取材中に見つけた○○なもの
Pentium IIIチップセットの本命「Intel 815」が登場、2000年初夏の秋葉原
2019年4月15日 00:00
このコーナーでは、編集部が過去に撮影した懐かしい写真を掲載していきます。
今回はIntelのFSB133MHz対応チップセット「815」を始め、2000年初夏に秋葉原店頭に登場した製品を紹介します(店名などは当時のもの。すでに閉店しているショップもあります)。
FSB133MHz対応のIntelチップセット「815」が登場
2000年5月にIntel 820がリコールされて以降、133MHzに対応したIntel純正のメインストリーム向けチップセットは空白となっていましたが、ついに念願の新チップセット「i815」が発売されました。ペアとなるコントローラ(ICH)の違いでi815とi815Eの2モデルあり、どちらもPC133 SDRAMをサポートしていました。
チップセットとしてはメモリは最大512MBまで、デュアルプロセッサは非サポートなどハイエンド向けのスペックではありませんでしたが、Intel 440BXの後継として長く販売が続けられました。
Socket 370を2つ搭載したデュアルCPUマザーボード
Athlon用の銅製スペーサーが登場
IntelのUSB接続顕微鏡に日本語版が登場
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