LGA1150マザーボードの新製品　(2013年6月1日)

　 Intelの最新チップセット「Z87」を搭載したASUS製ATXマザーボードのハイエンドモデル。

　IEEE 802.11ac(ドラフト)対応無線LANを搭載したモデルで、IEEE 802.11a/b/g/n/ac + Bluetooth 4.0カードを本体上部に搭載。ブリッジチップのPLX PEX8608を搭載し、16フェーズの電源回路を採用するなど、豪華なものとなっている。

　無線LAN以外の主な搭載デバイスは、GPU内蔵CPU向けDisplayPort/Mini DisplayPort/HDMI出力や、デュアル1000Base-T LAN(Intel I217V/Realtek 8111GR)、8chサウンドなど。SATAは6Gbps SATA×10ポート(内4ポートは追加チップによるもの)を備えている。

　 Intelの最新チップセット「Z87」を搭載したASUSの高耐久性microATXマザーボード。同社の高耐久性マザーボード「TUF」シリーズの属するモデル。

　同社の「TUF」シリーズはGRYPHON Z87は「Thermal Armor」が標準搭載となっているが、今回発売されたGRYPHON Z87は非搭載となっており、「GRYPHON ARMOR KIT」として別売りで提供されている。また、メーカーによると「採用プレートは、重いビデオカードなどの使用を念頭に補強的な機能も持たせた」としている。

　主な搭載デバイスは、GPU内蔵CPU向けDVI/HDMI出力、デジタル光音声出力、1000Base-T LAN(Intel I217V)、8chサウンドなど。SATAは6Gbps SATA×6ポートを備える。

　 Intelの最新チップセット「Z87」を搭載したASUS製ATXマザーボードの下位モデル。

　主な搭載デバイスは、GPU内蔵CPU向けMini DisplayPort/HDMI/DVI/VGA出力、デジタル光音声出力、1000Base-T LAN、8chサウンドなど。

　 Intelの最新チップセット「H87」を搭載したASUS製マザーボードのミドルクラスモデル。ATXの「H87-PLUS」、microATXの「H87M-PLUS」がラインナップされており、「Pro」シリーズの下位にあたる製品。

　H87-PLUSの主なオンボードデバイスは、GPU内蔵CPU向けHDMI/DVI/VGA出力、1000Base-T LAN、8chサウンドなど。SATAは6Gbps SATA×6ポート。

　H87M-PLUSの主なオンボードデバイスは、GPU内蔵CPU向けHDMI/DVI/VGA出力、1000Base-T LAN、8chサウンドなど。SATAは6Gbps SATA×6ポート。

　 Intelの最新チップセット「H87」を搭載したASUS製Mini-ITXマザーボード。

　主なオンボードデバイスは、GPU内蔵CPU向けHDMI/DVI/VGA出力、光デジタル音声出力、1000Base-T LAN(Intel I217V)、8chサウンドなど。SATAは6Gbps SATA×6ポート。

　 Intelの最新チップセット「Z87」を搭載したゲーマー向けASRock製マザーボード。

　同社のゲーム向けブランド「Fatal1ty」に属するモデルで、主なゲーマー向け機能として、マウスの反応速度を高速化できる「Fatal1tyマウスコネクタ」や、マウスの精度やキーボードのマクロを設定できる「キーマスター」機能などを備えている。また、サウンドプロセッサにはCreativeのSound Core 3Dが採用されている。

　この他、HDMI入力コネクタを搭載しており、スマートフォンやタブレットなどを接続することで、PCに接続されたディスプレイにスマートフォンなどの画面をパススルー表示できるようになっている。

　主な搭載デバイスはGPU内蔵CPU向けDisplayPort/HDMI出力、デュアル1000Base-T LAN(Intelチップ採用)、7.1chサウンド、eSATAなど。

　 Intelの最新チップセット「Z87」を搭載したASRock製マザーボードのミドルレンジモデル。上位の「Z87 Extreme 4」と下位の「Z87 Extreme 3」が発売されている。

　Z87 Extreme 4はHDMI入力コネクタを搭載しており、スマートフォンやタブレットなどを接続することで、PCに接続されたディスプレイにスマートフォンなどの画面をパススルー表示できる。この他、SN比115dBのDAC「Realtek ALC1150」やオーディオアンプ「NE5532」を搭載している点も特徴。

　Z87 Extreme 3はZ87 Extreme 4からHDMI入力コネクタやDisplayPort出力などが省略されたモデルで、SATAポートや内部USB 3.0ポートの数も少なめになっている。

　両モデル共通の主な搭載デバイスは、GPU内蔵CPU向けHDMI/DVI/VGA出力、1000Base-T LAN(Intelチップ)、7.1chサウンドなど。SLIやCrossFire Xへの対応もうたわれている他、マザーボードは防湿性能を持つとされている。

　 Intelの最新チップセット「Z87」を搭載したASRock製のmicroATXマザーボード。上位の「Z87M Extreme4」と下位の「Z87M Pro4」の2種類が発売されている。

　両モデル共通の主な搭載デバイスはGPU内蔵CPU向けHDMI/DVI/VGA出力、1000Base-T LAN(Intelチップ採用)、7.1chサウンドなど。上位のZ87M Extreme4については、SN比115dBのDAC「Realtek ALC1150」やオーディオアンプ「NE5532」、eSATAコネクタを備えている。

　 Intelの最新チップセット「H87」を搭載したゲーマー向けASRock製マザーボード。

　同社のゲーム向けブランド「Fatal1ty」に属するモデルで、主なゲーマー向け機能として、マウスの反応速度を高速化できる「Fatal1tyマウスコネクタ」や、マウスの精度やキーボードのマクロを設定できる「キーマスター」機能などを備えている。この他、SN比115dBのDAC「Realtek ALC1150」やオーディオアンプ「NE5532」を搭載している点も特徴。

　また、HDMI入力コネクタを搭載しており、スマートフォンやタブレットなどを接続することで、PCに接続されたディスプレイにスマートフォンなどの画面をパススルー表示できるようになっている。

　主な搭載デバイスはGPU内蔵CPU向けHDMI/DVI/VGA出力、1000Base-T LAN(Intelチップ採用)、7.1chサウンドなど。

　 Intelの最新チップセット「H87」を搭載したASRock製microATXマザーボード。上位の「H87M Pro4」と下位の「H87M」が発売されている。

　両モデル共通の主な搭載デバイスは、GPU内蔵CPU向けHDMI/DVI/VGA出力、1000Base-T LAN、7.1chサウンドなど。なお、H87M Pro4の1000Base-T LANはIntel製チップが採用されている。

　 Intelのビジネス向け最新チップセット「B85」を搭載したASRock製マザーボード。

　主な搭載デバイスは、GPU内蔵向けHDMI/DVI/VGA出力、1000Base-T LAN(Intel製チップ)、7.1chサウンドなど。

　マザーボードは防湿性能を持つとうたわれている。

　 Intelのビジネス向け最新チップセット「B85」を搭載したASRock製Mini-ITXマザーボード。

　主な搭載デバイスは、GPU内蔵CPU向けHDMI/DVI/VGA出力、1000Base-T LAN、7.1chサウンド、eSATAなど。

　マザーボードは防湿性能を持つとされている。

　 Intelの最新チップセット「Z87」を搭載した、ゲーマー向けのGIGABYTE製マザーボード。E-ATXフォームファクタの「G1.Sniper 5」とmicroATXフォームファクタの「G1.Sniper M5」の2製品が発売されている。

　両モデルが搭載する主なゲーマー向け機能は、ネットワークインターフェイスにKiller E2201による1000Base-T LANを搭載する点、サウンドプロセッサにCreativeのSound Core 3Dを採用する点など。また、搭載するオーディオ用オペアンプは交換が可能になっており、交換用オペアンプ×1と引き抜き工具が付属している。GPU内蔵CPU向けのビデオ出力コネクタはDisplayPortとデュアルHDMIを搭載。

　この他、G1.Sniper 5は独自機能として、水冷キットに対応したヒートシンクや、Intelチップによる1000Base-T LANなどが搭載されているほか、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN+Bluetooth 4.0対応カードが付属している。

　同社オリジナルの品質基準「Ultra Durable 5 Plus」に準拠している。

　 Intelの最新チップセット「Z87」を搭載したGIGABYTE製マザーボードの最下位モデル。

　主な搭載デバイスはGPU内蔵CPU向けHDMI/DVI/VGA出力、1000Base-T LAN(Intelチップ採用)、8chサウンドなど。

　同社オリジナルの品質基準「Ultra Durable 5 Plus」に準拠している。

　 Intelの最新チップセット「Z87」を搭載したGIGABYTE製のmicroATXマザーボード。上位の「GA-Z87MX-D3H」と下位の「GA-Z87M-D3H」の2種類が発売されている。

　両モデル共通の主な搭載デバイスはGPU内蔵CPU向けHDMI/DVI/VGA出力、1000Base-T LAN、8chサウンドなど。上位のGA-Z87MX-D3Hについては、DisplayPort出力を備えるほか、LANコントローラはIntelチップが採用されている。

　両モデルとも同社オリジナルの品質基準が採用されており、GA-Z87MX-D3Hは「Ultra Durable 5 Plus」準拠、GA-Z87M-D3Hは「Ultra Durable 4 Plus」準拠となっている。

　 Intelのビジネス向け最新チップセット「B85」を搭載したGIGABYTE製のmicroATXマザーボード。

　主な搭載デバイスは、GPU内蔵CPU向けHDMI/DVI/VGA出力、1000Base-T LAN、8chサウンドなど。

　同社オリジナルの品質基準「Ultra Durable 4 Plus」に準拠している。

　 ゲーム向けをうたうLANチップ「Killer E2205」を搭載したMSI製のゲーミングマザーボード。搭載チップセットはZ87。テスター用電圧端子の「V-CHECK POINTS」や、次回起動時に必ずBIOS画面にアクセスできるという「GO2BIOS」用ボタン、Multi BIOSなどを備えた上位の「Z87-GD65 GAMING」と、Multi BIOS非搭載で、V-CHECK POINTSのLite版などを搭載した下位の「Z87-G45 GAMING」の2モデルが発売されている。

　両モデルとも搭載デバイスはほぼ同じで、GPU内蔵CPU向けHDMI/DVI/VGA、8chサウンド（Sound Blaster Cinema）、1000Base-T LAN（Killer E2205）、mSATAスロットなど。このほか、高ポーリングレートのマウスを使用した際のレスポンスを向上させるというPS/2・USBコネクタ「ゲーミング・デバイス・ポート」や、サウンド効果を向上させるという「AUDIO BOOST」機能、CMOSクリアなどができる「イージーボタン3」、オーバークロック機能「OC GENIE 4」などを備えている。

　搭載コンデンサはZ87-GD65 GAMINGがHi-C CAP+Dark CAPで、Z87-G45 GAMINGが固体コンデンサ。両モデルとも同社独自の品質基準「Military Class4」に準拠している。

　 「Intel 8シリーズ」を搭載したMSI製microATXマザーボード。Z87搭載品、H87搭載品、B85搭載品の3モデルがラインナップされている。

　搭載デバイスはほぼ同じで、GPU内蔵CPU向けHDMI/DVI/DisplayPort/VGA、8chサウンド、1000Base-T LAN、光デジタル音声出力など備えている。SATAの構成が搭載チップで異なり、Z87/H87搭載品が6Gbps SATA×6ポート、B85搭載品が6Gbps SATA×4ポート+3Gbps SATA×2ポートとなっている。

　3モデルとも固体コンデンサ搭載で、同社独自の品質基準「Military Class4」に準拠しているほか、オーバークロック機能「OC GENIE 4」に対応している。

　 H87チップセットを搭載したIntel製マザーボード。ATXフォームファクタの「DH87MC」と、microATXフォームファクタの「DH87RL」の2モデルが発売されている。

　両モデルとも搭載デバイスはほぼ同じで、GPU内蔵CPU向けHDMI/DisplayPort/DVI、10chサウンド、1000Base-T LANなど。また、基板上にはmSATA対応のPCI Express Mini Cardスロットも用意されている。

　 B85チップセットを搭載したIntel製microATXマザーボード。

　搭載デバイスは、GPU内蔵CPU向けHDMI/DVI、8chサウンド、1000Base-T LANなど。