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【PC自作の新常識】マザーボードに接続するファンなどのコネクタが足りない!非対応機器でType-Cコネクタを活用するには?
DOS/V POWER REPORT 2022年秋号の記事を丸ごと掲載!
2023年3月13日 00:00
Q、マザーボードに接続するファンなどのコネクタが足りない!
ファンやLEDパーツをまとめて制御したいときの基本知識
A、ファン/ LEDハブや分岐ケーブルを活用しよう
- 最近はハブ機能を搭載するPCケースが増えた
- 一つのポートに接続できるLEDデバイスには制限があることに注意
複数のファンやLEDデバイスを制御できる機能や分岐ケーブルに注目
LED搭載ファンを複数基装備する実売価格が2万円以上のPCケースでは、「ファン/ LEDハブ」を搭載することが多い。これは複数のファンやLEDデバイスを、マザーボードが装備する1つのファン/ LEDコネクタで制御できるようにするための機能だ。
こうしたファン/ LEDハブは、単体で購入することもできる。多数のファンやイルミネーションパーツを組み込み、ユーティリティから自由に制御したいなら、こうした機能や機器を利用するとよいだろう。またコネクタがあと1個足りない、というような状況なら、ファンやLEDの「分岐ケーブル」を購入し、コネクタを増やすのも一つの手だ。
A、USBアクセサリで利用可能になる
- マザーボードが対応なら、延長ケーブルで背面ブラケットへ引っぱり出す
- ケースが対応なら、USB3.0ヘッダ→Type-C変換でコネクタを変換
マザーボード上にフロント用のType-Cヘッダあるのにケースが対応していない場合を考えてみよう。背面ブラケットにType-Cを引き回す延長ケーブルが安くてオススメだ。
逆にケースだけが対応の場合、たとえば余ったUSB 3.0ヘッダがあればこれをType-Cに変換できるアダプタを加えるとよい。
A、卓上扇風機や簡易照明に使えるかも!?
- USB→ファン用4ピン変換でファンを回す
- USB→アドレサブルRGB変換でLEDを制御する
ファンをケース外で回すには、USB→PWMファン変換ケーブルを使う。USBは通常5Vなので、12Vに昇圧するタイプがオススメ。アドレサブルRGB LEDファンなら、市販のUSB接続のコントローラでLEDの制御は可能。4ピンのRGB LEDは12V駆動なので、USBを使う場合は昇圧する必要がある。
[TEXT:竹内亮介、石川ひさよし]
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