 10Gbpsポートを4基(うち1基はフロント用Type-C)サポートするなど十分と言えるものだ。
ネットワーク機能やサウンド機能も抜かりない。有線L A Nは2.5G対応。無線LANは6GHz帯を使って快適な通信を行なうことができるWi-Fi 6Eをサポートしている。オーディオコーデックにはRealtekの高音質ハイグレードモデルの「ALC4080」が採用されている。
全体的に隙がなく、まさに高コスパと言うにふさわしい製品だ。
ライバルと比較
3万円台で購入できるB650搭載Socket AM5マザーボードを比較してみる。どの機種もVRMは十分な仕様だが、本機は1クラス上と言えるものだ。さらにPCI Express 4.0 x4対応M.2スロットを3基装備するなど拡張機能も十分。PCI Express 5.0 x4対応M.2スロットが不要であれば買い得だ
上位モデルと比較
[TEXT:滝 伸次]
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