“燃えない”モバイルバッテリーやスマホ用工具、USBマウスジグラー、Meta Questシリーズなどに注目

　今年は自社製品が色々出ましたが「燃えないモバイルバッテリー」は特に注目度が高く、通販と店頭いずれも発売してすぐに売り切れになりました。また、円安の影響でストレージ系の価格設定が難しい1年だったと感じます。

　年間を通してよく売れたと感じた製品は、リン酸鉄を使ったモバイルバッテリーですね。リン酸鉄を使ったリチウムイオンバッテリーは高温環境でも安定動作し、発火や爆発のリスクが少ない素材と言われているので、安全性を気にする人に好評でした。バッテリーが燃えたりケーブルが燃えたりといった事故は定期的に起きているので、安心や安全を解体という人は増えた感じがしますね。

　スマホ用の工具に力を入れた一年で、かなり好評でした。個人的に工具は日本製のものを使う方が多いと思ったのですが、意外と中華ブランドもウケが良く、品質も思った以上に良かったです。中でも電動ドライバーや半田付けマットは特に売れてました。

　個人的にはUSBマウスジグラー関連がいろいろと脚光を浴びた年だったのかなと。アイネックスからはPC上でデバイスとして認識されないモデルも出ましたからね。

　VR関連で言うと、Meta Quest 3はQuest 2からの乗り換え、Quest 3Sは新規の方が多い印象です。ただ、身近にVR機器を使っている人がいると、いきなりQuest 3を選ぶという人もいます。あと、Quest 3Sが出る前はVRChat関連の問い合わせが多かったですね。ただ、最近VRを始める人はVRChat内で（コンテンツなどを）見ている人が多いのか、フルトラッキングに興味を持つようなクリエイティブ気質な方達とはちょっと客層が違うのかなという感じはします。

　今年は後半ぐらいからMeta Quest2などのVR機器に注目が集まり、日本の方だけでなく海外の方にも人気な印象を感じました。スマホについてはiPhoneはコンスタントに売れてて、Androidもメディア各社に載せてもらってるおかげで未使用セール品の売れ行きが良かったと思います。