取材中に見つけた○○なもの

CPUはギガ時代に!Athlon 1.1GHzが登場した2000年夏の秋葉原

 今回は、1GHz越えのCPUが登場した2000年8月を中心に、秋葉原で見かけた商品を紹介します。当時はオーバークロックが注目を集めており、インターネット上の掲示板ではCPUの製造週による動作クロックの違いなど、オーバークロックに関する情報が盛んに交換されていました。

※社名、製品名、販売店名は取材当時のものです。

ギガ越えのAthlon 1.1GHzが発売、1GHz以下は大幅値下がり

過去最速となる1.1GHzのAthlonが登場。同時に旧モデルを中心にAthlonが値下がりし、特に高クロックモデルが購入しやすくなりました。当時このタイミングでGHzデビューした方も多かったのでは?(撮影協力:高速電脳、OVERTOP、Storm、TWO-TOP秋葉原2号店)

1GHzオーバーを謳うCPUクーラーが続々登場

独特な形状のアルミ鋳造製国産CPUクーラー「Twister」シリーズ(撮影協力:CUSTOM)
Slot 1/Slot A用CPUクーラー「VOS32KIT」
GlobalWINのCPUクーラーと排気ファンのセットモデル。排気ファンには組み立て式のダクトを取り付けます(撮影協力:OVERTOP)
ガス冷却システム内蔵PCケース「Vapochill」
CPUを氷点下15度にまで下げるというガス冷却機構を搭載しており、価格は8万円前後。メーカーのAsetekは現在オールインワン水冷クーラーのOEM元として有名です(撮影協力:Laser5)

AthlonのGolden Fingersに取り付けるオーバークロックツール

Slot A用Athlonのクロック倍率と電圧を変更するオーバークロックツール。オーバークロックしやすいとされる製造ロットが話題になるとともに、こういったツールも人気となりました(撮影協力:ソフトアイランド秋葉原店、OVERTOP)

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