2008年11月22日
安価なメモリでRAMディスクは動くのか?
DDR2 2GB=1,980円のメモリで試すANS-9010
完成度は高いものの導入コストがかかるACARD ANS-9010。安価なメモリが使えればそれに越したことは無いと思っている人も多いはず。
そこで、11月8日に最安値だったDDR2 2GBメモリのバルク品を購入しテストしてみました。価格は2GB 1枚1,980円。今回は8枚用意しています。
左の写真が今回使用したメモリで、TEAM GROUP製のものです。ショップの価格表にはノーブランド品とだけ書かれていたもので、いかにもな怪しいメモリがくるかとある意味期待をしていたのですが、まともな物でした。
Memtest86+でチェックし、エラーが出ないことも確認しています。
メモリのチェックが終わったところでANS-9010にメモリを装着し、さっそくOSのインストールを行ってみました。
i-RAMのときはメモリとの相性問題が結構あり、Memtest86でエラーがでないメモリを使用してもフォーマットがうまくできなかったり、OSのインストールが途中失敗することもあったのですが、インストールは何事も無くすんなり終了。ベンチマークの値も正常範囲で、性能もしっかり発揮されているようです。
その後半日ほど使用してみましたが、OSのログにもディスク周りのエラーは記録されておらず、問題ない模様。安価なメモリでもちゃんと動いているので、メモリの相性に関してANS-9010はそれほどシビアではないのかも?
ちなみに、ANS-9010は上蓋が付いていますが、付けた状態で動作させるとかなり発熱するので、外して使ったほうがいいかもしれません。
□関連記事
【 2008年11月8日号 】 DDR2対応RAMディスク「ANS-9010」を試す
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20081108/sp_acard.html
2008年10月19日
ミニレビュー:電脳フィギュアを使ってみた
本日発売された「電脳フィギュア アリス」。さっそく買ってきたので使ってみました。一緒に買ってきたWebカメラはバッファローの130万画素モデル「BWC130MS05BKA」。
なんというか、男の夢系(?)「ちっちゃい女の子」。結構よく動くし、またよく喋る。
部屋を眺めたり、掃除したり、学校に遅刻(?)したり、etc......
着せ替えそのほかも「いかにも」ですな(苦笑
ほおっておくと、しゃべりまくりだし、わりかし同じ動作/セリフのループに入っちゃうので、今のところデスクトップアクセサリとしては向かなそうだけど、感じとしてはいい感じ。これは今後の発展次第かな。
ただし、CPUパワーは結構食います。
他のアプリがほとんど起動していない状態のCore 2 Quad Q6600、32bit Vista Ultimateで、←な感じ。
ちなみに気がついたことなど。
▼Webカメラは残像の残らない、高フレームレート/高コントラストのものが良。
残像が残ると、アリスや「指」が点滅状態になり、操作しにくい。解像度の高さより、フレームレートの高さを優先した方が良さそう。
▼アリスや「指」が点滅状態になる場合、背景に白い紙などを置くと認識が安定しがち
▼操作に使う「指」や「手」のマークは自作品でも反応する。
自作すると「指」と「手」を同時に使う、なんてのも可。四角の大きさで距離を判断しているようなので、「ネイルアートでネイティブな指」というのは難しそう(?)
(ちなみに「サイコロ」を自作してもアリスは2人出てこないそうです:芸者東京エンターテインメント談)
▼自作の「指」や「手」を指に貼り付けて使うと臨場感up?
▼インストールは5回まで、という制限があるので要注意
MTRON専用SSDの寿命診断ソフトを試してみた
SSD耐久テスト経過報告 その2
MTRON専用SSDの寿命診断ソフト「ファイナルハードディスク診断3.0(TM) SSD版(MTRON専用)」を購入したので、仕事場で使用しているSSDの寿命を調べてみました。
診断ソフトによると、寿命は「十分に余裕があります」とのこと。それだけ?!マジか!といった感じですが、これ以上の情報は自分の環境ではまったく見れません。転送モードなどの細かいディスクの情報は見れるんですけどね~。
メーカーのページを見る限り寿命は日付で予測すると書いてあり、アクセス状況を監視してグラフの表示などもできるようです。いろいろ試してみましたが、見れない原因は不明。もしかして日頃の行いがよくないからなのか………。
64bit環境が問題になっている可能性もあるので、時間ができたときにWindows XPをインストールしてテストしてみようかと思います。
ちなみに、テストしているSSDは今年1月からかなり酷使していますが、エラーなどはなく順調に動いています。
2008年08月08日
Ritek製SSD「NSSD-S25-32-C04M-PN」を試す -OS起動時間編-
ちょっと間が空いてしまいましたが、安価で高速なSDD「Ritek製SSDレビュー」の後編をお伝えします。今回はOSの起動時間編なので、ベンチマーク結果などは前回をご参照ください。下の動画は前回テストに使った環境とほぼ同じ、CPU Core 2 Quad Q6600、マザーボード P5K-E、メモリ 4GB(DDR2 2GB×2枚)、光学ドライブ×1、SSD×1(起動ドライブ)という構成に、Windows XP Professionalをインストールした時の起動の様子です。最低限のドライバ(チップセットとビデオカード)のみをインストールしたOSが軽い状態でテストしました。
正直激遅です。ベンチマークの数値が良かっただけに「そんなばかな!」と思い何回かやり直しましたが、結果は大してかわらず。
この環境でRitek NSSD-S25-32-C04M-PNを使用した場合は起動時間がものすごくかかってしまうようです……。これだとHDDの方が速いですね(苦笑)。
▼環境に左右される起動時間、場合によってはi-RAMを超える?
起動時間が遅いのは相性という可能性もあるので、ほかの環境でもテストしてみました。少しでも使い物になる起動時間になるといいな~ということで、ここから下の動画はnliteで軽量化したWindows XP Professionalを使ってテストしています。軽量化の内容は、個人的に不要なアプリケーション(セキュリティセンター、ゲーム、メッセンジャー)、画像や音声(壁紙、サンプルミュージック)、各種不要なドライバなどを削除した程度で、大きくは変えていません。
軽量化したOSを使い自宅のメインPCで試したところ、一発目から驚く結果が出ました。下の動画はCPU Core2 Duo E8400、マザーボード P5N32-E SLI、メモリ 4GB(DDR2 2GB×2枚)、光学ドライブ×1、HDD×2、SSD×1(起動ドライブ)という構成での起動の様子です。
起動時のバーが1目盛りも進みません(笑)。i-RAMでもRAID 0にしないとこんな速度はでないので正直ビビリました。一つ目の動画で激遅だったのはなんだったのでしょうか……。
もう一つはCPU Core2 Duo E6850、マザーボード GA-G33M-DS2R、メモリ 2GB(DDR2 1GB×2枚)、SSD×1(起動ドライブ)とSSD以外のストレージが無い状態の起動の様子です。ストレージが少ないことによるBIOS上のデバイス認識時間の短さと、見えにくいのですがOSが起動した後の砂時計の動きにご注目ください。
ほとんど見えませんが、起動後「ようこそ」画面が消えた直後に砂時計の表示は一瞬で消えています。普通は起動後に砂時計がしばらく表示され待たされるものですが、この環境では起動直後から操作可能となっています。
軽量化したOSの効果なのか調べるために、激遅だった環境でも軽量化OSでテストしてみました。
多少速くなったものの、やっぱり遅いですね。何かの相性なのか、マザーボードが故障しているのか……。この環境にSSDは宝の持ち腐れなようです。仕事場で使用しているPCなんですがね~(苦笑)。
▼環境を選ぶが速度面は優秀、唯一惜しい点は耐久性が不明な点
起動の様子を動画でお伝えしましたがいかがでしょうか?2万円台という価格を考えるとベンチマークの速度、起動時間、体感速度ともにかなり優秀だと思います。起動時間に関しては環境さえ整えば現状最速といえるような速度ですしね。
これでSLCチップであれば万人にお勧めできるのですが、MLCチップの高速SSDは登場して日が浅く、耐久性などに関しての情報はこれから出揃っていく状況です。使用者が少ないので、仕事の大事なデータをいれたり人命にかかわる仕事に使用するのはまだ避けたほうがよさそうですが、人柱になるのが好きな人や、SSDの世界を知ってみたい人には遊べるアイテムになっています。高速ストレージに興味がある人は是非使ってみてはいかがでしょうか。
・おまけ
以下は個人的な経験からの話なので参考程度に読んでください。
OSの起動に関してですが、今まで自分が使用したマザーボードでは、Intel製チップセットの場合ストレージデバイスの接続台数が増えるとWindows XP起動時のバーが1台につき3~4目盛りほど増加する傾向があるようです。nForce系のマザーボードの場合は接続するストレージデバイスの影響をほとんど受けない模様。起動時間をとことん詰めたい場合はnForce系のマザーボードが向いているかもしれません。
また、ベンチマークに関してはnForce系チップセットよりIntel製チップセットの方がいい値がでる傾向があるようです。トップスピードを重視する場合はIntel製チップセットのマザーボードが向いているかもしれません。
2008年07月27日
高速かつ安価なSSDの実力やいかに、Ritek NSSD-S25-32-C04M-PNを試す
MLCタイプでは最高速モデルとなる「Ritek NSSD-S25-32-C04M-PN」が発売されました。シーケンシャルリード120MB/s、シーケンシャルライト80MB/sをうたい、実売価格2万7千円と安価なので気になっている人もいるのでは?
これまでMLCタイプは「安かろう悪かろう」といった声をよく聞きましたが、カタログスペック通りの性能が発揮されればSSD大ブレイクの起爆剤となるかもしれません。
今回、スリートップから1台SSDを貸し出して頂けたので、簡単なレビューをお届けします。
▼MLCとしてはかなり高速
とりあえずということでHDDベンチマークソフトのCrystalDiskMark 2.1を使って速度を計測しました。テスト環境はCPU Core 2 Quad Q6600、マザーボード P5K-E、メモリ 8GB(DDR2 2GB×4枚)、OS Windows Vista Ultimate SP1という構成。
比較用にSLCタイプのSSD Mtron MSD-SATA3035032 と、10,000rpmのHDD WesternDigital WD740ADFDも合わせて計測しました。
CrystalDiskMark 2.1(1,000MB、5回平均)で計測した結果ではシーケンシャルリード103.6MB/s、シーケンシャルライト53.68MB/sとうたい文句よりは低くなりましたが、MLCタイプとしてはかなり高速です。体感速度に影響しやすいランダムアクセスはやはりSSDが高速ですね。
MSD-SATA3035032が現行のSLCタイプとしては微妙な値になっていますが、OS起動ディスクとして使用しているので、その影響があるのかもしれません。
ベンチマーク限定の話になりますが、安価な普及機としては十分魅力のある性能を発揮していると言えそうです。
▼Windows XPをインストールし体感速度をチェック、動作は軽い
体感速度は使ってみないとわからないので、Windows XPをインストールしてテストしてました。
OSのインストール時間ですが、インストールディスク投入からOSインストール完了までは20分程度。現行の高速なHDDとほぼ同じくらいではないでしょうか。途中、変なひっかかりなどを感じることもなく、その昔レビューを書いたSSDと比べると素直な挙動です。動作中に触ってみましたが、負荷がかかっても発熱はほとんど無い模様。
体感速度は個人差が大きいため個人的な感想になりますが、実際にOSを操作した感じはキビキビとしたSSDらしい軽さがあります。アプリケーションの立ち上がりもそこそこ早く、3万円以下のSSDもここまで来たか~と感心しました(笑)。ただ、書き込みの体感速度はHDDとあまり変わらないので、期待しすぎるとがっかりするかもしれません。 まあ、MLCタイプということを考えるとなかなかよくできているかと。
▼現段階では人柱向けだがコストパフォーマンスは高い
寿命や安定性など未知数な部分が多く、今の状況では人柱向けですが、速度だけみればなかなかの性能が出ており、入門用SSDとしてはお勧めできそうです。i-RAMやSLCタイプのSSDを使ったことが無い人にはいいかもしれません。使って楽しいアイテムにはなっていますよ。
▼次回予告、OSの起動時間は謎が多い結果に
「OS入れたのに起動時間のレポートは無しかよ!」と思われた方もいると思いますが、面白い結果が出たので、次回「続 Ritek NSSD-S25-32-C04M-PNを試す」で報告させて頂こうかと思います。ネタバレをしておくと、凄く速くて凄く遅い?です(笑)。それではまたの機会に!
2008年04月06日
SSD耐久テスト途中経過報告 その1
一月の後半にSSDを購入して耐久度テストを開始するとお伝えしましたが、3ヶ月ほど使用したので、途中経過を報告したいと思います。
▼不良セクタは発生していない模様 |
HD Tune 2.55を使って不良セクタが無いか調べてみましたが、結果は不良セクタ0。OSのログにもディスク周りのエラーは記録されていないので、正常に動作しているようです。 |
▼S.M.A.R.Tの結果を見てみるが……… |
現時点で正常動作しているのはわかりましたが、壊れる兆候が出ているのかどうかは知りたいところ。HDDの細かいステータスが記録されているS.M.A.R.Tの情報を見てみることにします。 左の写真がSSDのS.M.A.R.T情報なのですが、表示がおかしなことに。使用時間が-1時間だったり、電源投入回数が-1回だったり。MtronのSSD「MSD 3000」シリーズはS.M.A.R.Tに対応している点もウリの一つなのですが、これはいったい………。サポートしている機能を見るとS.M.A.R.Tの項目にチェックが入っているので、対応してはいる模様。ただ、かたちだけの対応のようですね。SSDはまだ未知の部分が多いので、エラー率などを見たかったのですが残念です。 ちなみに一番下はWesternDigital WD740ADFD のS.M.A.R.T情報で、こちらは使用時間や各項目のエラー率などが記録されています。 |
▼意外と頑丈?次回報告は夏前
一応エラーは無いという結果になりました。毎日デフラグしたり、かなりのデータを書いたり消したりして酷使しているわりには頑丈な印象です。寿命を心配する声が聞かれるSSDですが、それほど神経質に扱わなくても大丈夫かもしれません。耐久性はそれなりにあるようですね。
エラーが発生した場合は即ご報告しますが、特に何も無ければまた3ヶ月後くらいに動作状況をお伝えしようと思います。
300GB超プラッタ採用HDDの実力は果たして?
速い速いと言われているHDD、SAMSUNG「HD642JJ」とWesternDigital「WD6400AAKS」の速度を編集部のPCで計測してみました。ご存知のようにこの2台のHDDは、「300GBオーバーのプラッターを採用」しているという製品です。ディスクの記録密度を上げることで、速度が向上したということですが、さてさて結果はいかほどに。
計測ソフトには「CrystalDiskMark21」を使用し、比較用に「WD740ADFD(システムHDD)」を用意してみました。
結果は左の画像のように。
「WD6400AAKS」と「HD642JJ」のシーケンシャル読み込み/書き込みがそれぞれ100MB/sを超えると言う結果がでました。それ以外の数値もなかなかの数値です。
まだベンチマークしか計測していないため、実際に速くなったかは体感できていませんが、今後は色々とデータを入れて試してみようと思います。
2008年03月29日
i-RAM BOXを初代i-RAMと比べてみた
5インチベイに搭載可能なRAMディスク「i-RAM BOX」が入手できたので、初代モデルにあたるPCI接続版のi-RAMと比較してみました。
比較に行く前に一応i-RAM BOXの簡単な使用感ですが、本体冷却用のファンが搭載されているので、通電中は少しうるさい感じです。一般的なミドルレンジ向けビデオカードくらいの騒音かと。あと、給電が4ピンからになったので、扱いやすさはPCI接続版から格段に向上しています。PCI接続版は給電にシビアな面がありましたからね~。カバーが付いたおかげで直接基板をさわらなくてもよくなったのは安心感があっていいですね。
サイズ的にi-RAM BOXの方が扱いやすい |
写真上がi-RAM BOX、下がPCI接続版のi-RAMです。見ての通りですが、i-RAM BOXは奥行きが縮まった分横幅が伸びています。面積的にはあまり変わりませんが、奥行きが短い分i-RAM BOXの方が扱いやすい感じです。PCI接続版のi-RAMはハイエンドビデオカード並みの長さがあるために設置場所を選びましたからねぇ。i-RAM BOXは設置場所を選らばなそうです。 |
▼消費電力はほぼ同じ |
以前にPCI接続版i-RAMと「フタ(DCT-FUTA1)」を使って消費電力を計測した時と同じく、SamMax製PC3200 1GB(Infineon製チップ)×4枚と4ピン給電用のACアダプタを使ってi-RAM BOXの消費電力を使ってみました。結果は12Wで、PCI接続版i-RAM+フタ(DCT-FUTA1)の14Wより低くなっています。フタ(DCT-FUTA1)の分の消費電力を考えると、ほぼ同じと言っていいのではないでしょうか。 |
▼速度もほぼ変わらず |
CrystalDiskMark 2.1を使用して速度を比較してみました。結果はほぼ誤差といった範囲の差で、i-RAM BOXとPCI接続版i-RAMに速度差は無いようです。ちなみに、CrystalDiskMark 1.0/2.0はバグ持ちだそうで、使用している人は最新版を使うことをお勧めします。 |
▼S.M.A.R.Tはやはり非対応 |
すこ~~しだけ期待していたのですが、PCI接続版と同じくS.M.A.R.Tには非対応。そのほかHDDがサポートしているような機能は全く対応していません(笑)。S.M.A.R.Tに対応すると多くのRAIDカードで利用できる可能性が出てくるので、期待したのですが………。PCI接続版と同じく、RAIDで使用できる環境はかなり選びそうです。
ちなみに、下の写真はi-RAM BOXとPCI接続版i-RAMによるRAID 0のベンチマーク結果です。給電方式は違えどほぼ同じものなので、混ぜて使っても問題は無いようです。 |
PCI接続版と比較してみましたが、給電方法とサイズ的なことを除くとほぼ同じものと言っていいようです。性能的には良くも悪くも変わっていませんね。ただ、扱いやすくはなったので、ちょっとRAMディスクを使って遊んでみたい人にはお勧めできます。
また、フタ(DCT-FUTA1)が生産終了となり入手難となっているので、i-RAMを4ピン給電で使いたかった人にもお勧めです。フタ(DCT-FUTA1)を使ってPCI接続版を外付けかするよりも低消費電力ですしね。自分はPCI接続版を外付け化して4枚使っていますが、取り回しの良さと消費電力を考えて買い直したくなりました(笑)。
2008年02月28日
OROCHIをファンレスで運用してみた
10本のヒートパイプを使った巨大CPUクーラー「OROCHI」。「TDP 65W以下のCPUではファンレスで動作も可能(TSUKUMO eX.)」というこの製品。どうせならと僕も編集部のPCでファンレスに挑戦です。
CPU | Intel Core 2 Quad Q6600(2.4GHz) |
CPUクーラー | サイズOROCHI(ファンレス) |
M/B | Intel DP965LTCK |
ケース | サイズ 0509ULA-450-WW(ファンはフロント14cm一基のみ) |
温度チェックソフト | SpeedFan 4.33 |
負荷チェックソフト | Super π と 3DMark 06 |
スペックを見てもらえれば分かるかと思いますが、今回は「TDP 95W」のCore 2 Quad Q6600にてファンレス運用しています。そして、エアフローはフロント14cmファン一基(吸気)と電源ファン(排気)のみという劣悪仕様。
正直、この環境で運用するのは「ネタにはなるけど、自宅じゃまずやらないよな~」と個人的には思っていたのですが、意外や意外。なかなか面白い結果がでてきました。
結果は画像の通り、アイドル時が大体25℃ぐらい、Super π時では35℃ぐらい、3DMark 06では40℃ぐらいでした。
…使用している環境によりけりなのでしょうが、結果的に編集部のPCだと、普通にファンレス動作できちゃうレベルでしたね(驚
なかなか良い結果が出たので、もうしばらく使ってみて、問題なければ自宅でもOROCHIを導入してみようと思います。
※全ての環境でファンレス動作を保障しているわけではありませんので、ご注意ください。
2008年02月23日
静電気防止マウスパッドを使ってみる
先週本誌で掲載したサンワサプライの静電気除去マウスパッド「MPD-SE1BK」。いかにも「冬」な製品ですが、毎日の編集中、なぜか静電気体質になるワタシとしては、ちょっと期待の製品だったり。……というわけで、さっそく使ってみましたよん。
具体的に言うと、これまでは編集中に水を飲みに行こうとする度、洗面台で2/3ぐらいの確率でバチッっとくる………時間で言うと、2時間に1回ぐらいの間隔でバチッと来ちゃう人間だったんですが、これを使ってからはその確率が2/3→1/6に減った感覚。
つまり、まったく無くなった訳じゃないんだけれど、「かなり減った」という感じです。
マウスパッドとしての使用感はごく普通。Airpad Proのような特別な感覚はないですが、なにかマイナスになるポイントもなく、ごくフツーの布製マウスパッドとして使えます。デザインも見ての通り至ってシンプル。
全国ン千万の帯電家の皆様、おひとつどうでしょう?
ちなみにボールLoveだったマウスも、初代IntelliMouseからロジクール G5 LaserMouseに乗り換えてみています。
DPI切り替えボタンにWindowsクローズ/アイコン化を割り当てたりして、結構幸せな毎日でございます。
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