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GeForce RTX 4090は予想を超える売れ行き、PCケースや冷却パーツの売れ筋に変化

~ アキバのショップ店員が語る2022年 その2 ~

 2022年を振り返るこの企画。アキバのショップスタッフに特に印象に残った製品や出来事について聞いてみた。

 GeForce RTX 4090はびっくりしましたね。あんなに高い物がすぐに売り切れるのかと。円安で値上がりが続いていますが、有るところには有るんだなと。

 ビデオカードに関しては、Radeon RX 7900シリーズの登場でRadeonがちょっと盛り返したのは良かったですね。まあ、本格的な普及はこれからのラインナップ次第だとは思いますが。ほかは、Intel Arcは予想通り、GeForce RTX 4090は入荷状況が良くなかったので、その点が痛いなと。GeForce RTX 3080は10万円くらいになってから毎日のように問い合わせがありました。あとは、毎日上がったり、下がったりで、価格変更が結構大変でしたね。

 印象的なのはPCパーツ価格の高騰で、GPU価格が以前よりも落ち着いてきた一方で、新CPUや対応マザーボードの価格が上がって、一式の見積もり価格は上昇しました。とくにRyzen 7000シリーズ対応のマザーボードが高いですね。価格が下がったRyzen 5000シリーズはよく売れました。ビデオカードはGeForce RTX 4090が想像を超える需要で驚きました。GeForce RTX 4080の売れ行きはもう一声欲しいところですね。

 6月くらいまで、NVIDIA RTX A4000がもの凄く売れたのは印象に残っていますね。一気に100本注文が来たり、本当に凄かったなと。6月以降は在庫を聞かれることもパッタリと消え……、月に1本売れるかどうかになったので、ニーズが激減しましたね。

 円安の影響で価格がよく変わりましたが、ビデオカードは値下がり傾向だったので良かったです。特にGeForce RTX 3080が10万円を切った時はよく売れました。ビデオカードの影響でハイエンド電源がよく売れて、PCケースも大型化しましたね。高スペックを求める人が増えて、金額も高額になっています。

 実は10G対応のLANカードがかなり売れました。10G対応の回線プランが普及しだしたので、利用する人がかなり増えた印象です。半導体不足やニーズが増えた影響でIntelチップ搭載製品は一般販売用には流通量がかなり激減しています。うちでは安価な「NB-AQC107T1-S」が人気ですね。

 冷却ファンで売れているのはXPG VENTO PRO 120 PWMやThermalrightのTL-B12ですね。PCケースは、GeForce RTX 4000シリーズが出るまではDefine 7やNZXT H510 FLOW ホワイトがずっと人気でしたが、今は発熱を気にする人が増えたので、Meshify 2が売れています。あと、メーカーを統一するのがトレンドなので、PCケースも水冷クーラーも同じメーカーという人は多いですね。

 CPUクーラーに関しては、水冷を選ぶ人が圧倒的に増えましたね。新規で組む人もそうですが、Core i7で組む人は8割くらいは水冷です。あとの2割の人はNoctua製品かDeepcool AK620です。特にDeepCoolは強かったですね。対抗となるサイズのCPUクーラーはほとんどが廃盤なので。以前は虎徹が人気でしたが、今だとこのクラスはAK400が強いですし。